「贅沢な悩み」こん、こん。 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
贅沢な悩み
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奇妙なタイトルに惹かれて鑑賞。雪やこんこん、あられやこんこん~♪と童謡の歌詞くらいしか思いわたりませんでしたが原案・監督の横尾初喜によると、「長崎空港で長崎の童謡「でんでらりゅうば」が耳に入りました。歌詞の最後に「こんこん」とあるのですが、長崎らしさを感じる音のイメージとともに長崎弁で「来ない」という意味があります。作中で七瀬宇海の恋人・堀内賢星は宇海から多くの愛を伝えられるのですが、ささいな行き違いから距離を置いていたところ、事故で宇海を亡くしてしまいます。その後、宇海のボイスメッセージを聞いた賢星が気づいたときには宇海はもういないという意味と「こんこんとあふれる愛」という2つの意味が込められています」とのこと。
宇海が賢星と二人で行こうと約束していた崎戸島のビーチ、結局、二人では来んかったということかな。
舞台が長崎で方言混じりのセリフはところどころ分かり難いし、ラブロマンスでのちょっとした誤解や贅沢な悩み事で変にもつれさせないでハッピーエンドの青春もので良かったように思え、あまり感情移入できませんでした。
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