「物語はひたすら横にずれて行く」ボーはおそれている La Stradaさんの映画レビュー(感想・評価)
物語はひたすら横にずれて行く
『ヘレディタリー』『ミッドサマー』で、ニュー・ホラーの旗手として一気に知られる様になったアリ・アスター監督の最新作です。小心な男が里帰りしようとするだけなのに、次々と予期せぬ不運に見舞われ恐怖のどん底に追い詰められるお話です。
う~ん、確かに先の読めない不条理劇ではあるのですが、ホラーというほど怖くはないし、喜劇というほど面白くもありませんでした。物語が上がったり下がったりのうねりが感じられず、次々と単調に横にずれながら展開しているだけと僕には感じられます。絶賛コメントを多く見るのですが、これで3時間はちょっと辛かったな。
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