マッド・ハイジのレビュー・感想・評価
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観たい度○鑑賞後の満足度○ 何故か日本刀で特訓するハイジ。もしかして日本のアニメ版をリスペクトしてくれてる?(Wikipediaによると『修羅雪姫』にインスパイアされたらしい)
①馬鹿馬鹿しさに最初は呆れたが、あの手この手で工夫をこらしているので結局最後まで飽きずに観られた。笑える程の捻りはなかったけれど。
リアルタイムでアニメ『アルプスの少女ハイジ』を毎週楽しに待っていた世代としてはいっそ空中ブランコで登場してほしかったな。
②ペーターを黒人にしたのはポリコレかも知れないが、逆効果だったのでは?何せ白人が黒人の頭をかち割るんだから。
③パラマウント映画のトップロゴを真似た冒頭からB級感がハンパない。
ハイジの特訓シーンも既視感たっぷり。
ハイジが独裁国家の女性だけの刑務所に入れられていたぶられる辺りは1970年代に量産されたナチ女囚物のパロディ?
ただ売り物(?)の残酷描写は作り物感丸出しなのでグロさはない。
④脱走したハイジが教会みたいなとこで飲む酒やそこで出てくるみどりのオバサンの登場が唐突且つ意味がよう分からんが、スイスの人にとっては馴染みがあるのかしらん。
⑤スタジオの観衆にハイジがいくら訴えかけても、自分でも言っているように“脳ミソがチーズで固まってしまっている”んだから、「何言っても無駄なのに」とか結構無駄感も多いんだけど。
洗脳チーズを食いまくっていたクララがいつの間にか正気に戻っているのも不思議(背骨折りされると元に戻れるのか?)
ロッテンハイマーさんが結構早めに死んでしまうのも残念だし、サド女もいつの間にかいなくなってしまって末路を見届けられなかったのも寂しい。
⑥下ネタが多いのもスイスの人たちも“アラ、好きなのねェ”と分かってちょっと親近感が湧きました。
チーズ食べたくなるか食べたくなくなるかどっち?
2023年劇場鑑賞177本目。
著作権切れ作品をこねくり回す第二弾。とはいえあくまのプーさんよりこちらが先に作られていてこの分野のパイオニアといえます。
冒頭から全裸&非処女のハイジが出てきます。正直アルプスの少女ハイジはクララが立つくらいしか知らないのでそんなに思い入れはないのですが、今後も二次創作ものはこの路線しか作られないんですかね?
テリファーでアート・ザ・クラウンがやればホラーだけどハイジがやればアクションという事でグロシーン満載です。エロはないこともないけど控え目かな・・・。裸ならエロいってわけじゃないんですよ。
なんかやたらとチーズが出てくる作品なのですがヤバい薬物みたいな感じで描かれているので食べたくなるかしばらく見るのも嫌になるか分かれそうです。自分はなんか食べたくなっちゃいました(笑)
大学の映画サークルで酔っ払った勢いで作ったような作品
本当、外国人って日本刀好きな!(笑)
所謂「グラインドハウス」風で、「アルプスの少女ハイジ」をエログロバイオレンス風にしてみましたと。
このサイトで知って、見逃せないなと(笑)
アルプスの山並みの風景や民族衣装など「ハイジ」である事は、しっかり押さえ、チーズの闇取引するペーター、殆どジャンキーのクララ等々。シュールな笑いで、悪を断つ!
しかし、低予算で頑張っているのは、わかりますが、肝心要のエログロがどれも中途半端に感じましたね。
まず!冒頭のハイジ!ペーターとベッドで事後のシーンがありますが、R18なんだから、ヤッてるところから見せろ(笑)
途中、ケツにチーズ浣腸するクノール司令官。そのシーンいる?
頭爆発に拘る余り、他の流血シーンが大体男の○☓ぶっ刺すばかり!
ハイジが血塗れで首斬る、腕斬る、無双するシーンとか欲しかった。
まあ、少ない予算で見せ場用意しないといけないからやむを得ないのかも知れません。
ハイジの修行シーンでシスター2人から教えを乞いますが、見えづらかったのですが、シスター顔ただれてましたよね?なんで?
(そもそも神様みたいなヤツも何者?って感じですが。)
日本刀で修行してるのに主武器がハルバードとはこれ如何に(笑)
後、スイスは、ドイツ語圏だと思いますが英語でしたよね?(字幕で観た)世界公開考えてた?
この手の映画好きには(自分もだけど)お勧め出来ます。個人的にはもっと派手にやって欲しかったかな。
映画館には、若いカップルとか女性は皆無で、何か拗らせた中年のオッサンばかり(自分もね)観に来てました(笑)
まあ、子供や女性には観せられんしな!(笑)
戦うハイジ
このおバカー!(超褒めてる)
翔んで埼玉をスイスを舞台にしてフランスを少し巻き込んでエログロ方面に投げっぱなしたような、超絶くだらない一本。
ペーターを黒人に、クララをアジア人にと、ポリコレ配慮もバッチリです!
まぁエログロの描写自体はそこまでエグくもないので、それを目当てにしてしまうと肩透かしくらうかも知れません。
18禁の称号(称号?)は、ハイジというキャラにエログロをフォンデュするヤバさというか気まずさというか、そういう姿勢全体に与えられたものかと愚考します。
今回吹替で観たのですが、明らかに吹替オリジナルであろうしょーもないギャグがバリバリ入ってて面白かったです。
普段は字幕派ですが、テッド然り、たまには吹替も悪くない!
テリファー2といいプーさんといい本作といい、映画としてのデキはそれぞれとして、今年は「笑えるグロ映画」の当たり年かも知れません。
クララ〜
懐かしき同人の香り
本題までが長い…
なぜかレビューが消された
一興懸命レビューを書いたのに、突然、予告も注意も無くレビューが消えていた。
何が引っかかったのかさっぱりわからない。
記憶している限り、再度レビューを書いてみます。
児童文学、アルプスの少女ハイジ、をエログロバイオレンスにアレンジしたスイス映画。
チーズ会社の社長でスイスの大統領のマイリは軍を掌握し、自社以外のチーズを禁止し、独裁者として君臨していた。20年経って、闇でチーズを販売していたハイジの恋人ペーターは密告され軍に捕えられ、ハイジもいた公衆の面前で頭を撃ち抜かれ処刑されてしまった。その後、ハイジを追ってきた軍に祖父の家を爆破され、祖父も殺されてしまった。
ハイジは恋人や祖父の復讐のため、戦うためにトレーニングを重ね、戦闘能力を高め・・・てな話。
エロはたいしたことないし、グロも明るく頭が吹っ飛んだりで血が血にみえなくて、バイオレンスもハイジ頑張れ、って応援出来た。ハチャメチャだがスッキリ出来て面白かった。
あと、スイスの山々の景色は美しかった。特にマッターホルンのシルエットは素晴らしかった。
独裁者はいつか滅びる、というメッセージのようにも感じた。
独裁者・・・今ならプーチン、金正恩、習近平、などなど。
次回作も有りそうなので、クララと暴れてくれるのを期待したい。
こんなレビューなら大丈夫だろう、と信じる。
追記
字幕版に続き、隣県遠征して吹替版を観賞してきました。
悪くはなかったけど、字幕版の英語の方が良かった。
タラやロドリゲやポールバンや。。。
クラウドファンディングでメジャーを一切頼らずに製作したというスイス映画。製作者はどうやら相当にタランティーノをリスペクトしているのか。というより、このC級テイストが大好きなのか。
スイスがチーズ企業が支配するファッショな帝国と変貌したという世界観。そのイントロの紹介はまるで「スターシップ・トルーパーズ」(ポール・バーホーベン監督 1997年)の香り。殺された恋人のペーターの復讐に殺戮マシンと化すハイジ。国家を地獄へ落とす壮絶な戦いが全編で。という荒唐無稽さはタランティーノがロバート・ロドリゲスと組んで、かつての低予算映画へのオマージュを詰め込んだ「プラネット・テラー in グラインドハウス」と「デス・プルーフ in グラインドハウス」のスピンアウトのような仕掛け。スイスの国旗がハーケンクロイツの悪夢のように翻り、そのディストピア感は、ナチスが月の裏側に潜んでいたという「アイアン・スカイ」(ティモ・ブオレンソラ監督 2012年)の狂いっぷりだ。
という例示だけで、この作品のポジションは「わかる人は判る」ものだということが、理解できるではないか。で、僕は大好きなのだ。
俺のアソコがヨーデルしてるぜぇ!!
惜しい!
予告を観た段階ではもっとエログロにブッ飛んだ映画かと思ってたけど、意外と控えめ。
もっと血がブシャー!首がズッパシ!人体グチャ!みたいなのを期待してた。
でも、『B級映画を作るぞ!』って言う監督の気合いはとても感じられる。
B級の中のB級!
こう言う映画が好きな自分のような人には刺さるんじゃないかなぁ?
字幕版を観たかったが吹き替えしかやってなかったので吹き替えで観賞。
吹き替えの演技が大袈裟でメチャクチャオヤジギャグ満載だったんだけど、字幕版はどうなんだろう?
格闘修行の場面は駄目だ。
修行して徐々に上達していると言う設定だろうけど、スピードもキレも無い。
さすがにもう少し特訓してほしい。
なかなかに吹っ切れたお馬鹿映画。
でも、こう言う映画って必要だと思うよ!
小難しい映画じゃなくて、頭からっぽにして観られるクソみたいな映画(褒め言葉)って需要は必ずあるから。
自分みたいにB級好きも一定数いるからね。
自分が期待していたよりもちょっと下回っていたので、今年のB級一位は今のところ『キラー カブトガニ』かな。
でも、そこそこ面白かったのでB級好きにはオススメですよー。
やりたい放題(いいぞ!)
エロ、グロ!バイオレンス!!
爆発&爆発。
ハイジのおうちは三角のあのスタイルだし、藁のベッドだし。
ヨーゼフもユキちゃんも出るし、ロッテンマイヤーさんがめちゃ悪役。
クララは歩いてたのに車椅子に。
結構アニメのハイジがベースになってるなあという感じ。
その上に乗っかるのがやりたい放題のストーリー。悪の権化(チーズ会社の社長にして大統領)対ハイジやおんじ達パルチザン。人を化物に変える秘密のチーズの原料は母乳!
これでもかという詰めこみっぷりは、すがすがしいです。作る人たちが楽しまないと面白くならないよね
ぜんぜん マッドでわ あーりーまーせーん。
バカバカしさが、今一つハジけない
もっとぶっ飛んだ映画なのかと思っていたが、案外きちんと普通に作られていて、ちょと期待はずれだった。
バカバカしさを楽しむ映画なのだが、真面目に「おバカ」をやっている感じで、徹底ぶりが足りなかったように思う。
話はモタモタしていて転がっていかないし、アクションも間延びしていて、ただ単に人体破壊がやりたかっただけのように思えてしまう。
それとも、「アルプスの少女ハイジ」の登場人物の名前だけを借りて、「タランティーノ的な復讐劇」をやりたかったということなのだろうか?
確かに、古今東西のB級アクション映画から取ってきたようなシーンが随所にあるのだが、それが本編の面白さに活かされていないため、オマージュと言うよりはパロディやパクリにしか見えないのである。
せっかくクラウドファンディングで自由に作れたのであれば、もっと突き抜けてもよかったのではないかと、少し残念に思えてしまった。
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