劇場公開日 2023年10月27日

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愛にイナズマのレビュー・感想・評価

全147件中、21~40件目を表示

1.0愚痴?

2023年11月24日
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評価が高い理由が良くわからない。
全て中途半端だと思いました。

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けな

1.5今さらアベノマスクをネタにされても

2023年11月24日
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寝られる

前作から2週間で公開された石井裕也監督・脚本の新作なのだが、語りたい・訴えたいものがいろいろあるのか知らんが、それらを整理できてないまま出されちゃった印象で、練られた脚本とは到底思えない。

アベノマスクやら給付金やらコロナ禍での社会派風のネタはホントにただのネタでしかなく、1500万円繋がりもぐだぐだ会話もコメディとして一切笑えない。池松君の恐竜好き、若葉竜也のカトリック入信、松岡茉優の赤へのこだわりなどのキャラ設定も意味不明。父・佐藤浩市の取ってつけたような過去バナには1ミリも共感できないし、兄妹たちは消えた母親が心の傷になっている訳でもないし、これ、どこが家族の物語なの?

うんざりするのは、自殺や死の話が無駄にいくつも出てくること。また、振り込め詐欺グループが許せないからと殴り込みに戻るとか、なにかってーとビールで乾杯するとか、今どきどういうセンスなのか。時折挿入されるスタンダードサイズのカメラの撮影画面も意味や効果がまるでわからないし…。

松岡が劇中で使いたいというエピソードを、理由や意味がないと三浦貴大が批判すると、松岡はこれは自分の作品なんだからそれでも入れたいと言うんだけど、これって本作への監督自らのエクスキューズなのかな? 前作・月で少しはがんばってると思えた石井監督だが、茜色やアジアの天使の印象同様、やっぱ自分は楽しめない作風の人だと再認識してしまった。

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ジョンスペ

4.0家族

2023年11月21日
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知的

難しい

幸せ

映画監督で取りたいのは家族愛
バグをする家族

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こえん

4.5アベノマスクも役に立つ

2023年11月20日
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いろいろ突っ込みどころはありましたが、楽しく観られました。三浦貴大さんのゲス野郎な感じ、この業界で働いていると非常にリアルで笑うに笑えず(泣)。主人公と似たような境遇も経験しているので、非常に共感することができました。マスクは我々が全てを曝け出すことができないことの比喩なんでしょうね。血が滲むシーン、日の丸に見えたのは気のせいでしょうか(笑)。

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ハチ

3.0とにかく前半が辛い。けど終わりは良い

2023年11月20日
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辛い、辛い、生まれて初めて途中で帰りたくなるくらい前半は辛かった。ずっとイライラが続く最初の20分が特にひどく、二章が終わる1時間くらいまで何度時計を見たことか。とにかく嫌なやつしか出てこなくて反撃もないから腹の底から嫌気がさした。後半はスカッとするはずと信じてなんとか我慢。結果、スカッとまではしないけど、まあきちんと上書きされる展開があってホロリ要素も笑える要素もあって、見終わった感触は悪くなかった。

過剰な悪役は常套なのに、これに限って何が自分の琴線に触れたのか、なぜそんなに嫌だったのか。とにかく一番我慢ならなかったのが荒川。今どきそんな台詞言うか?古いんじゃ、と思うのになぜか聴き過ごせない。自分の考えを上から押し付け、自分が正しいと信じて相手を平気で馬鹿にする人に現実でも困っているから、その誇張版が偉そうにしてる姿が幾らフィクションでもたまらなかったのかも。いつかもう一度見てこれが耐えられる日が来たら自分の成長を感じるんだろうか。。

松岡茉優は後半ブチ切れてからが最高。
ブチ切れた彼女を見て、口悪くなるんですねーと平坦に突っ込む窪田正孝が可愛らしい。
オドオド父さんの佐藤浩市もいいし、明かされる家族の秘密とそれに対するみんなの反応もいい。

アベノマスク、確かに小さ過ぎたしひどい無駄遣いだったけど、マスクがない、なんとかしろと大騒ぎする人たちに直面してた側としてはふぅと一息つけるタイミングだったのも確か。最早少し懐かしく、コロナ禍なんだったんだろうね、と振り返る時期なんだね。

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alvo

4.5消えた女より消せない男

2023年11月20日
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家出をした母親を中心に家族を描きたいと思っていた映画監督の花子は、ネタをプロデューサーに横取りされた腹いせに、本当の家族の映画を撮ろうと10年ぶりに家族と再会する。
配偶者や子供といったクッションがなければ、短気で愚直な父親と変わり者で独り者の長兄、次兄、花子の家族の再会は、確かにきつくてうざい。
きついんだけれども、両親の秘密を知ったとき、家族はなぜか結束してしまったのだ。
ほんとうのことを知ることは得策ではないが、愚策でもないということか。
人の知らなかった部分を知り、態度や行動や噂だけで、ひとりの人間を決めつけることの愚かさを知ったからだろうか。
家族の主観を世の中の客観に変える他人(ここでは花子の恋人正夫)の存在が大きかったのだろうか。
こんな程度で家族が結束するのかと賛否両論はあろう。だが、確かに家族はひとつになったのだ。

父親が、ひさしぶりに再会した家族に向かって、「ハグしよう」という言葉で、ふいに目覚めた。
家族は、はるか昔にはお互いハグしあったのだ。
大人になって、照れくさくて面倒くさくて、ハグする感情や感覚をすっかり失ってしまったのだ。
でも、うざくて面倒くさい家族はまとわりつき、消そうにも消せない。

 消えた女(母親)よりも消せない男(父親)。花子の言葉がとても深くて心に沈む。

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ジョー

1.5長すぎました

2023年11月19日
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後半トイレを我慢するのが大変でした。前半の松岡さんと窪田さんのバーでのたどたどしく不器用な出会いとかすごい面白かったんだけど。後半の佐藤さん池松さん達家族との絡みが長すぎて飽きてしまったので1時間30分位にまとめたら見やすかったと思います。全編コロナ禍を舞台にしてもよかったし。アベノマスク姿の窪田さんのキャラはインパクトあっておかしかったし松岡さんもいつものようにクセのある演技よかったです。それと酒を飲むシーン多すぎだと思ったけど監督の趣味ですかね

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自称こうちゃん

4.0個人的にはこういうのは好き

2023年11月19日
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コメディと銘打っているが、コメディを主戦場にしている役者さんは出ていないし、内容的にも、どちらかというとちょっとシュールなヒューマンドラマという感じ。
そういう意味では、いかにも東京テアトルらしい作品。

序盤の主人公・花子(松岡茉優)と助監督・荒川(三浦貴大)のやり取りあたりは、脚本家の独りよがりみたいな感じだが、その後は物語として、きちんと成立している。

劇中で「こんな家族はいない」という台詞が繰り返されるが、むしろ、関係性に限って言えば現実世界でもこんな家族は沢山いるのかも?

個人的には、松岡茉優はやっぱり魅力的だなと思う。
ルックスは勿論だが、健気に訴えかける時の鼻に掛かった声がいい。

益岡徹の人情味溢れる表情や北村有起哉の渋い雰囲気もいい。

そういえば、日テレが絡む映画というと今までは人気タイトルが原作にあって、大手映画会社が配給するというのが鉄板だったのが、ここのところ、それが少しずつ変わりつつあるのは興味深い。

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藤崎修次

4.0愛に赤とアベノマスク

2023年11月18日
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『月』を見たばかりの石井裕也監督作品ですが、『月』とは対極的な面白さがありました。
しかし面白かったのだけど、どう面白いのかを説明するのは難しい作品でもありました。
「役者の演技が皆素晴らしかった」なんてありきたりでつまらない感想も書きたくないしねぇ。(実際に見事なアンサンブルだったのですが…)
まあ本作の場合、個々の演技の巧さが、物語の設定と組み合わせにより、より高いレベルに到達して行くのが見ていて凄く面白かったです。

しかしこれも『月』と似た点なのですが、物語が二重構造になっていて、観客によっては勘違いしやすい(というか焦点がズレる)気もします。なので、見る人の立場によっては賛否が分かれやすい作品だと思います。
『月』の場合だとフィクションであっても実話が元になっているので、現実の障害者や施設関係者が見ると、フィクションとしては見られないであろうし、本作の場合だと映画関係者が見ると、同様の感情になるかも知れません。
まあ、我々の様な部外者の観客であれば、あんな人もいるだろうなぁとは思いますからね。
本作の映画プロデューサーや助監督の悪役ぶりや、携帯ショップ店員の応対、食堂シーンの詐欺グループの社会のクズ達の馬鹿丸出しの会話なども、もっと複雑さはあるにしても現実に確実に(しかもかなりの割合で)存在している人種ではあります。
そういう意味では本作の場合、最近では珍しい位にハッキリとした“勧善懲悪”モノとしての設定がなされていて、それが噓臭くない辺りがこの作品の捻りの面白さなんでしょう。

で、何が“捻り”なのかというと、従来の“勧善懲悪”モノって個人の善悪の資質の違いとして描かれていますが、本作を見ていると社会というもの自体が理不尽であり、人間はその理不尽に対してどのように立ち向かうのかが、人によってそれぞれに違うっていう風に描いているのです。
ある人は狡猾に、ある人は暴力的に、ある人は実直に、ある人は無関心に、ある人は無気力に、ある人は鷹揚に、ある人は信念を持って人それぞれの特性を持ってこの理不尽に立ち向かっているのだろう、という事がこの作品を見ているとなんとなく感じられます。

ただこの監督、映画人が映画人をあれだけ酷く描くというのは、実体験があるのかも知れないし、けっこう根に持つ性格なのかも知れません。その辺りは非常に共感出来ましたが(苦笑)
あと、この作品には“恋愛映画”と“家族映画”という側面があるのですが、これについては石井裕也という人が映画に何を望んでいるかの明確な回答なのでしょうね。非常にロマンティストな人なんだと思います。

追記として、“アベノマスク”がこれほどにも(映画の小道具として&社会的意味として)有効利用されたのは初めてみました。

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シューテツ

4.5この俳優陣である理由がこの映画にはある

2023年11月17日
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公開してまだ20日足らずなのに上映館が。。。
長尺の映画って敬遠されがちだけど、それでもこんなにやらなくなる?
松岡茉優推しとしては「勝手にふるえてろ」に劣らず彼女の魅力が満載なのだけど、窪田正孝とか佐藤浩市とか池松壮亮もそりゃ出るしやっぱり素晴らしいよ
中野英雄が劇中で仲野太賀紛する落合に言及するのは今思えばフラグ?

映画の冒頭からしばらくは鬱々としててこんな感じ?って思うけど、映画でもコロナ明けてからの怒涛の展開が笑いあり、涙あり
みんな恥ずかしがらずにハグしようぜ!

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moto

5.0楽しい!うまい!

2023年11月17日
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松岡茉優うまい!この人凄いわ。三浦貴大のやらしさもいい。
ストーリーもいちいち楽しめました。
何回かじんときたけど、海鮮屋さんのオヤジの話のところは特にいい。
最初からの登場人物ではあるけど何者かわからなかったのが一気にわかる感じがよかった。

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khapphom

4.0笑いあり涙あり

2023年11月14日
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泣ける

笑える

悲しい

笑いあり涙ありで最後まで感情が忙しかった。花子の一つ一つ紡ぐ言葉にハッとさせられるし、観終わった後もしばらく余韻に浸ってしまうくらい胸に残る。家族や友情とのつながりが描かれた作品なのでどんな人でも観れる作品だと思う

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ゆそ

5.0「理由なくても」

2023年11月13日
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泣ける

知的

幸せ

今年214本目。

俳優さんの演技が凄過ぎる。全員飛び抜けて上手い演技。邦画でbest1かなと。140分ずっとゾーンに入っている感じ見ていて。こう言う作品に巡り会えた日は嬉しくなります。
内容少し書くと赤が隠れたテーマだったなと。なぜ赤が好きかは描かれなかったが、理由がなきゃ好きな映画撮っちゃいけないんですかに通じる、人間は理由なくその事を好きになっていいも伝えたかった内容だったと思います。

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ヨッシー

3.0タイトルはこけおどし。

2023年11月13日
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松岡がインタビューで「出演者AVENGERSかよ」と言ってたが、若手はたしかに皆んな主役級!なかなか贅沢な映画だが話はかなり地味だ。
映画作りが軸になってるかと思ったら後半はそうでもない。父と子の間にある色んな秘密がっ、、っていい話ですわ。
役者の実力とテンポの良さでサクッと見れたが、なんやらばらけた印象。親子の愛情エモい話なんだが読後感がさらっと、、まあ、それが良い所なのかもね。

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masayasama

4.0いろんなシーンで多様性を感じた。4回くらい泣いた。良かった。

2023年11月13日
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泣ける

悲しい

幸せ

恋愛コメディかな?と思ったら恋愛もコメディもそんなにない。ヒューマンドラマが強かった。
この映画で感じたのは多様性。世の中にはいろんな考え方があって、いろんな人が存在しているということ。
5人の食事で2人だけが神に祈っている映像はなんだかシュールに感じた。
路地裏の酔っ払いと中学生もそうだけど、
考え方が違うからこそ、ぶつかってしまうこともたくさんあるんだと思う。
こういう人もいる、こういう人もいる。と思ってみていた。
飛び降りのヤジおじいさんも、本音でそういっていたのかもしれないけど、みんなが不安になっている中、これを言ったらウケるんじゃないかという気持ちもあったのかもしれない。
ほとんどの人は、自分が正しいと思って生きているんだと思う。
それが本当に正しいか間違っているかは、判断できないこともあるけど、可能なら、認め合って生きていければいいと思う。「こんな考え方もあるんだな」「こんなこともあるんだな」「この人はこんな考え方をしないといけないほど追い詰められているのかも」。
舞台はコロナ直後かなと思うが、まぎれもなく2023年の映画だと思った。

昔生物の先生が「絶対はない。常に例外がある。」と言っていた。世界がひっくり返ることってあると思う。今まで築き上げてきたものが変わることもあると思うし、変えることもできると思う。松岡茉優ちゃんにすごく共感した。

家族の前で口が悪くなっちゃう松岡茉優ちゃん、わかるよ!うちもそうだよ!
大学時代バイトでずっとへこへこ接客して、バイト終わりに親と電話をしていて、それを見た先輩から「お前は猫かぶってたんだな、家族との電話が本性だろ」と言われたことがある。バイト中の丁寧な態度を取ろうとするのも親の前ではっきりものをいうのもどっちも本当の自分だと思ったけど、何も言えなかった。親の前で汚い言葉をバンバン言う松岡茉優ちゃんが過去の記憶を肯定してくれた気がした。

お父さん役の佐藤浩市さんの存在感は本当に圧巻だった。ぐいぐい引き込まれてしまった。
長兄のセリフで「俺は長男だ。親父は体のことが心配だ。お前は聖職者だ。お前は女だ。そして君は妹を守る義務がある。俺が行く。」というセリフがとても頭から離れない。長男の覚悟を見せたセリフだった。
MEGUMIさん好きなのでああ~嫌味な役かああ~と思った。もう少し憎まれ役感が強い人が良かったかな。
助監督のおじさん嫌味の演技すごい。これはすごい、腹が立って二度と見たくないレベル。
松岡茉優ちゃんすごいな。自分ならこんなことされたら録音して社会的に抹消する。
窪田正孝さんってもう中さんみたいな役もそつなくこなすのね。新しい一面を見た。

自分は引き込まれてあっという間でした。これも人によるのかな。
スカッとする映画ではないです。でも、あたたかい涙が流れる映画だと思いました。
家に帰って家族にハグしたくなる映画かもしれません。

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にん

5.0松岡茉優ちゃんやっぱり良いなー

2023年11月12日
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映画は業界の糞みたいな慣習や、ハラスメントがちょいちょい出て不快になるぐらい、これで業界全体がこんな感じってはおもわない方がいいんだろうなとおもいつつ、でも、怒りと笑いと泣きと散りばめられてて、役者人も小気味良いし良い映画でした!

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しょうたろう

4.0あのマスクの使い方が絶妙

2023年11月12日
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人の意見をやたらと否定してきて上に立とうとする人は存在する。それでこちらが正論や反対意見を返すと、論点をずらしてまた否定してくる。噛み合わない。それはそうだ。相手の目的が議論ではなく、上に立とうとすることなんだから。本作に出てくる助監督を見てふとそんな嫌な感覚を思い出した。相手が女性だとそんなことをしながら口説いていくんだ。嫌だ嫌だ。前半で印象に残ったのは追いかける夢でも、二人の夢でも、飛び降りを煽る群衆でもなく、あの助監督だった。

でも、中盤で花子の家族が出てきてからは個人的に全く別の印象の物語となった。家族愛の話だし、生きるってこと、しかもまっすぐに生きるってことを正面から描いた話だった。息子っぽくない次男の後半の言動が最高におかしかったし、血は争えないよなとニヤニヤしてしまう。いろいろと後半でそういうことか!と思わせる展開がまた憎い。伏線と回収の仕方がさりげなくていいんだよな。

笑えたし、心が奮い立ったし、ホロリともした。あぁ、いい映画だった。でも、思い返してみると、はなことまさおの恋愛の印象は薄い。いや、あのキスシーンはよかったけど。多分その後2人で愛を語るシーンがあまりなかったからかも。それくらいあの家族のインパクトが強かったってこと。

こんな感じの悪態つく役のほうが松岡茉優には合っている気がする。「勝手にふるえてろ」に続く、彼女の代表作の1つになった。

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kenshuchu

3.5不格好だけど愛おしい家族の関係 俳優陣が好演

2023年11月12日
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泣ける

笑える

物語前半、ずるがしこくて横柄なプロデューサーや助監督の態度と行動に、逆らえない花子がもどかしくストレスがたまる。
その後、正夫との出会いがコミカルに描かれていて、また正夫のキャラクターも面白い。

カメラの前で自分の家族には、これまでとは打って変わって極端に強くになる花子。
安心して甘えられる”家族”との関係が上手く出てる。
松岡茉優と窪田正孝を始め、家族を演じる池松壮亮、若葉竜也、佐藤浩市が好演。
MEGUMIとNHK朝ドラ「ブギウギ」の趣里は、嫌味な役を実に的確に演じてます。
仲野太賀がここでも、出演シーンが少ないながらも爪痕を残してる。

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ITOYA

4.0自分のやり方を貫きとおすのだ!

2023年11月11日
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泣ける

興奮

幸せ

先月の「月」そして2週間後に公開となった「愛に・・」は石井裕也のA面とB面、「月」の制作で鬱屈して溜まり募った闇雲な怒りがコロナ禍の不条理と相まって爆発した傑作である。映画作りの映画で、ぴあ出身監督が必ずぶつかるであろう旧態依然映画界との対決がデフォルメされより先鋭化されて小気味よい。「町田くんの世界」で描き衝撃を与えたメインテーマ再び、ピュアな心が「空気が読めない」と非難されるのであれば俺は(私は)この不条理な世界ととことん戦ってやるぞという石井裕也の新監督宣言である。ロケハンにカメラを持ち込んで何が悪い?「リハーサルでビデオを回して何が悪いんだ黒澤?」という勝新太郎の声が・・「普通って何?」というさかなクンの問いかけも聞こえる。「私は私のやりかたでやります!」という松岡茉優の啖呵が観るものみんなに大きな勇気を与えてくれる。

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たあちゃん

4.0石井裕也なら見たいがチラシからイメージされる少女漫画的映画だったら...

2023年11月10日
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石井裕也なら見たいがチラシからイメージされる少女漫画的映画だったらどうしようと危惧してたら全然違った。
長男が不遜で良くて、カトリック神父の次男に向かって「このカルト!」とか「お前はそこで祈ってろ!」みたいな強固な信頼を感じさせる普通にアウトな悪口が、池松壮亮のドンピシャなトーンと言い方と相まって最高だった。

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IINO