劇場公開日 2024年2月23日

「家族の内側を解剖する法廷劇で試される、私たちの曖昧さを抱えておく力」落下の解剖学 ニコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0家族の内側を解剖する法廷劇で試される、私たちの曖昧さを抱えておく力

2024年2月24日
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鑑賞方法:映画館
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ニコ
Mさんのコメント
2024年3月26日

私はこの映画を見て、今一つに感じたのですが、このレビューを読ませていただいて、自分が解釈しきれなかった部分もあるのかなあ、と思いました。ありがとうございました。

M
bionさんのコメント
2024年2月24日

コメントありがとうございます。
ダニエルの最後の証言があっても、自分の中では、グレーのままです。
ニコさんがおっしゃる「万華鏡のように移り変わるサンドラの印象」に疑念を抱かざるを得ません。

> 家族の喧嘩は、逃げ道を残しておかないと家庭が崩壊するだけだと思います(自戒)。

ほんと、そうですよね。自分の場合は、トドメを刺される前に謝るテクニックで難を逃れていますが。

bion
グレシャムの法則さんのコメント
2024年2月24日

>真実が明確にならない…
この段落で書かれていること、おっしゃる通りで、私は見事に監督から突きつけられました、
私は『真実の行方』のエドワード・ノートンのようなことになったら、どうする?ダニエル❗️と絶叫するところでしたが、つまりは〝白黒ハッキリ〟を期待してる自分がいたということです。
決定的な判断材料がない事象に対して、何かを決断しなければならない時、ダニエルはああしたが、さて、お前は…

グレシャムの法則
2024年2月24日

真実はわからない。そのままで終わらせる監督のセンス、観客最後までカタルシスを与えないヒュラーの演技、素晴らしいです!ニコさんのレビューに心から同感しました!

talisman