愛にイナズマのレビュー・感想・評価
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火災避難の優待券でイナズマ‼️❓
優待券で鑑賞だからではないが、最高の映画の中の映画でした🎞🎟🎬
何より、最高のキャストが最高の演技。
松岡茉優と佐藤浩市は特に凄い、一つの場面すら、見応えがありすぎるくらい、体の奥底から滲み出る言葉と気迫、こんな映画にリアルタイムで出逢える奇跡。
その他、みんな名優揃いで、最高の演技で、ファミリーヒストリーと人生謳歌が錯綜する、映画史に残るであろうシーンの数々。
ああ、最高の映画🎞🎟🎦🎬、ありがとうございました😊😭
コメディ…ではなかったです。
コメディ映画だと思っていたので、少し戸惑いました。花子(松岡茉優さん)と正夫(窪田正孝さん)のラブストーリーでもなくて家族の物語かな。
序盤は、思うように生きられない「生きづらさ」と「理不尽」に胸が苦しくなる場面も。ただ、花子の「水吹き」はお見事でした。あと、家族の前だと恐ろしく口が悪くなる花子が可愛らしい。愛されている確信があるんだな、と思いました。
印象に残ったのは佐藤浩市さん!窪田正孝さんや池松壮亮さん、若葉竜也さんら今が旬の俳優さんと比べても背は高いし、雰囲気もある。改めてかっこいいと思いました。
微妙にわかりにくい
人間ドラマ寄りな作品。
コメディー目当てで行くとアテが外れる。
140分作品なので割と長い。
特に前半はイライラが多く特に長く感じる。
前半(女性監督の話)と
後半(家族の話)で印象の違う作品。
監督の方の話に解決編が描かれないのがモヤモヤする。
キャストだけは豪華。
花子の映画作りを通して描く生き辛い社会と普遍的な家族愛
高評価作品なので期待して鑑賞した。力感溢れる作品だと思っていたが、非常に個性的な作品だった。主演の松岡茉優を筆頭にして、芸達者揃いの俳優陣なので、個々の役者の演技は光っていてラストまで退屈することはなかった。作品としては家族愛が際立つが、まとまりに乏しいバラバラな印象だった。そこに作り手の意図を感じた。
本作の主人公は折村花子(松岡茉優)。彼女は小さい頃から夢だった映画監督デビューを目前にして充実した日々を過ごしていた。そんな状況のなかで、彼女は、魅力的ではあるが空気を読めない男・舘正夫(窪田正孝)と出会い恋に落ちる。彼女の人生にようやく春が来たと思いきや、狡猾なプロジューサー(MEGUMI)に騙され、監督を降板させられた上、作品企画も横取りされてしまう。絶望した彼女だったが、正夫に励まされ、10年以上音信不通だった、頼りない家族(父と兄二人)を訪ね、彼らの協力を得て、夢への再挑戦を始める・・・。
満天の星空のような作品だった。個々の星(役者)は輝いている。そんな役者達で構成される各エピソードは星を集めた星座のようであり観客が線を加えること(考察)をしなければ明確な形(エピソードからのメッセージ)は分からない。
観客が線を加えるのを怠れば、エピソードの形は分からず、ただ星がバラバラに点在しているだけになる。役者達がバラバラに演じているだけの散漫なエピソードになる。家族愛のエピソードは星座ではなく月である。星空の中で際立っている。月の形には満ち欠けがあり、本作で描いた家族愛を観客がどう感じたかで、満月にも新月にもなる。月の形は変わるが月の存在は普遍である。家族愛が普遍であるように。
本作は、観客に委ねるところが多く、考えながら観ないと演者達の演技の輝きしか見どころは無くなる。集中力を高めて鑑賞して欲しい。それにしても、最近、観客に委ねる作品が多い。本作のような作品を観ると、作り手の強いメッセージシャワーを浴びる作品が恋しくなる。
理由などなく存在を確かめずにはおれない。
普段、選んで見ない類の作品を選んで鑑賞。
トレーラーからでは松竹人情喜劇風な雰囲気を受け取ったが、かなり現代風、ポップなファミリーものだったと感じた。
家族だろうと隠し、隠され、みなバラバラというのが人間だ。
だがそんなお互いだろうとも、互いが互いの存在を確かめ合おうとする、のが家族。そう振り返る。
「理由はあるのか」という言葉も多用される本編。そんなもの確かめてどうする。理由などさておき、それは家族だからだ、と言わんばかりに。
モロ、コロナ禍というのも映画作品としては初めて見る設定で、
当時をとおして観るとなお興味深い。
不意の断絶と、理由なく存在を確かめずにはおれない人々。
群れで暮らす人の、なにか原初を垣間見るような、ワイルドでどこか懐かしくも不思議な1本だった。
ただ前半はハナコ(映画業界)中心も、後半は長男(まとまりゆく家族)中心に切り替わる所がどうしても作品としての一貫性が、ラストショットも含めて観ると説得力が欠ける? ブレる? ような気がしている。
家族の中では唯一、他人の窪田さんのキャラが、あり得ないのに馴染んでいてこの作品の華だと思った。
追記)
そうか、前半部分の作り手の葛藤に「月」とだぶるなと思えば、同じ監督だった!
まさに陰と陽、合わせて撮るのが精神衛生上もよさそう。
しかし監督、色々詰め込み過ぎだよう。
クスっと笑えて、ホロリと泣ける
ポスターはおもいきり恋愛映画っぽいですが、ストーリーの軸はバラバラだった家族の再生物語。石井裕也監督のオリジナル脚本はやはり面白い。鑑賞後に余韻がすごく残るんだよなぁ~。
イヤな奴がけっこうでてくるのも世の中の現実だし、主人公がけっこう毒を吐いたり、正夫の空気を読めない感じも、人間らしくて良い。
松岡茉優さんの演技は業界内で天才と言われているらしいですが、やはり天才でした。水吹き出しシーン、お見事。
勝っ手にふるえちゃいました
愛にイナズマ
石井裕也監督のオリジナル作品名はユニークで、よくわからない題名が多い。
でも、そんなの関係ねぇ~
どしゃ降りのイナズマの中でのあのシーン。
涙出た。ふるえた。
アベノマスクに日の丸かよ❗
やってくれるじゃねぇか。
顔のちっちゃい窪田正孝(正夫)にさらにちっちゃいガーゼマスク作ったな。
あざと過ぎるぞ。と、突っ込む気満々の出だしだった。
家賃払えないのにカウンターバー行くか?
お金がないときはまず米買って、マヨネーズかけてしのぐんだよ。
よくわかんなかったのは最初から2度は音程低いアベックのカラオケシーン。
遊んで来るんだよね。この監督は。
路上飲酒の大人2人にひとりで挑む高校生なんかいねーよ。今どき。
しかし、
オリジナリティーで勝負するクリエイターにとって、許し難い狡い手を使うプロデューサーと最初からグルの助監督。暇な奴らは真面目にやってるものには思いもつかないようなふざけた汚い手をいけしゃーしゃーと使って来る。
仲野太賀は松岡茉優の代わりに早々に退場。
理不尽にナメられて黙ってられるか。
なかったことにされてたまるか。
オイラも若い頃、同じような手を使われて悔しくて眠れない日々を経験したからよくわかる。だから、あのシーンは悔しくて悔しくて涙が出た。
700万円よくためた正夫。
1500万円が3回でてくる。
家族の秘密。
ほんとはハグして欲しかった子供。
ほんとはハグしたかった親。
家族を知らない正夫がちゃんと撮ってた。
泣けるねぇ。
しかし、みんないい役者になったなぁ。
MEGUMIは編集長とかプロデューサー役が最近多いねぇ。MEGUMIと三浦貴大も憎たらしい役がはまって来た。この映画を支えているのはもしかしてこの二人なのかもしれない。
ちょっと心配なのは石井監督がさらに引っ張りタコの商業映画監督になって牙を抜かれてしまうこと。
プロデューサーには負けないぞ、騙されないぞという意気込みもこの映画にあわせて込めたから、そう簡単には丸め込まれないと思うけど、やっぱり心配。
期待を込めて🌟5つつけたからね。
これからも、こうゆう腹にイチモツを抱えたアウトサイダーたちの作品を作って欲しい。
池松壮亮主演の宮本から君へと同じく、エレファントカシマシのラストソング。
よかった。
チャプター分けして、最後にもタイトルもってきたあたりに監督自身のかなりの自信が感じられた。
一億ボルトの電流で感電はしなかったが、節々で低電流がビビッと流れる...
一億ボルトの電流で感電はしなかったが、節々で低電流がビビッと流れるような作品。
なんとなく箪笥の奥底に眠っている小さめのマスクを引っ張り出したくなりました。
ココロのままに
エンディングはエレカシ!決まったあ!
松岡茉優、窪田正孝、佐藤浩一、池松壮亮と
豪華俳優陣。
予告見て想像してたような話じゃなかったけど
面白かったです。
140分。前半はたっぷり余裕をもった演出で、
コロナ当時の停滞感、閉塞感を感じました。
コロナ明けは一気にドライブしていく感じ。
家族が揃ってから、ラストまではグッと引き込まれました(でも後半は窪田正孝が存在薄い)。
そんで最後にエレカシ。やられた。
私、『月』はまだ観られておりません
映画.comに評を上げるのに、まず断っておかなければならないのは、私、『月』はまだ観られておりません。正直「逃げているのでは」と言われても否定しきれませんが、取り合えずその点ご容赦いただけると。。(Facebookで読んでいる方は「何のことやら?」かもしれませんが、興味があれば検索してみてください。)
そもそもですが、私の石井裕也監督に対する印象は賛否つけがたく、とは言え当然無視はできない存在です。特徴はやはり彼の描く独特な世界観とキャラクター描写だと思うのですが、それにハマれるかどうかが評価の分かれ目じゃないでしょうか。なので、作品によって評価のバラツキもありますし、その評価基準も「良し悪し」というより「好き嫌い」の方がしっくりくると思います。オリジナルの脚本も、原作のあるものの脚色においても「石井印」と言っても過言でない気がしますし(だからこそ、『月』はどう観ていいのか悩んでます)、何といっても役者たちの本気を感じる演出は秀逸です。と言うことで、結局は称えざるを得ない監督の一人だと思います。
と、この導入から本作をけなすわけないのは見え見えですが、本作は何なら自分でも予想以上に良かったですね。刺さりました。
設定や脚本的にたとえ現実から若干浮遊していても、「生き方下手」+「むきだしの感情」+「家族という関係性からの呪縛」というコンビネーションが巧く構成されていて、要所要所でエモみ強めです。特に、笑えること、笑えないことがどっちもストレートで、ついつい感情を持っていかれてしまうのです。
と言うのも、やはり今作も間違いない俳優たちの演技ですね。比較的小さめな役でも間違いのない布陣で、まさに枚挙にいとまがないほど皆さん素晴らしいのですが、敢えて一人に絞るとしたら、と言うか「敢えて言うまでもない方」なのですけど佐藤浩市さん、いや~素晴らしい。いい感じに歳を取られていて(とは言えまだまだお若いですが)しっかり父親役が堂に入っていて、まったく違和感なく説得力がある演技で惹き込まれました。
加えて、(詳細は省きますが)自分にとって観たタイミングとしても「相乗効果」を生んでいるのかもしれませんが、それも作品との「出会い」です。と言うことで、自分にとっては石井監督作品として暫定一番お気に入り作品。あくまで個人的な感想ですが、傑作でした。
(やはり『月』から逃げてはいけない気もしますが、、、明言は避けておきます)
松岡のファン
勝手にふるえてろ 以来の松岡茉優主演映画を鑑賞。
自分的にこの女優さんはビジュアル的にどストライクな異性なので評価甘くなりますね。
世渡りは下手な人は結局はチャンス逃すよね な表現な作品ですが出て来るキャラクターは愛すべきな人達です。
この作品の見どころは 松岡茉優の生意気な嫌な妹感を演じてる松岡茉優の女優魂ではないかと。
勝手にふるえてろ以来の松岡ファンの私なので、BerryMAX楽しめた映画です。
ブルーレイ出たら買います。
何を見せられたんだろう?
予告で興味を持ち、役者陣も好きな人が多かったので、期待してみましたが、前半がとにかく退屈で、物語への興味を完全に失ってしまいました。
後半の家族愛の話としてなら、素敵な感じはしなくもないですが、それならもっとそこを描くべきです。とはいえ、これ以上長くなっても楽しくなるとも思えず、後付けの「実はこうでした」を連発されても……。
映像や脚本の遊びにも気づきましたが、そこに力を入れる前にやるべきことがあるでしょ?
リボルバー・リリーの酷さはネタになりましたが、これは語る気にもなれません。
よかった
自然にシーンが切り替わる展開と、自然な家族の会話が面白かったし、赤にこだわり赤い服着た親子の姿も笑えた。1500万円も何かのキーワードのようだった。
大袈裟に笑えて泣ける、ではなくて普通の家族のテンションで、クスッと笑えて悲しくなる。いい家族だった。
ちょっと難しすぎる作品
中々ストーリーが掴めず最後まで煮え切らない作品でした。
家族の愛情、絆を伝えたかったのかも知れませんが、それであれば遠回りしている気がします。
もう一度観るとわかるのかも知れません。
おもしろかったです。
映画「愛にイナズマ」を見に行ってきました。
「家族」というもののめんどくささ、おもしろさを考えさせられました。
それから、仕事の関係者の偉い人からいろいろ理不尽なことをされたり、理解不能・意味不明なことを言われたりするのが私も経験があるので印象に残りました。
おもしろかったです。
紹介文を見たらコメディってあったけどコメディではないように思う。 ...
紹介文を見たらコメディってあったけどコメディではないように思う。
主演の女優を美しく撮る気もないし、誰向けなのかよくわからなかった。
ただ自分には刺さる好みの作品。
オチてないように思えるのと、ちょっと冗長なシーンがあったこと、父親の過去を報せるところの演出がマイナスポイント。
心からヒットして欲しいと思う作品なんだけど、そうはならないんだろうね。
全177件中、101~120件目を表示