「ボーは何をおそれる?」ボーはおそれている やすもりさんの映画レビュー(感想・評価)
ボーは何をおそれる?
たまにクスッと笑わされ、ただ最後後味の悪さが残り、考えさせられる映画。
冒頭から主人公の妄想とも思われるシーンが続くが、話が進むにつれ、それは主人公が生まれてから続く壮大な仕掛けによるリアルと分かった時の怖さ。しかし、それ自体が主人公の妄想であることも否定できず。
ボーはなにをおそれる?自分の妄想を、死を、生を、自分の運命を?
ホアキン・フェニックスの最後の表情が、割り切れなさをかもし出す。で、その割り切れなさが、映画が終わった後、自分ごととして跳ね返ってくる映画。
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