「母親(ザンドラ・ヒュラー)に対する不信感」落下の解剖学 Socialjusticeさんの映画レビュー(感想・評価)
母親(ザンドラ・ヒュラー)に対する不信感
最後のシーンの息子ダニエル(ミロ・マシャド・グラネール)の法廷弁論で母親(ザンドラ・ヒュラー)に対する不信感が募ってしまった。なぜかというと、勝利を勝ち取った母親は法廷を出て車に乗った。息子に電話をしたが息子は電話にも出ず、それに増して、晩御飯を食べてからの家に戻って息子に会うという形になった。父親は自殺であることを自分の父親との会話の経験から法廷で証言した息子にとって一番会いたかった人は誰だろう。それに夜中目が覚めて母親にあった時、なぜ息子は母親の頭を撫ぜて、安心させるような動きをしたのだろう。この二つのシーンにより蟠りが残り未消化のまま終わった。
機内で2回に分けてみた法廷・スリラー映画映画で、もう一度じっくりみたら答えが明確に出るかもしれない。
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