「吉村作治先生が観たら、羨ましがるに違いない特殊能力」墓泥棒と失われた女神 カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
吉村作治先生が観たら、羨ましがるに違いない特殊能力
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イタリアのトスカーナ地方。
特殊能力を持った考古学愛好家のアーサー。
今回は残念ながら、ジョシュ・オコナーのダビデ像のアレを大きくしたような裸体は拝めませんでした。
ジョシュ・オコナー急に老けた???
ちょっと臭ってくるようなヨレヨレのジョシュ・オコナーでしたが、相変わらずカワイイ。
彼にとって世俗はまったく意味はなく、幻想に出てくる死んだ恋人の姿を追うように漠然と生きている。ただそれだけ。生ける屍。欲もなく、世捨てびとの役。似合いますね。
こんなふうにいつまでも愛されている美しい彼女(イレ・ヤラ・ヴィアネッロ)は幸せですね。
一度も荒らされてない紀元前の遺産がバンバン発掘される。仲間が女神様の首をチョンパして持ち帰ろうとすると、考古学愛なのか美意識のためなのか、パニックに陥ってしまう。
イタリアという名前のシングルマザーの住込みのお手伝いさんが彼とは対照的。
彼女に惹かれそうになりながらも、またもや悪い連中に利用されて、古い墓に幽閉されてしまう。一本の赤い糸の先には微笑むイレ・ヤラ・ヴィアネッロが。
死んだな····彼女のもとへ旅立ったな····と思ったら、夢オチ???
悪い美術商役のアルバ・ロルバケル もキレイだった。
しかし、なにをして刑務所に容れられていたのか?文化遺産損壊および密売の罪か? 懲りないアーサー君。
吉村作治先生が観たら、羨ましがるに違いない特殊能力。
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