「無意味だった仮説s。」落下の解剖学 SAKURAIさんの映画レビュー(感想・評価)
無意味だった仮説s。
作家夫妻と視覚障害のある一人息子とワンコの家に起こる話。
雪の積もる山奥に住むその一家、犬の散歩から自宅に戻る息子ダニエル、そこで目にしたのは自宅前で血を流し倒れる父親だった…、自宅三階からの転落死と思われたが、転落死とは別の外傷が見つかり…。
スルーするつもりでしたが話題性と予告の「背筋が凍りつく、息もできない、最高傑作」という文字を目にし鑑賞。
結果から書いてしまうと私には合わない作品だった。長尺約150分使って何かうやむやな感じでスッキリしない、本作が100分位の作品なら納得出来るかもだけど。
死因にあたって数人の人間から色々な仮説が出るけど、その会話シーンも正直引き込まれず、旦那が録音してた音声とその時の映像シーンには、「おっ、ここからか!」何て思ったけど…。
この本作のテーマ、メッセージって予告にもあったけど「仲睦まじい夫婦でも…、調べれば色々ありますよ」的な?長尺使ってこのスッキリしないのは嫌だな!(笑)
でっ、無罪だった奥さんが実は犯人でOK?
あの録音の音からすると。
あと、ダニエル役は上白石萌歌!?
今晩は。
あのさ、もうね、今日オイラ、朝からキッツい会議の連続だったのね。けれど、共感の音がちんちん鳴って”何だこりゃ!”、と思っていたら今日は世間では休日だったんですね。(涙)
今週末も新作は近場では、一本だしな。
久しぶりに女子高生の間で、恋愛映画を観る事にたった今決断し、席も予約しました。(By エレファントカシマシ”ガストロンジャー。)では。
今晩は!
もう寝ちゃったかな。
今作、私は面白かったけどね。特に法廷劇のシーンは秀逸。
今作は私の勝手な解釈ですが【仲睦まじい夫婦】の間に言語の違いも含めて徐々に生まれた軋轢をミステリータッチで描いた作品だと思いました。色んな観方があると思いますが、旦那さんは、自身の不甲斐なさもあり自殺。けれど奥さんは夫の悩みを知りつつ、一歩踏み入ず、夫を責める姿勢を崩さなかったので、法廷で被告人として責められる事になる。けれど、総てを見ていた息子の証言により無罪となるお話と私は解釈しました。
法学部出身としては、夫を自殺に追い込んだ妻の行為は所謂”未必の故意”に当たると思います。
学生時代、遊んでばかりいましたが、学生主体の法廷劇は好きだったなあ。当然、目立ちたいオイラは、”裁判長をやらせてくれ!”と言ってました。要するに”ガベル”をカーンと叩いて”主文を申し上げる!”と言いたかったんだよね。では。
SAKURAIさん
コメントありがとうございました
“私には合わない、良さがわからない”
ですよね~、なんか世間的にはすごく評価されているので自分がおかしいのかと不安になってました
私だけじゃなくてホッとしました