劇場公開日 2024年2月23日

落下の解剖学のレビュー・感想・評価

全483件中、61~80件目を表示

4.0こちらが咀嚼しにいかないと解せない良作。

2024年10月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

今年初めに映画館で鑑賞。当時は、良さが分からなかったので作中にウトウト。ですが、レビュー動画等を後から振り返ると色んなギミック論点あり、「こっちから理解しにいきたい」と思ってました。

今回、アマプラにて鑑賞。
結論面白く「真実や如何に!?」的な面白さではなく、法廷人間劇としての面白さが散りばめられていました。

サンドラヒュラーの快演で、感情輸入できる、できないの狭間の演技に魅せられます。

結局のところ、本当の真実など誰にも分からない。感じることの多い一作となりました。

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ちはや

4.5いろんな角度で見る物事

2024年10月13日
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確信に近づいてもまた遠のいてしまう。そして、多方面から責め立てる法廷のシーンがありますが状況が動いているように見えるだけで何も動かず、自分に非があった部分など触れて欲しくないところまでも大袈裟に言ったり法廷は凄く精神を使うというのを深く実感した。カンヌ国際映画祭の最高賞パルムドールを取るほどの素晴らしい視点の映画だと思いました。

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RRR👑《共感:1000》

4.0「真実」とは

2024年10月13日
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鑑賞方法:VOD

知的

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ぞの

5.0ショパンの前奏曲が映画の魔術の始り

2024年10月12日
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マサシ

2.0ん?オチは…?

2024年10月11日
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まかの

自分が あてにならない

2024年10月10日
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難しい

見ため、服装、言葉選び、話しかた、ふるまいはもちろんのこと うわさ、過失、性別、経済状況、後から知らされた新事実 などなど

あらゆる外部環境によって 人は最初に抱いた相手への印象を いとも簡単に変えてしまう

主人公の女性が 当初悪人にはみえなかったのに 話が進むにつれ決して悪い人ではなさそうなものの どうもそんな良い人でもなさそうな気がしてきました 気がつきましたか。
そこに実の子どもからの評価が入ればなおさらでしょう

息子はどちらかに確信をもてないとき 腹をくくった
確信をもつフリをせず そして決めた
観る者は それにまたも影響されたことに気づかされずにいるのだ

これは実験作であり意欲作なのかなと思いました

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えんぞ

3.0どこか不気味な人たち

2024年10月9日
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鑑賞方法:VOD

途中で観るのを止めることが多い私が最後まで観たのだから、よくできた映画なのだと思う。
夫婦のことは他人にはわからない。それなのに、裁判で裁判員たちに理解してもらえるように説明しなければならない。そこは考えさせられた。
でも、亡くなった夫は陰気すぎるし、残された妻と息子はどこか不気味で感情移入はできない。たんたんと観ていくうちに終わる映画だった。

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すみゃん

4.0何故、夫は落下して亡くなったのか。

2024年10月8日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

難しい

妻が疑われ、裁判にかけられるが色々な人が関わって息子の行動もおかしく惹き込まれる映画でした。

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未散

4.0夫婦喧嘩と犬

2024年10月8日
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鑑賞方法:VOD

怖い

興奮

知的

犬の名はスヌープ。『ピーナッツ』のスヌーピーのようにモノトーン。冒頭、なぜか体を洗ってから散歩に行く...時系列を変えているのかな。終盤の白目からの復活はCGではないらしく、その演技が絶賛されている。

三か国語を話せるサンドラに扮するのはサンドラ。名前が同じ。
アマプラにて日本語字幕を出して日本語吹き替え版で観た〈英語の時はこのカッコが付く〉。
弁護士との仲は怪しいとも怪しくないとも言える。

両親とも作家なら才能は有りそうだが、残念ながら視力が弱い息子ダニエル。なぜスヌープでアスピリンを試したのか、なぜその後「僕を助けて」と言ったのか、自分も殺されるかもしれないという意味なのか、それとも自分が知らずに父を殺していたことがわかったのか、母が父を殺したことがハッキリしたからなのか、母が無罪とハッキリしたのか、或いは何も信じられなくなったから助けてという意味なのか。いずれにしても、母親を無罪にするためにクライマックスで父親のセリフを完全に作り上げた描写がある。

見れば見るほど謎は深まるばかり。
録音された夫婦喧嘩、暴力シーンの映像はない。当事者の証言を信じるしかない。
裁判後の何かが起こりそうな雰囲気、遅く帰ったサンドラの行動の詳細は不明...弁護士と何かあったかどうか。それは視聴者の想像に委ねられている。
ラスト、ダニエルがスヌープではなくサンドラの頭を撫でた理由と、スヌープがサンドラの隣に来た意味もハッキリわからない。

序盤からイライラさせたりモヤモヤさせ、計算していて意図的で、印象操作を感じる作品。

夫婦喧嘩と犬が印象に残るエンターテインメント。

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Don-chan

3.0家族の解剖

2024年10月8日
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ミステリーかと思って、
落下の解剖学とはなんぞや?と思って見てたら、
解剖とは父が転落して、それが自殺か他殺かの裁判になり
裁判により家族の関係性が解剖されて行く。
と言う話だった。

結局、家族のことなんて誰も分からず、
自分たちが生きてる社会も、誰かの噂やデマでかなり
印象が左右されてしまっているように思う。
この事件も結局は真実は分からず、
裁判官が息子に言うように主観でしかない。

録音されていたケンカの音声。
弁護士との怪しい関係。
息子の証言。
観客をとことん惑わせ、見終わった後に話し合いたくなる
映画でした。

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奥嶋ひろまさ

4.5検証すればするほど真実は分からなくなるもの

2024年10月8日
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てけと2

1.0生理的に好きになれない登場人物とストーリー

2024年10月7日
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話題性が高かったため、気になり見てみました。

何か・・・冒頭のシーンからちょっと「嫌だなぁ・・・・」
二人の会話の内容が、意味がわからないなりにもキザっぽくて嫌悪感。それに輪を掛けて大音量が流れてくるけれど、その利用されている音楽のメロディーも嫌だし、客人が来ているのに大音量を流す行為を行う夫の性格も・・・・・・

そこから物語が進んでいくうちに、主人公の「サンドラ」がとても嫌なキャラクターだな・・・・・何か、とても図々しい人という印象を受けました。

 それに輪を掛けて息子が可愛そうだな・・・・・と。

 ストーリーも自分の好みではない、鬱々とした展開で前日の夫婦の言い争いの録音テープのシーンで、耐えられず視聴を止めました。(そこからネットで物語の概要を知り、あぁ、見なくて正解だったと思っています)

サンドラが嫌なキャラクターだと印象付いてしまったのですが、それだけ役者さんの演技が素晴しかったのだと思います。

個人的な好みです。自己主張する人間同士の憎しみ会いは無理して見る必要性がない。不愉快。

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ヤナコ

4.5夫婦の仲

2024年10月6日
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夫婦の仲はたにんにはわからないものである。その一面を裁判を通じて見せてもらったが、それすら本心がどこにあるのか夫婦にしかわからないものである。日頃から丁寧に暮らすことが大切だとわからせてもらった映画である。

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まさ

3.5エンターテイメント性はないけど

2024年10月6日
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難しい

判決が出たって真実が解るわけじゃあない

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ぎょうざ

4.0できた息子…

2024年10月5日
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知的

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KEI

4.0人間だけでなく、犬に注目

2024年10月5日
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【鑑賞のきっかけ】
本作品は、カンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞を受賞していることもあり、劇場鑑賞を予定していたが、機会を逃してしまいました。
このたび、動画配信が始まったので、早速、鑑賞してみました。

【率直な感想】
<「ミステリ」ではなく、「人間ドラマ」>
本作品は、フランスの雪の積もった山奥の山荘に、夫と妻(サンドラ)とひとり息子(ダニエル)という三人家族が暮らしているという設定です。
ある日、11歳のダニエルが飼い犬と散歩に出かけ、戻ってきてみると、父が山荘から転落して倒れていて、既に絶命していました。
やがて、警察の捜査の結果、妻のサンドラは殺人容疑で刑事訴追を受け、裁判が開かれることに。
…と、記載してくると、シチュエーションは、完全に「ミステリ」、しかも、ジャンル的には、「法廷サスペンス」なのですが、本作品は、そうではありません。
宣伝用のポスターには、「これは、事故か、自殺か、殺人か」とあるけれど、どれが真相かを追求する作品ではありません。
本作品で描こうとしているのは、「人間ドラマ」です。
夫婦の人間関係はいかなるものであったのか、視覚障害のある少年ダニエルに対して、父と母はどのように接していたのか。
これらが、2時間半という長尺の物語の中で、じっくりと描かれていきます。

<2番目の注目点があります>
多くの映画作品において、冒頭のシーンが後の展開を考えた時、非常に重要だったりします。
本作品は、それに該当します。
本編が開始した時、カメラは階段を下から、映しています。
この階段から、ポンポンとボールが「落下」してきます。
階段の下まで落ちてきたボールを、駆け下りてきた「犬」が咥えて、再び、階段を上っていきます。
つまり、本作品で最初に登場するのは、「人間」ではなく、「犬」です。
「人間ドラマ」重視なのに、「犬」が最初に登場。
本作品は、カンヌ国際映画祭において、パルム・ドール賞のほかに、「パルム・ドッグ賞」を受賞しています。
私も、今回初めて知ったのですが、優れた演技をした「犬」に対して与えられる賞だそうです。
そうした視点で捉えてみると、この「犬」が物語の中で、重要な役割を果たしていることがよく分かります。

【全体評価】
人間の演技に注目するとともに、「犬」の演技にも大注目という本作品は、強く胸に刻まれる、期待を裏切られることのない秀作であると感じています。

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悶

4.0優れた脚本と今な画作りの傑作

2024年10月5日
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先が読めない羅生門的脚本、観ているこちらもあちらこちらを疑ってしまう共犯関係を2時間半の中で何回も作られ、時折紛れるYouTubeのような生々しい映像で、これはフィクションなのか?本当に?とラストのエンドクレジットまで緊張感が続く、素晴らしい映画を見た!と大声で言いたくなるような映画でした。

最後まで観たみなさん、本当にこれで我々は真実を観たのでしょうか?
映画を観た我々しかみていない冒頭の彼女は善人に見えたでしょうか?
映画とは、フィクションとは、映像作品とは、を考えずにはいられない傑作でした。

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あした

4.0タイトルが秀逸

2024年10月4日
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2024年10月3日
映画 #落下の解剖学 (2023年)鑑賞

冬山の山荘で男が転落死し妻が殺人容疑で逮捕される。裁判で夫婦の確執や前日の口論が暴露される。弱視の息子が証人として出廷することになり

うーん真実が知りたい

夫婦で殺人事件が起きた時のその後の子どもの人生を描いた作品見たいな

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とし

3.5誰しも

2024年10月3日
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いつ何時もずっと仲良く理解し合いながら同じ歩幅、理解で力でいれる相手はいない。
最後の結末がなんとも言えない空気感です
それも全部含めて人間なんだと思いました
ストーリーにすごく起伏があるわけではないので大どんでん返しを期待しないほうがいいかもですが、それでもこれからに向かって前に進まなきゃいけないと教えてくれる作品となっています

最後の方の夫婦間の言い合いはなかなか言葉にできないことを口論し白熱しすぎて…
パートナーと一緒に見ないほうがいいかもです…
吹き替えで鑑賞しましたが字幕では言語が入り混じりまた違った印象になるかもです

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ビタミン

3.0事件か事故か それだけではおさまらない

2024年10月2日
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サスペンスものはあまり積極的には観ていないが、第96回アカデミー賞5部門ノミネートということと、タイトルが妙に気になり鑑賞。
全体を通して決して悪くはない創りのだが、ここまで評価された理由も正直わからない。
確かに事件か事故かどんな判決になるのか的な緊張感は終始ぴーんと張り詰められているものの、結局焦点はそこではなかったの!?って感じだったのは少々肩透かし。タイトルの趣旨も結局自力では解読できず。
観ていて誰とも共感できないまま淡々と流れていく上映時間152分は、さすがにちょっと疲れてしまう。

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いけい