「岩井俊二監督のミューズたち」キリエのうた カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
岩井俊二監督のミューズたち
岩井俊二監督作品。
広瀬すずちゃんは25歳。
アイナ・ジ・エンドちゃんは28歳のシンガーソングライター。
おや?
すずちゃんのほうが若いのか。
岩井俊二監督は実年齢より幼くみえて、セーラー服姿に違和感を感じさせない女優さんが大好きな人。という認識でアリマス。
黒木華ちゃん、広瀬すずちゃんが重要な役で出ています。監督の歴代ミューズの中で、たぶんNo.1とNo.2なんだと思うわけです。
映画の冒頭、雪のなか、オフコースのさよならをアカペラで歌うアイナ・ジ・エンドちゃん。
新宿での路上ライブですずちゃんと出会う場面では懐かしい好きなカバー曲がどんどん流れるもので、会話のセリフが聞き取りずらかった。すずちゃんの衣装が眩しすぎる。
シスターフッド感がとても楽しい。
ザリガニ釣り。公園の大きな木から聴こえてくるのは久保田早紀の異邦人。木の上で暮らす少女。鬼太郎ハウスはなかった。
黒木華ちゃんは大阪の小学校の先生役。
ルカを泊めてあげる。
あぁ、小学生に戻りたい。
パソコンで小塚路花、宮城の薬局の住所を検索。震災で小塚を探す書き込みを見つける。
帯広で3代続いているスナック。シングルマザーの女系家族。浅田美代子(2代目間ママ)⇒奥菜恵(3代目ママ)⇒広瀬すず(4代目?)大牧場の経営者の常連客がお金を出してあげるからということになって、急遽大学進学を目指すことになり、突然やって来た家庭教師は牧場で働いているイケメン青年。中学、高校でバンドをやっていて、ギターが弾ける。
出ていった父親のガットギター。
ギターを路花にあげて欲しいと託す。
高3の女の子の数学の家庭教師をしていたことを思い出してドキドキ💓しちゃった。
学芸大学に合格して体育の先生になった。
残念ながら、恋愛関係には発展しなかった。
ええ~っ、すずちゃん詐欺師だったの?
被害額2億越え❗
そこで急に⤵️
高校生の妊婦(姉:キリエ)は昼過ぎにお風呂で下着姿で長電話していて地震が来ちゃう。津波がすぐ来ちゃうのに電話しながら自転車で小学校に向かったりする。妊娠初期は自転車乗らないほうがいいよね。相手は開業医のお坊っちゃんだった。
なんだか、また⤵️
仙台のルカの家族は兄弟がたくさんいた。なんでひとり遠すぎる大阪へ?
警察官、児童相談所職員に保護されて、行方がわからなくなったはずなのに。
帯広の牧場は親戚?里親?
仙台⇒大阪⇒帯広⇒新宿?
ちょっと分かりにくい。
北村有起哉と会った新宿の店でチラッと映った店員は円井わん?
村上虹郎ちょっと痩せたような。
天井から見下ろす松本まりかの足。
なんだかたくさんの俳優さんや芸人が出てた。
群像劇?
路上ライブのお客さんのエキストラはファンにはちょっと見えなかった。
すずちゃんが騙したオジサンに報復され、刺されてしまって残念。
野外ライヴ会場のお巡りさんに捕まってもうひと悶着あるのかなぁと思ったんだけど。
最後はまた雪野原でオフコースのさよなら。
アイナ・ジ・エンドちゃんは新鮮だったけど、3時間が経過するうちに、姉妹のキャラがなんだかよくわからなくなってしまって、少し疎ましくなり、終わってしまった。
ちょっと散漫に感じてしまった。
ちなみに、アタシはリップ・ヴァン・ヴィンクルの花嫁の黒木華ちゃんが今でも一番好き。