「判決の解剖学だった」落下の解剖学 おひさまマジックさんの映画レビュー(感想・評価)
判決の解剖学だった
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おおっと!真実の再現はナシか~
そう来たか。
これによって、印象的な台詞、、
「勝訴したら何か見返りがあると思っていた。でも、何もなく、ただ終わったというだけ」
ということを事実確認として、実に!見事に表現していたと感じた。
法廷サスペンスの枠に当てはめきれない。
心の傷や、痛み、感情の動きが生々しく刺さってくる。
法廷モノで面白い作品は多々あるが、、、何かが違う。
いや、凄いぞこの作品。
脚本から、配役も演技もすべて素晴らしいのもあるだろう。
白々しさが無く、人の動き、表情が気になって仕方ない。
のめり込んでしまう。
気がつけば、美しいアルプスの風景もほとんど目に入ってこないほど。
私的アカデミー賞、受賞作品だ。うん、もう正式に受賞でいいよ。
見るあいだ、劇場の観客席はまさしく裁判所の傍聴席だ。
人によっては陪審員にもなるだろうか。
もしかしたらワイドショーの視聴者かもしれない。
いずれにしても殺人なのか、自殺なのか?謎・謎・謎。
わからない。どちらにも思えてくる。
判決とは「そうおもったら、決めること」。
お姉さん、、そうか。でも難しいよな…。これが解剖学の答えなのか。
そんなふうに、観客を物語に入れ込む空気の仕立てが凄かった!
本当の真実はどっち?
見終わった後の疑念が今なお、追いかけてくる私は、
ワイドショーの視聴者だったのかも…
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おひさまマジックさんのコメント
2024年2月24日
なるほどー!
独語の発音なのですね!
確かに調べますと、
Sand・ra, [zándra]
((女名)) ザンドラ.
どっちも正解というやつですね。
私の小さな疑問にお付き合いくださり、ありがとうございます😭
スッキリです笑