「第96回アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞...」落下の解剖学 ゆ~きちさんの映画レビュー(感想・評価)
第96回アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞...
第96回アカデミー賞でも作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞の5部門にノミネートされ、脚本賞を受賞したとあり、どうしても観たいと思っていましたが、フランス語の作品と聞いて、諦めましたw 今回、一時帰国の機内で日本語字幕で見て正解でした。
星はビミョーでしたし、話が膨らむ割にオチはアッサリしていて、拍子抜けした人も多かったでしょうが、究極の夫婦喧嘩という感じがして、結婚って難しいんだなぁと思いました。
夫婦ってあんなに思ってること全部言ったら終わるよね…とため息つきながらも、ハラハラしながら観てました。
私も今思うことをちゃんと言える英語力がないからこそ、誤解されないように丁寧に伝えようとしてますが、なかなか思ってること全部言えるわけじゃないから、コミュニケーションにストレスを感じる時もありますし、相手にしてもらえなかったことも、何度もあります。
あの奥さん、めちゃくちゃ頭良くてフランス語もドイツ語も話せて羨ましくなりましたが、あんなふうに我慢しながら、妥協しながらコミュニケーション取ってるなら、そりゃストレスも溜まるわなぁ…www
子供の前で言いたいこと言えないから、やっぱり愛の形が歪んでしまう切なさも感じました。
それにしても、あのワンちゃん、焦点合わない演技、薬を吐き出す演技、いかにも苦しそうな演技は素晴らしかったですね。
ゆ〜きちさん、ハッキリとした結論は出ていませんが、ほとんどの観客は同じ犯人を思い浮かべた気がします。本作、予告をうまくつくっていたので、そこから興味を惹かれて鑑賞しました。
ひでちゃぴんさん、こちらこそいつもコメントありがとうございます。
サスペンスとかノワールものとか、アカデミー賞が絡まないときっと見なかった作品、しかも全日空の空路じゃないと字幕で見られなかったから、言葉が変わったら確実に理解不能でしたーwww😂見られてよかったです。
ゆ〜きちさん、共感&コメントありがとうございます!ザンドラ・ヒュラーの演技が圧倒的で気圧されました。『関心領域』でもすごかったので、私としては要注目俳優として今後もウォッチしていきます!
琥珀糖さん、コメントいつもありがとうございます。
まぁ脚本賞だよね、って感じの地味な作品でしたが、なかなかスリリングな展開でした。
ただ、人の不幸はあまり見ていて楽しくはないですね。みんな仲良く!w
コメントそして共感ありがとうございます。
すごく楽しみにしていたのですが、夫婦喧嘩以外は
ラストもあっさりしてて拍子抜けしました。
賞を多数受賞したのもやや分かりません(笑)
犬はブサ可愛くて最高でしたね。
風景とか裁判の雰囲気とか、話術巧みな脚本、
やっぱり脚本賞受賞だったのが納得ですね。
「ゴーンガール」を観た直ぐ後だったので、衝撃は薄かったです(笑)
おかえりなさいませ。
久しぶりの日本はいかがでしょうか。
コメントありがとうございます。
あんな家庭内の事を裁判でいろんな人に聞かれるのも辛いですが子供には聞かせる方も聞く方も辛いですね。
真相は自分なりの解釈でっていうのも良いかなと思いました。
ふわりさん、お返事ありがとうございました。
外国で見る映画のチョイスはなかなか難しいですよ。私もたとえオスカーノミネート作品でも、諦めるべき作品の区別がつくようになりましたw
uz さん、お返事ありがとうございます。
夫婦の在り方は千差万別なんでしょうが、他人同士が同居してるんだから、思いやりや感謝がなくなったらおしまいだなぁと、ストーリーに関係ないことがぐるぐる巡ってくる、考えさせられた作品でしたね、結局w
コメントありがとうございました!夫婦喧嘩は犬も食わない、とよく言われますがリアル過ぎて実体験がフラッシュバックし、当方、薬飲まされたワンちゃんみたく死にそうになりました(笑)
コメントありがとうございました。夫婦喧嘩でのやりとりが、どこか表面的で通り一遍な言葉使いと感じたのは、お互い母語での喧嘩じゃないからなんでしょうね。言語にまつわるネタやニュアンスを日本語字幕で理解しなければならないのは、なかなか難しいですねー
コメントありがとうございます。
多言語の国にお住いの場合の不都合、日本にいるとなかなか想像できない(そんな現状に甘えて努力を怠るワタシもいけないのですが……)
ワンちゃんの演技は凄かったですね!一気に引き込まれました。
ははは、友人と韓国旅行で見て、字幕もハングル語だったんですよねー。選択肢があまりなかったんですが、映画館や雰囲気を楽しんだ感じでした。
採点基準なるほど~。またレビュー楽しみに読ませていただきますね。
コメントありがとうございます。
真相さえ分かれば、そこから動機などを慮る、寄り添う方にも向かいますが…
最後まで明かされないため、余計に人間不信にもなりますね。
また、100%確実な証拠というのも実はそうそうないんだろうなぁ、とも感じました。
ふわりさん、コメントありがとうございました。
それは選んだ作品が間違いでしたねw だから私がカナダで観る映画のレビュー、わかりやすくないものは絶対3.5以下ですwww
ゆ~きちさん
コメントありがとうございました。見て1ヶ月近く経ちますが、サンドラの演技がインパクト残っています。ほんとに究極の夫婦喧嘩でしたね~。息子君がかわいそうだった。
私も過去に海外で字幕なし数回チャレンジしましたが、全然わかりませんでした。「マイノリティリポート」などさ~っぱり理解できなかった思い出(^_^;)なので、ゆ~きちさんすごいなあと、いつも思っております!
ゆ〜きちさん
コメントありがとうございます。
ホント、わかりづらい日本語の題ですよね。
それと、この作品は日本で観られたようで、やはり字幕は日本語の方が読みやすいですよね。
もしフランス語部分が英語字幕だと目で追うのが大変そうだな、って思いました。
何度か日本映画を英語字幕で観た事ありますが、文字数の関係から薄っぺらになる場合が多い気がしました。
SAKURAIさん、じゃいさん、こちらこそありがとうございます。
あの3か国語でやりとりされる展開まで、夫婦同志お互いのストレスが伝わる秀逸な脚本でした。言語を通して見えてくる世界や文化の違いが学べ、刺激はもらえますが、日本のよさを伝えたいことだけは、自分の核の部分になっています。
かばこさん、コメントありがとうございました。
本当にそうですね。あの口喧嘩の展開から色んな背景が想像できて、そこもよくできた脚本だと思いました。情報量が多いので、みなさまのレビューは本当に助かりますw
ゆ~きちさま、コメントありがとうございました!
読んでいただけただけで光栄です。
海外でお仕事されていると、まさに本作の「自国語で話せないストレス」ってのは日々体感されていることで身につまされますよね!
でも、意外に英語の部分が多くて聞き取れる部分もあったのでは?
今後もよろしくお願いします!
こんにちは
共感をありがとうございます。
おっしゃるとおり、奥さんはめちゃめちゃ頭が良くて母国語ではない英語もフランス語もできてしまう。それがなおさらダンナのコンプレックスを刺激してたのかも、と思いました。フランス人って少し前までゴリゴリの男尊女卑社会だったようなのでなおさら。かといって、それを奥さんにぶつけるのは理不尽。奥さんは相当ストレス溜まってたと思います。強靭なメンタルの持ち主ですが。。人気作家になるようなヒトは、どこか人でなし的で恥知らず的で自己中で図太い、強靭なメンタルを持っているものかもと思いました。人気作家になれないダンナはそのあたり凡人なのかも。。。長々と失礼しました。。。
talisman さん、そんな同性愛の演技に気づいたとは!ケイトブランシェットの映画、多分観た気がしますが、タイトルを思い出せませんでした。ちゃんと脱いだ作品でしたよね?
🔺うまいですね!映画「TAR」でベルリンのレストランで食事するときのTar(ケイト・ブランシェット)が目の前の若い女性チェリストを見る視線、彼女の食べっぷりを愛おしそうに見る様子を思い出しました。最初の女子大生のインタビューを受けているときのサンドラの顔です。すごくウキウキして目の前の彼女に関心持ってた!
バイだって観客に知らされるのが裁判の場面からなので え!って
なるし 最初からバイだって分かって居たら最初のシーンの見え方変わるし構成も上手いんですよ!
Mr.C.B.2さん、talisman さん、
お優しいコメントありがとうございました。
実は食べたいのはなめことかオクラとか山芋とか、ヌメヌメに飢えてます😭
この作品裁判モノだけどかなり異質で裁判の時の奥さんも普通の作品なら感情高ぶって声張り上げたりすると思いますが、あえてずーっと引いた演技だったし弁護人もひたすら静かに状況証拠だけを言い続けて最後に検察側に憶測の話のブーメランかますとかマジで凄い内容ですよ!
言葉の問題が結構キーワードだと思いますし あそこまで会話をしまくる作り込まれた脚本はどうかしてるとおもいますよ笑! エンタメ作品慣れしてるとラストがあっけないとか言われますが そこじゃないですからねこの作品は!
talisman さん、いつもありがとうございます😭
本当はゆっくり字幕で映画が観たいのですが、1週間しかいられないのでバタバタしていますw
言語ってやっぱり大変なんですね。奥さんなんだかんだでペラペラやん!と思いましたが、英語話したくないフランス人わかる〜と思いましたw
奥さんはドイツ人だからドイツ語が母語で更に英語も話せる。夫はフランス人だからフランス語が母語。息子はパパからホームスクーリング受けている母語はフランス語で英語も話せるんだろう。夫がここはフランスなんだからお前(妻)もフランス語話せと言うのはむかつきました。二人にとって外国語である英語がフェアだなと思います