マッド・ハイジのレビュー・感想・評価
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なかなかのバカ映画(良い意味で)
潔いバカ映画。 次から次に人が死ぬ。血しぶきビシャビシャ。 カンフー映画的な修行からの決闘。 修行で日本刀も使うのに決闘では出てこない。 まあたまにはこんなんも良いか。面白かったし。
バカバカしさが、今一つハジけない
もっとぶっ飛んだ映画なのかと思っていたが、案外きちんと普通に作られていて、ちょと期待はずれだった。 バカバカしさを楽しむ映画なのだが、真面目に「おバカ」をやっている感じで、徹底ぶりが足りなかったように思う。 話はモタモタしていて転がっていかないし、アクションも間延びしていて、ただ単に人体破壊がやりたかっただけのように思えてしまう。 それとも、「アルプスの少女ハイジ」の登場人物の名前だけを借りて、「タランティーノ的な復讐劇」をやりたかったということなのだろうか? 確かに、古今東西のB級アクション映画から取ってきたようなシーンが随所にあるのだが、それが本編の面白さに活かされていないため、オマージュと言うよりはパロディやパクリにしか見えないのである。 せっかくクラウドファンディングで自由に作れたのであれば、もっと突き抜けてもよかったのではないかと、少し残念に思えてしまった。
はい、チーズ
年頃になったハイジの村に、独裁的なチーズ大統領が…。ボーイフレンドのペータも殺され、怒り狂ったハイジが闘う物語。 ご存じ、アルプスの少女ハイジを元に(⁉)作られた作品。まぁ名前くらいであんまりハイジ要素はないのかなw インディーズ作品とのことで、チープさは満載だけどそこが良い味出してたり、ゴア描写もなかなかですね。 日本語吹き替えで観たのですが、お笑いの部分では結構寒かった部分もあるものの、強くなったハイジが暴れる展開は痛快。最後の方の展開もアツくて良かったけど、もう少しじっくり見せて欲しかったかな。予算的に激しいバトルは撮れないのかもしれませんが。 兎に角、異常気象が続く昨今、スイスの涼し気な景色を観たいという方に是非お勧めしたい、そんな作品だった。
斬新すぎるハイジ後日譚
幼い頃に観ていたテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」の後日譚(?)的な作品でした。本作は7月14日に封切られましたが、同じ日に封切られた「君たちはどう生きるか」の宮崎駿監督や、同じスタジオジブリで活躍した高畑勲監督らが製作に携わった「アルプスの少女ハイジ」でしたが、本作はアニメではなく実写。ただ後日譚とは言え、アニメの世界観は一切引き継いでいないのは承知で観に行きました。 内容的には、ペーターやおじいさんが独裁政権に殺されてしまい、ハイジがその仇を討つというかなり斬新なストーリー。スイス映画を初めて観る光栄に浴した訳ですが、まさかこうしたR18指定のB級映画でデビューを飾るとは思いもよりませんでした。 そんなトンデモ映画でしたが、スイスで政権を握り、自ら経営するチーズ会社以外のチーズは食べてはいけないという法律を制定したマイリ大統領は、お決まりのヒトラー的要素もありつつ、北の将軍様的な味付けもありました。スイスの映画なので将軍様に寄せる発想はなかったのかも知れませんが、使い古されたヒトラーではなく、現在進行形の独裁者である将軍様の要素をもっと濃くしてくれれば、より笑えたように思いました。 また、残虐シーンが結構出て来ますが、ガチのホラーではなく、ドタバタコメディとかエロの要素もあることから、怖さというのは殆ど感じません。そういう点から考えると、もっとブラックな笑いの要素を入れてくれればとも思いました。 それからハイジ役のアリス・ルーシーですが、後半独裁政権と闘うシーンになると、完全に”マッド”な雰囲気になってしまいましたが、あの可愛らしかった子供の頃のハイジの雰囲気を残しつつ独裁政権側を倒していった方が、オールドファン的にはもっと感情移入できたような気もしました。 因みに「アルプスの少女ハイジ」の母国である日本への配慮(?)からか、ハイジが独裁政権に立ち向かうために行うトレーニングは、忍者のそれだったり日本刀を使ったものでした。ただアクションシーンはかなりショボく、これまたちょっと残念なところでした。 まあそれもこれもB級映画だと思えば許せるところですかね(笑) あと、日本のアニメである「アルプスの少女ハイジ」を題材にして、何でスイスがこういう映画を作ったんだろうという疑問があったのですが、調べてみたらヨハンナ・シュピリという19世紀のスイスの女流作家が、ハイジの原作を書いていたとのこと。そしてアニメは日本だけでなく、ヨーロッパでも広く放映されていたそうで、そういう意味では、ハイジの里帰りという意味合いもある作品だったんですね。エンディングで、「次はハイジとクララだ」と予告編めいたことを言ってましたが、果たして第2弾はあるのかな? いろいろと注文を付ければキリがありませんが、クラウドファンディングで製作資金を集めて作った点や、久々にハイジを映像作品として観られたことについては、最大限の賛辞を送りたいと思います。
バカバカしくて最高
予告だといかにも重要キャラっぽいペーターとおじいさん瞬殺。 やられ方がテキトーで最高です。 ラスボス・取り巻きはバカばっかり。 行動原理と手段がバカバカしくて最高です。 修行シーンがアホっぽくて最高です。 「チーズの原料は実は」も、普通考えてもやらないネタで最高です。 最後は全員きっちり処刑できて最高です。 続編告知に吹き出してしまった。(待ってます!) マッチョガール達も処刑できていたら、もっと最高でした。
まー、こうなっちゃうよね。
ハイジ、に何を期待するのか良くわからないけれどまあ、こんな作りになるよね。B級感はたっぷりあって楽しめるけどそれ以上でもそれ以下でもなし。ハイジだけでなくペーターと反逆同盟むすんでバチコンやった方が盛り上がったんじゃないかなー。
ハイジは帰ってくる?
スイス版「グラインドハウス」。 クラウドファンディングにて募った資金で製作。 その割には、結構金をかけている作り。 前半収容所のシーンが少しストレスだが、 割と出来はいい。 制作陣来日時のインタビューで 「many manyシリーズ化したいね」 「日本でも撮影したいね」 言ってるらしいが… 続きホントにやんの⁉(笑)
乳糖不耐症は罪です。
軍事独裁政権国家のスイスを舞台にw自身の経営する会社のチーズで世界征服を企む大統領&部下たちに、恋人を奪われたハイジが立ち上がる話。 マイリが政権を握って20年後、彼の経営するチーズ会社以外のチーズを製造・販売・流通することは違法とされる中、チャラい羊飼いのペーターが闇チーズを捌いていたことがバレて処刑され、そこに居合わせたハイジは矯正施設に収容されて…。 エログロバイオレンス満載とか謳う割にはエロもグロも全然足りず、これでR18+?というレベルだけど、おバカさ加減はかなりのものだし下らなさ過ぎて寧ろ楽しいアイアン・スカイ系のヤツですね。 ハイジは例のアニメしか知らないけれど、原作とか知っていたら、登場人物や設定にもっと笑えたのかな?なんて思いつつもどこかでみたことある様なアジアンオマージュなんかもあって、ホントに続編作って欲しい感じw
夏休みの課題、引き受けます‼️
もしですよ。 日本沈没後、1000年くらい経って、外国の調査団が日本の文化遺産の中にこの作品を見つけたらなんて思うだろう。他の映像作品はすべて再生できない状態で、この映画だけが奇跡的に再生できたとしたら。 吹き替え版まで作って残してるとは❗️(チケット売り場で初めて知りました) よほど日本人にとって大事な作品なのだろう。 でも、コイツらの趣味、ヤバくね⁉️ と思われたくないな😂 と心配したくなるほどくだらない作品です。 配給会社さんが、他の佳作小品との抱き合わせでセット購入させられたのかなあ。 でも、〝完璧に無駄な時間を過ごす〟という夏休みの課題があったら、ダントツでオススメします。 でも人によっては、妙にスッキリしてハマってしまうかもしれません。
笑顔になれる
頭が爆発したり流れ弾にあたったり雑にキャラクターが死んでいくのがおバカすぎて笑えます。 なんとなくで見たけど飲み物飲んで見ると吹きそうになりました。 原作ハイジ要素はほぼないけどスイス要素だったりクララが立てなかったり微妙に寄せてくるのも笑えます。 雑な血しぶきや乳頭推しはあるけど気楽に楽しんでみることができました。
「グラインドハウス」オマージュのバイオレンス映画
クラファンで資金調達したインディペンデントならではのB級好き放題映画でシンプルに面白かった。 もはや日本のコンテンツと言っても良い「アルプスの少女ハイジ」だが、日本刀やセーラー服など日本リスペクトもしっかりと見られ、「はやお」もビックリなエログロ&スプラッターというギャップも非常に楽しかった。 もっと欲しいwという気持ちも無いわけではなかったが、予算を考えれば仕方がなく、続編?があれば期待したいと思う。 主役のアリス・ルーシーは素敵な女優さんだがしっかりとB級の雰囲気があり作品とのマッチ度も高く、まとまりのある映画だと思う。
スイスのロバート・ロドリゲスみたいな何か
字幕版を観るために車で片道3時間の映画館に参りました。 結果、全体的な雰囲気も役者さんの喋り方も、めっちゃロバート・ロドリゲス臭がするなと感じました。 タランティーノにはあと少しといったところでしょうか。ラスト10分でほぼ全員逝く&乱れ飛ぶ血飛沫の描写があれば、多分席ででかしたと叫んでいたことでしょう(迷惑)。 なおエログロとありましたが、エロさはほとんどないです。せいぜいオッサンが掘られる程度です。 グロさはまあまああります。スイカがパーンするくらいはあります。 ただし予算の都合上だと思いますが、技を決めた瞬間の血がドバァという描写はほぼほぼ無いので、心臓への負担は控えめな作品だと思います。 爽快感はあんまりありませんでしたが、ネタ的には十分楽しめました。
グロに振れた「翔んで埼玉」
観た後の率直な感想はタイトルの通りです。 エロ要素はそんなになかったですね。グロ要素は懐かしい感じのギミックが満載で、スイスネタには爆笑させてもらいました。 吹替版で鑑賞。
穴空きでなければスイスチーズじゃない
ロートワイラー施設長=ロッテンマイヤーさん、でいいのかな? それはともかく、 メイリ→ブラピ クノール→クリストフ・ワルツ ペーター父→サミュエルLジャクソン でタランティーノが撮り直してくれんかな。
君たちはどちらをみるか?
アニメの神様、宮崎駿が引退したのに?何故かまた撮った、ファン待望の「君たちはどういきるか」が公開された記念の日に、敢えてこのマッド・ハイジを見てきました。 素晴らしい、これぞB級中のB級映画。本格派の正統派B級。 ロジャー・コーマン → タランティーノ と継承されたこのテイストファンにはお薦めの作品です。 R-18ですが、エロ&グロのエロ度はR-12程度なので、そちらはあまり期待しないでください。 テアトルグループ特製の銀幕麦酒では無くて、サンミゲルをちびちび飲みながら、隣にはミニスカで気の強そうな彼女を侍らせて、時折太ももをなでながら見るのがおススメです。
もっと痛快で面白いかと思ったけど…
B級映画としては及第点かな。 面白かったんだけどもうちょっと人が爆発して欲しかったかな。まあ低予算であれだけ作るのも大変だろうと思うけど。 少々難があると言えばイマイチ血に見えない血飛沫とかアクション的には少し弱いかな、とか。 頭とか体がぶっ飛ぶのは大笑いした。 普通の映画なら笑う所じゃないんだろうけど。 強烈にグロいが可笑しくて仕方ない。 しかしこの映画がR18なのはお姉さんのお乳丸出しの部分とか下品な下ネタの方では?と思わなくもない。 悪役の大統領とかクノール隊長(カップスープのクノールと同じスペルだけどクノールはドイツブランドなんだな)やロッテンマイヤーさんとか 台詞もかも知れないけど顔芸レベルで表情が面白い。 収容所や格闘を習うシーンはちょっと長くてダレた印象。こだわり過ぎたか? 次回作があるのかどうか分からないが、次はハイジとクララと言うタイトルにしたいらしい。 さて家に帰ってチーズとワイン…じゃ無く牛乳で 楽しむか。
しばらくチーズ食べない
あまりにおバカで笑うしかなかった。でも最近、悲しかったり残念なニュースが続いているのでこういう映画で笑うのもいいと思った。 モーツァルトのレクイエムで始まって「横浜には雪が降らない」(ドイツの歌「ハワイにはビールが無い」の替え歌)で終わるとは!スイス人やドイツ語圈の人々はこの映画見て怒らないのか心配になった。 祖国(Fatherland)には死を!母国(Motherland)万歳!という言葉の使い分けは結構気に入った。あの社長が履いてた赤白の縞サンダル笑えた!透明リキュール、鳩時計、民族衣装、女性の三つ編みぐるぐる巻きヘアスタイルにアーミーナイフなどチーズ以外のスイス名物も登場!ハイジのおじいさん素敵だった。本当はスイスドイツ語のセリフを聞きたかった、全くわからなかったとしても。クノールをいつもクノールリと発音する社長兼大統領はまさにスイスドイツ語話者!
スイス本国でもわりと怒られたらしい😀
先行上映で鑑賞。いやあ、スイスの至宝をここまでとちくるったものにするとは❗スイス人何考えてんだか。気分はすっかりイングロリアルバスターズ。ラストシーンでは自分も含めて場内拍手喝采。あまりの馬鹿馬鹿しさに★4。
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