劇場公開日 2023年9月29日

  • 予告編を見る

こん、こん。のレビュー・感想・評価

全20件を表示

4.5沁みる

2026年6月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

『こん、こん。』――人から人へ受け渡される泉
映画のタイトルとは不思議なものだ。
観終わった後に初めて意味が変わる作品がある。
『こん、こん。』もまた、そんな作品だった。
最初は単純に、心の中から湧き出す感情のことだと思っていた。
宇海という女性は、とにかく「好き」を大切にする。
好きな場所。
好きな人。
好きな活動。
好きな景色。
彼女は人生のあらゆる場所に「好き」を見つけ、それを丁寧に育てているように見えた。
だからタイトルの「こん、こん。」も、そんな彼女の感情が泉のように湧き続ける音なのだろうと思っていた。
しかし見終えた後、そして改めて考えてみると、この作品はもう少し面白い構造をしている。
宇海の「好き」は、確かに彼女の中でこんこんと湧いている。
賢星を好きになる。
一緒にいたいと思う。
理解したいと思う。
その感情は尽きることがない。
だから彼女は行動する。
学び、働き、ボランティアをし、未来を描く。
恋愛によって人生そのものが前へ流れ始める。
一方の賢星は違う。
彼は宇海を嫌っていたわけではない。
むしろ好意を持っていた。
しかし彼の感情は、まだ泉にはなっていない。
宇海が生活の中に加わっても、彼の日常は大きく変化しない。
そこにあったのは恋愛感情よりも、「傷つきたくない」という慎重さだったのかもしれない。
だから彼は距離を置く。
そして、その距離を正当化する。
人間は不思議なもので、一度選んだ行動に理由を与え始める。
本当は不安だっただけなのに、「重かった」「合わなかった」と自分自身を納得させてしまう。
恋愛ではよくあることだ。
だから賢星は特別な人間ではない。
むしろ驚くほど普通である。
この映画が切ないのは、誰も悪人ではないからだ。
ただ二人の感情に時間差があった。
それだけだった。
そして物語は、宇海の死によって大きく転換する。
ここで興味深いことが起きる。
それまで宇海の中でこんこんと湧いていた感情が、今度は賢星の中で湧き始めるのである。
後悔。
喪失。
感謝。
愛情。
理解。
「あの時、なぜ」
「本当はどうだったのか」
そんな思いが止まらなくなる。
音声日記を聞き、島を訪れ、彼女の足跡を辿るたびに、その泉は深くなっていく。
だからこの作品は、単なる死別の恋愛映画ではないように思う。
むしろ、
ひとつの感情が、人から人へ受け渡される物語
なのではないだろうか。
宇海の中で湧いていた想いは、彼女の死によって消えたわけではない。
賢星の中へ移った。
そして今度は彼が、その感情を抱えて生きていく。
そこには救済もない。
やり直しもない。
宇海はもう戻らない。
それでも彼女の想いは終わらなかった。
賢星の心の中で、今もこんこんと湧き続けている。
私は当初、「こん、こん。」を誰かが心の扉を叩くノック音のように考えていた。
しかしこの解釈では少し違和感が残る。
なぜなら賢星は宇海の好意に気づいていなかったわけではないからだ。
彼は聞こえていた。
ただ、その価値を理解するには時間が足りなかった。
だからこの作品は、
「その音に気づきなさい」
という教訓ではない。
もっと静かで、もっと優しい。
人の心の中には泉がある。
誰かを好きになった時、その泉はこんこんと湧き始める。
そして時には、その泉は自分の中で終わらず、別の誰かの中へ流れていく。
『こん、こん。』とは、そんな音なのかもしれない。
人を想う気持ちが尽きることなく湧き続ける音。
そして、その想いが誰かの心へ受け渡される音なのである。

コメントする (0件)
共感した! (1件)
R41

4.0静と動

2025年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

ドキドキ

YouTubeにて無料配信

平凡に生きてきた青年と
自分の気持ちに正直な女性
二人はふとした事で知り合い、恋に落ち別れる。
彼は、まっすぐな道をまっすぐ歩くイメージで、
彼女は、デコボコ道も坂道も飛んだり跳ねたりするイメージ
二人で幸せになる道があったはずだと思うと切ない。

コメントする (0件)
共感した! (0件)
七色姫

3.0ありふれた者同士のラブストーリー

2025年5月13日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

カワイイ

ありふれた大学生の恋愛。
どこにでもある普通の若者の恋愛。

若さ故の過ちとでも言いましょうか、気持ちは分からなくもないけど、理解はできないこの感情…

とにかく男子はヘラリ過ぎ!落ち着け!
女子はわかりすぎ!欲張れ!

恋愛はすれ違い。
それも仕方ないことだけど、回避できることもあるんだと思い知らされる映画でした。

追伸、ありがとうを躊躇わず言おう、ごめんなさいを恐れずに言おう、愛してるを照れずに言おう!

コメントする (0件)
共感した! (0件)
あの巨匠!安岡 遊次郎

4.5取り返しのつかない後悔

2025年5月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! (0件)
みどり

1.0贅沢な悩み

2025年4月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! (0件)
odeonza

4.0若さゆえの拙さ

2024年11月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! (0件)
べべ

2.5これはトラウマ

2024年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

主人公は長崎の大学生、ミス・キャンパスが好きだが、なかなか出会えない。
やっと出会えたと思ったら、友だちがくっついていた。
いつの間にかこの友だちが好きになり、付き合うようになるのだが・・・。
主人公はなんともはや。

コメントする (0件)
共感した! (0件)
いやよセブン

3.5人の話は聞こうよ

2023年11月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

大学生の堀内賢星が、同級生の七瀬宇海と出会い、合理的な性格の賢星は、明るく豪快で、好き、がたくさんある宇海の不思議な魅力にひかれていき、付き合う事になったが・・・さてどうなる、という話。

賢星に宇海が、「ねぇ,聴いて?」って言った時に、賢星が「聞かない!」と突っぱねたシーンが一番ムッとした。
いくら腹が立ってても、相手の話は聴こうよ。今回もそうだけど、後で後悔する事になるから。
宇海はどこも悪くないのに別れる事になって切なかった。
長崎の海が美しかった。
宇海役の塩田みうが透明感有って可愛かった。

コメントする (2件)
共感した! (2件)
りあの

4.0愛のバランス

2023年11月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

単純

土管の中に入る賢星と上に立つ宇海。

元気いっぱい、好きがいっぱいの
彼女がくれた純愛に気付いての、
ラストの涙のシーンは圧巻でした。

上映後舞台挨拶あり。

監督が遠藤健慎君と塩田みうさんに
当てがきして作った映画だそう。

コメントする (0件)
共感した! (1件)
ほんのり

3.5分かりやすい感動系恋愛映画

2023年10月22日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! (1件)
khs69

5.0この年頃

Mさん
2023年10月21日
Androidアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (5件)
共感した! (4件)
M

3.0若いね~

2023年10月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (4件)
共感した! (3件)
トミー

5.0塩田みうさんを知ることができた奇跡に感謝

2023年10月19日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

楽しい

この日は映画を2本見る予定で、「こんこん」はたまたま時間が合ったので鑑賞となりました。そして題名の感想です。
他の方のレビューにもあるように???と思う場面もありますが、それをさておき塩田みうさんの演技が素晴らしいです。最後まで本当に見入って(ネタバレになるので書けませんが、聞き入って)しまいました。多分、塩田みうさんはこの作品の七瀬宇海のように何事にも一生懸命で、色々なことを好きになって自然に取り組める人柄なんだと勝手に妄想しています。そのくらい演技と笑顔が自然で、いい意味で映画を見ているような気がしませんでし
た。そして、塩田みうさんにとってこの映画は特別な思い入れがあるのだなと、舞台挨拶で感極まっている様子を見て思いました。是非、この映画がきっかけになって塩田みうさんが映画に、連ドラに出演して活躍して欲しいと切に願っています。
また、作品も素晴らしいですが長崎の風景も美しいです。観光で行ったことがありますが、そのときはこの美しさに気づくことができませんでした。今度はロケ地を見学する旅行に行ってみたいと思います。
ただ、残念なのは公開している映画館が少なく、また上映期間が短いことです。じわじわ口コミ等が広がってこの映画のことをみなさんに知って欲しいと思います。

コメントする (0件)
共感した! (1件)
だいすけ

3.5中3の姪っ子に見せたい ストーリーも良かった

2023年10月10日
iPhoneアプリから投稿

中3の姪っ子に見せたい

ストーリーも良かった

コメントする (0件)
共感した! (1件)
jung

3.0なぜ、こん、こん。

2023年10月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

自殺?事故? 自殺かな。

上映館が少ない。上映回数一日一回。

コメントする (1件)
共感した! (2件)
完

5.0大学生の恋愛

2023年10月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

地方大学生の男女が織りなす、爽やかで切ないラブストーリー。

大学生の恋愛は、高校生のそれとは違って、お金(バイト)、お酒(20歳)、親の干渉がない(一人暮らし)の自由がある。
だから、よりリアリティを感じることができるが、この映画は初々しさもある。

長崎の美しい風景とともに、大学生であった頃の自分と重ねてしまい、少し泣けました。

映画って、やっぱり良いですね。

コメントする (1件)
共感した! (4件)
tnk_san

3.5何故にこん、こん。?

2023年10月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! (1件)
kawauso

1.0怠い涙

2023年10月3日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (1件)
共感した! (3件)
ブレミンガー

3.0ベタやけど、汚れたハート❤️が洗われる❗

2023年10月2日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

先が読める展開 ベタな恋愛(あるある勘違い)をとても綺麗な風景を背景に展開 一番ビックなのは隣のおっさんの号泣😭😭😭💦涙がこんこん溢れていた
彼女はでもなぜ死んでしまったのだろう…彼を思っての…本当に事故?
最後の読み上げ日記は、僕だったら無理かな〰️
心が僕みたいに汚れていると、素直に受け止められないかな

コメントする (0件)
共感した! (3件)
ろくさん

4.0思春期のどうしようもない不安や夢や憧れに揺れ動く 若い男の子の気持...

2023年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

思春期のどうしようもない不安や夢や憧れに揺れ動く
若い男の子の気持ちは私にはわからなかったから、
「え?男の子ってこんなこと考えてんの?」って、
最初は先輩(あきら100%)の行動に不信感を感じた。

でも、中盤位からの好きと言う気持ちとの葛藤を観ていて、
クラスの違う男子に先に受けた試験の答えを教えてしまったり、
家の近くまでストーカーまがいのことをしてしまったりと、
自分が高校生だった(50年も前(笑))頃の恥ずかし過ぎる過去を、
リアルに思い出した。

もうあの輝いていた時代には戻れないけど、
あの時代の喜びや痛みや悲しみという貴重な経験があったから、
友達や仲間や同僚を大切にしようと思うようになったんだね。
青春時代って、素晴らしい経験の出来るステージなんだね。

コメントする (0件)
共感した! (1件)
高林夕子