ハントのレビュー・感想・評価
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全斗煥元大統領の肖像権には配慮しております
そんなのありか? と叫びたくなるくらい、自分の予想をはるかに超えた陰謀が錯綜する。
全斗煥独裁政権へのアレルギーは、いまだにすごいと見えて、全斗煥大統領は基本的に悪として描かれる。
KCIAの後継組織となる国家安全企画部の国内組、国外組の両次長が主導権を争っている中、アメリカで全斗煥の暗殺未遂事件が発生する。
北朝鮮が首謀したと見るのが自然で、大統領の極秘スケジュールを漏らした内通者の突き止めるために両次長が火花を散らす。
北朝鮮以外にもクーデターを計画している組織が現れるなど、事態は混沌としたまま、例の爆破テロ事件へ。
場所は、ビルマからタイに変えられているが、このシークエンスが、めちゃくちゃ見応えがある。武器も爆弾も盛りに盛って超ド派手な戦闘が繰り広げられる。
こんな大事な事を、ここでバラすか? なんていう三文芝居もありながら、事態の行く先は全くわからない。
冷静なれば荒唐無稽に思えるストーリーでも、鑑賞中はリアリティを感じる。その辺は、大変上手くできた作品でございます。
政治ネタはやや難解
K国が崩れても沖縄は崩れません
意気込みは良し
大エンタメ作品
「イカゲーム」の、というより韓国映画ファンにとっては「新しき世界」のイ・ジョンジェの監督・脚本・主演作にして、監督デビュー作というね。もちろん「イカゲーム」の世界的な大ヒットがあってのこととはいえ、出来上がりを観れば、予想を大きく上回る大エンタメ作品になっておりました!
これならハリウッドに出してもひけを取らないディレクション、とは思うものの作品自体は韓国現代史のリテラシーがある程度求められるのも確か。
1980年代の全斗煥軍事独裁政権下での出来事を、史実を交えて虚々実々に描いており、主に、アメリカでの大統領暗殺未遂事件(無かった)、東京での北朝鮮核開発者亡命に伴う発砲事件(無かった)、タイでの大統領暗未遂殺事件(あった)と見せ場もたっぷり。
そしてそんなことになったそもそもの原因はやはり光州事件だという事実…あの事件が韓国の方々にとってどれほどのトラウマになっているのかと思うと、ただ哀しい…
演出も文句なしだけど、出演もスゴい。ダブル主演のチョン・ウソンの存在感、チョイ役の「人間国宝」イ・ソンミン、「チョンチョン」ファン・ジョンミン。イ・ジョンジェ人脈でヤバい人達がめっちゃ召喚されてるから。
これ観ないのはもったいない。必見の1本です!
スパイ合戦。
難しかった…
チェとかチョとか似た名前が出てきて、顔と名前が一致しなかったり、
◯◯隊とか◯◯党とか派閥が色々あって、
分かりずらい…
それだけでも大変なのに、騙し騙されの諜報戦…
頭の中で情報や関係性を整理して理解し、ついていくのに必死…
映画を楽しむのに脳を使ったってより、
話を整理し理解するのに脳を高速稼働で使った感じで、
面白かったー!ってより、疲れたー!って感じです。
まあ、面白かった…けど。
『イカゲーム』は観てない僕ですが、脚本を兼ねたイ・ジョンジェ監督が、
脚本に4年の時間を費やした本作について、
「観客が今この映画を見るべき理由を考えるとともに、共感してもらえるよう、たくさん悩んだ」
だそうです。
疲れた…(苦笑)
こんなにも裏切られるとは!
南北は戦時下
軍事クーデターがもたらしたものとは
日本もちょこっとでてくる、スパイアクション見参!
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