「最近、親族の納骨があり翌日、親族のお葬式がカトリック教会で会った。...」エドガルド・モルターラ ある少年の数奇な運命 ♪エルトン シンさんの映画レビュー(感想・評価)
最近、親族の納骨があり翌日、親族のお葬式がカトリック教会で会った。...
最近、親族の納骨があり翌日、親族のお葬式がカトリック教会で会った。
全く違う様相ではあるが若干の違和感を感じるも平然とどちらも参列した。
ほとんどの日本人がそうであるように宗教には寛大というか「無関心ではないがそのときそのときの都合によって神様を代えれる多様性を持ち合わせている」と良いように思ってしまう。
この映画は全くそうではない。
母親の死に際で改心させようとする息子にがんとして断る母親。
子どもだったから長い年月を経て改心できたのだろうし、他の家族は家族を連れ去られた悲劇を背負い生きてきたのだから改心するという選択肢はなかったに違いないし。
ただ、つれさられたエドガルドには何の罪もない。権力者のエゴに巻込まれただけなのに。
母と死別した後もキリスト教宣教師として立派に生きられたという史実もこれまた感動の余韻を残した。
子どもから改心するまでの10年間が描かれていなかったのは残念だった。それを描くと3時間以上の大作になるかも。
それにしても司教のエルガルドに靴をなめさせたり地面に舌で十字を書かせたり、完全なるハラスメントである。実際にはないと思うが
今風で言うなれば宗教ハラスメント、宗ハラである。
権力者のいやな一面でメチャクチャ腹立たしく思ったシーン。
これも史実に基づいていたのかなあ。多分、そやろなあ。知らんけど。
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