「完全なる仮想現実を体現して受け止めた魂とは‼️❓」PERFECT DAYS アサシン5さんの映画レビュー(感想・評価)
完全なる仮想現実を体現して受け止めた魂とは‼️❓
役所広司は昔、東京都庁千代田区役所で土木工事の仕事をしていて、まるで役に立たなかつたと、本人が回想している。
多分、便所掃除をしても手抜きだろう、多分、自分の家の便所掃除もしたことがないだろう。
映画の便所掃除も、綺麗で匂いも無いところでしている。
でも、演技は、リアルを超えて、真実以上のものを伝えている、少なくともそう感じさせる。
彼と、同年代だが、ほとんどは、病気に苦しめられ、今を生きるのが精一杯なのだ。
でも、役所広司自身は、無病息災、なんの苦しみも、生活難も無くて、これが演じられる天上天下唯我独尊なる役者なのだ、鈴木亮平のような綿密な下調べも無くとも、演じられる天才なのだ。
ドイツ人監督の夢想で描く日本はそれでも、理想の世界なのだ、このような静寂が、虚無ですら素晴らしい、日本人はそれを誇らしく思うでべきかもしれない。
無垢で無臭なる便所掃除と、静寂なる文化住宅にこそ、天才役所広司が演じるところで、高邁なる精神が宿るのかもしれない。
これが、映画の真実なのかもしれない。
自分の限界と、世の中の無常と、映画の真実を知るために、是非。
Komasaさん、この映画はある意味皮層的で生きる参考にはなりませんが、自分を見つめ直す鍵にはなります、私は自分に恥じない生き方をしてきた、そうさせてくれた環境に感謝しています、よろしくお願いします🤲
はじめまして♪私の拙いレビューに共感頂き有難うございます。その後時間が空いてしまって失礼しました汗 確かに作品中のトイレ、無臭でキレイすぎますよね!トイレ掃除を高尚な精神の表れであるかのように見せてくれるのも、役所さんの凄さかと。アサシン5さんのコメント、大きくうなづいてしまいました!臭気を感じさせない笑から、ただの「トイレ掃除夫の物語」ではなく、見る人が自分の生活に引き寄せて作品を鑑賞できるのかも知れませんね。
100人目の共感者です💓
あのトイレたち、絶対汚れなんか微塵も無い状態で役所広司さんが
擦りに行っていると思います。
リアルを超えて真実以上のものを伝える、その通りですね。🦁
私が言いたいのは、この映画は観念論なので、清掃員は苦情などで複雑な環境に巻き込まれることもあるし、主人公の生活は清貧では無いのです食生活とか、例えば、住環境も騒音悪臭の的になる住まいです、もちろんあなた様の正当性を否定するものではありません、懐が深い映画なので、賛否だけでなく、観る人の人生観を問うものだと思います、よろしくお願いします🤲
共感ありがとうございます。
アサシン5さんらしい現実を踏まえたシビアなレビューですね。
本作、前半は、主人公の清貧生活での理想の生き方が描かれます。
中盤で分かることですが、主人公は、過去を捨て父親との確執から逃れ清貧生活を始めます。父親との確執の二の舞を避けるため、人間関係に距離を置き、トイレ清掃員として、道端に咲いた花や木漏れ日の変化など、小さな喜びに満たされて生きていきます。
主人公がこういう繊細で心豊かな生き方ができるのは、主人公が立派だということではなく、主人公を取り巻く人間関係が良好だからです。生きるベースがしっかりしているから、精神的な余裕ができ、花や木漏れ日の変化気付けるようになるからです。
後半で、生きるベースが一気に崩れると、主人公は怒ります。心の余裕、心の豊かさは失われます。
本作の主題は、主人公のような生き方って素晴らしいでしょう。こんな生き方ができたらいいですね。ではなく、心豊かに生きるためには、人間社会で生きるベースである人間関係としっかり向き合い、他者と良好な関係を作り、他者に煩わされない自分の時間を創出して、心に余裕を持ちなさいだと感じました。今の日本では叶えるのは難しいです。
それで良いと思います。理想は掴み取るものではなく、追かけ続けるものですから。理想を追いかけ続けるのが人生の醍醐味ですから。
長文になってしまいました。
失礼します。
では、また共感作で。
ー以上ー
今、林修のインタビュー観て、怠け者を自戒していて、正直さと、天才ぶり、に驚愕した、まさに、インタビューですら自然な演技、シニアの星だな、🤩真似して生きよう、さらば。
こんにちは
リアリティーのなさも、「仮想現実」と捉えれば確かに映画的醍醐味とも思えますね。いろいろな見方がありますね。素晴らしいレビューをありがとうございます!
共感ありがとうございます♪
私も観た当時イマイチ外国人監督の理想の日本みたいな風に受け止め、ちょっと斜に構えておりました。でもみなさまとレビューのやり取りをさせていただいて、アサシンさんの自分の限界に向き合うことができ、観て良かったなという境地に達することができました。(笑)足るを知る。むつかしいですよね。
共感ありがとうございます。
ま、確かにキレイ過ぎですよね。別に汚物を出す必要もないと思いますが、やはり外国人の目には美しい所がまず飛び込んで来るんでしょう。