マッド・ハイジのレビュー・感想・評価
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懐かしき同人の香り
本題までが長い…
なぜかレビューが消された
一興懸命レビューを書いたのに、突然、予告も注意も無くレビューが消えていた。
何が引っかかったのかさっぱりわからない。
記憶している限り、再度レビューを書いてみます。
児童文学、アルプスの少女ハイジ、をエログロバイオレンスにアレンジしたスイス映画。
チーズ会社の社長でスイスの大統領のマイリは軍を掌握し、自社以外のチーズを禁止し、独裁者として君臨していた。20年経って、闇でチーズを販売していたハイジの恋人ペーターは密告され軍に捕えられ、ハイジもいた公衆の面前で頭を撃ち抜かれ処刑されてしまった。その後、ハイジを追ってきた軍に祖父の家を爆破され、祖父も殺されてしまった。
ハイジは恋人や祖父の復讐のため、戦うためにトレーニングを重ね、戦闘能力を高め・・・てな話。
エロはたいしたことないし、グロも明るく頭が吹っ飛んだりで血が血にみえなくて、バイオレンスもハイジ頑張れ、って応援出来た。ハチャメチャだがスッキリ出来て面白かった。
あと、スイスの山々の景色は美しかった。特にマッターホルンのシルエットは素晴らしかった。
独裁者はいつか滅びる、というメッセージのようにも感じた。
独裁者・・・今ならプーチン、金正恩、習近平、などなど。
次回作も有りそうなので、クララと暴れてくれるのを期待したい。
こんなレビューなら大丈夫だろう、と信じる。
追記
字幕版に続き、隣県遠征して吹替版を観賞してきました。
悪くはなかったけど、字幕版の英語の方が良かった。
俺のアソコがヨーデルしてるぜぇ!!
惜しい!
予告を観た段階ではもっとエログロにブッ飛んだ映画かと思ってたけど、意外と控えめ。
もっと血がブシャー!首がズッパシ!人体グチャ!みたいなのを期待してた。
でも、『B級映画を作るぞ!』って言う監督の気合いはとても感じられる。
B級の中のB級!
こう言う映画が好きな自分のような人には刺さるんじゃないかなぁ?
字幕版を観たかったが吹き替えしかやってなかったので吹き替えで観賞。
吹き替えの演技が大袈裟でメチャクチャオヤジギャグ満載だったんだけど、字幕版はどうなんだろう?
格闘修行の場面は駄目だ。
修行して徐々に上達していると言う設定だろうけど、スピードもキレも無い。
さすがにもう少し特訓してほしい。
なかなかに吹っ切れたお馬鹿映画。
でも、こう言う映画って必要だと思うよ!
小難しい映画じゃなくて、頭からっぽにして観られるクソみたいな映画(褒め言葉)って需要は必ずあるから。
自分みたいにB級好きも一定数いるからね。
自分が期待していたよりもちょっと下回っていたので、今年のB級一位は今のところ『キラー カブトガニ』かな。
でも、そこそこ面白かったのでB級好きにはオススメですよー。
ぜんぜん マッドでわ あーりーまーせーん。
バカバカしさが、今一つハジけない
もっとぶっ飛んだ映画なのかと思っていたが、案外きちんと普通に作られていて、ちょと期待はずれだった。
バカバカしさを楽しむ映画なのだが、真面目に「おバカ」をやっている感じで、徹底ぶりが足りなかったように思う。
話はモタモタしていて転がっていかないし、アクションも間延びしていて、ただ単に人体破壊がやりたかっただけのように思えてしまう。
それとも、「アルプスの少女ハイジ」の登場人物の名前だけを借りて、「タランティーノ的な復讐劇」をやりたかったということなのだろうか?
確かに、古今東西のB級アクション映画から取ってきたようなシーンが随所にあるのだが、それが本編の面白さに活かされていないため、オマージュと言うよりはパロディやパクリにしか見えないのである。
せっかくクラウドファンディングで自由に作れたのであれば、もっと突き抜けてもよかったのではないかと、少し残念に思えてしまった。
はい、チーズ
年頃になったハイジの村に、独裁的なチーズ大統領が…。ボーイフレンドのペータも殺され、怒り狂ったハイジが闘う物語。
ご存じ、アルプスの少女ハイジを元に(⁉)作られた作品。まぁ名前くらいであんまりハイジ要素はないのかなw
インディーズ作品とのことで、チープさは満載だけどそこが良い味出してたり、ゴア描写もなかなかですね。
日本語吹き替えで観たのですが、お笑いの部分では結構寒かった部分もあるものの、強くなったハイジが暴れる展開は痛快。最後の方の展開もアツくて良かったけど、もう少しじっくり見せて欲しかったかな。予算的に激しいバトルは撮れないのかもしれませんが。
兎に角、異常気象が続く昨今、スイスの涼し気な景色を観たいという方に是非お勧めしたい、そんな作品だった。
斬新すぎるハイジ後日譚
幼い頃に観ていたテレビアニメ「アルプスの少女ハイジ」の後日譚(?)的な作品でした。本作は7月14日に封切られましたが、同じ日に封切られた「君たちはどう生きるか」の宮崎駿監督や、同じスタジオジブリで活躍した高畑勲監督らが製作に携わった「アルプスの少女ハイジ」でしたが、本作はアニメではなく実写。ただ後日譚とは言え、アニメの世界観は一切引き継いでいないのは承知で観に行きました。
内容的には、ペーターやおじいさんが独裁政権に殺されてしまい、ハイジがその仇を討つというかなり斬新なストーリー。スイス映画を初めて観る光栄に浴した訳ですが、まさかこうしたR18指定のB級映画でデビューを飾るとは思いもよりませんでした。
そんなトンデモ映画でしたが、スイスで政権を握り、自ら経営するチーズ会社以外のチーズは食べてはいけないという法律を制定したマイリ大統領は、お決まりのヒトラー的要素もありつつ、北の将軍様的な味付けもありました。スイスの映画なので将軍様に寄せる発想はなかったのかも知れませんが、使い古されたヒトラーではなく、現在進行形の独裁者である将軍様の要素をもっと濃くしてくれれば、より笑えたように思いました。
また、残虐シーンが結構出て来ますが、ガチのホラーではなく、ドタバタコメディとかエロの要素もあることから、怖さというのは殆ど感じません。そういう点から考えると、もっとブラックな笑いの要素を入れてくれればとも思いました。
それからハイジ役のアリス・ルーシーですが、後半独裁政権と闘うシーンになると、完全に”マッド”な雰囲気になってしまいましたが、あの可愛らしかった子供の頃のハイジの雰囲気を残しつつ独裁政権側を倒していった方が、オールドファン的にはもっと感情移入できたような気もしました。
因みに「アルプスの少女ハイジ」の母国である日本への配慮(?)からか、ハイジが独裁政権に立ち向かうために行うトレーニングは、忍者のそれだったり日本刀を使ったものでした。ただアクションシーンはかなりショボく、これまたちょっと残念なところでした。
まあそれもこれもB級映画だと思えば許せるところですかね(笑)
あと、日本のアニメである「アルプスの少女ハイジ」を題材にして、何でスイスがこういう映画を作ったんだろうという疑問があったのですが、調べてみたらヨハンナ・シュピリという19世紀のスイスの女流作家が、ハイジの原作を書いていたとのこと。そしてアニメは日本だけでなく、ヨーロッパでも広く放映されていたそうで、そういう意味では、ハイジの里帰りという意味合いもある作品だったんですね。エンディングで、「次はハイジとクララだ」と予告編めいたことを言ってましたが、果たして第2弾はあるのかな?
いろいろと注文を付ければキリがありませんが、クラウドファンディングで製作資金を集めて作った点や、久々にハイジを映像作品として観られたことについては、最大限の賛辞を送りたいと思います。
バカバカしくて最高
まー、こうなっちゃうよね。
ハイジは帰ってくる?
乳糖不耐症は罪です。
軍事独裁政権国家のスイスを舞台にw自身の経営する会社のチーズで世界征服を企む大統領&部下たちに、恋人を奪われたハイジが立ち上がる話。
マイリが政権を握って20年後、彼の経営するチーズ会社以外のチーズを製造・販売・流通することは違法とされる中、チャラい羊飼いのペーターが闇チーズを捌いていたことがバレて処刑され、そこに居合わせたハイジは矯正施設に収容されて…。
エログロバイオレンス満載とか謳う割にはエロもグロも全然足りず、これでR18+?というレベルだけど、おバカさ加減はかなりのものだし下らなさ過ぎて寧ろ楽しいアイアン・スカイ系のヤツですね。
ハイジは例のアニメしか知らないけれど、原作とか知っていたら、登場人物や設定にもっと笑えたのかな?なんて思いつつもどこかでみたことある様なアジアンオマージュなんかもあって、ホントに続編作って欲しい感じw
夏休みの課題、引き受けます‼️
もしですよ。
日本沈没後、1000年くらい経って、外国の調査団が日本の文化遺産の中にこの作品を見つけたらなんて思うだろう。他の映像作品はすべて再生できない状態で、この映画だけが奇跡的に再生できたとしたら。
吹き替え版まで作って残してるとは❗️(チケット売り場で初めて知りました)
よほど日本人にとって大事な作品なのだろう。
でも、コイツらの趣味、ヤバくね⁉️
と思われたくないな😂
と心配したくなるほどくだらない作品です。
配給会社さんが、他の佳作小品との抱き合わせでセット購入させられたのかなあ。
でも、〝完璧に無駄な時間を過ごす〟という夏休みの課題があったら、ダントツでオススメします。
でも人によっては、妙にスッキリしてハマってしまうかもしれません。
笑顔になれる
「グラインドハウス」オマージュのバイオレンス映画
スイスのロバート・ロドリゲスみたいな何か
字幕版を観るために車で片道3時間の映画館に参りました。
結果、全体的な雰囲気も役者さんの喋り方も、めっちゃロバート・ロドリゲス臭がするなと感じました。
タランティーノにはあと少しといったところでしょうか。ラスト10分でほぼ全員逝く&乱れ飛ぶ血飛沫の描写があれば、多分席ででかしたと叫んでいたことでしょう(迷惑)。
なおエログロとありましたが、エロさはほとんどないです。せいぜいオッサンが掘られる程度です。
グロさはまあまああります。スイカがパーンするくらいはあります。
ただし予算の都合上だと思いますが、技を決めた瞬間の血がドバァという描写はほぼほぼ無いので、心臓への負担は控えめな作品だと思います。
爽快感はあんまりありませんでしたが、ネタ的には十分楽しめました。
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