劇場公開日 2023年12月15日

枯れ葉のレビュー・感想・評価

全159件中、21~40件目を表示

2.0健さん倍賞で。

2024年2月25日
iPhoneアプリから投稿

だから?な一本。
幾ら何でもそのまんま過ぎる。
これ系を持ち上げた方が通っぽいが。
健さん倍賞で見たいかな。

コメントする 1件)
共感した! 2件)
きねまっきい

4.0予想よりはあっさりしていましたが

2024年2月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

「浮き雲」と「ルアーブル」がわたしの中でのトップ2なので、思いの外、あっさりとした印象でしたが、別に不満があるわけではなく、カウリスマキ監督の一貫した『普通の人たちの生活と愛』(勝手にそう解釈しているだけですが)を久々に観せて頂きました。

例えば、雑誌とかチラシとかスクショみたいたものとかで、劇中のどこかのワンカットを見たとして、監督はあのカウリスマキだ! と認識させる人はこの方しかいないのではないかと思います。唯一無二というのでしょうか、構図とか照明とか美術とか役者の顔とか、まあ絶対にわかりますよね。

普通の人の視線を絶対に外しませんから、映画の中のフィンランドはいつも同じです。娯楽、食べ物です酒、家、トラム、街中、暗さ、服装、映画館。わたしにはとても魅力的に映ります。ちなみに、リッチな゙フィンランドってどんななんですかね?

やっぱり、人間に必要なものは、愛ですね。それは、パートナーです。ひとりで痩せ我慢は辛いです。孤独とは牢獄です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ウルスアベイユ

4.0枯葉の時

2024年2月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

それは旬を過ぎた物事をさすかのような
または輝きの成れの果てかの如く

散りゆく命の一歩手前
朽ちゆくだけの乾いた絨毯

どこか哀愁と背中合わせの季語、枯葉。

but

誰しも希望や喜びに溢れた若葉の頃があるように、

ある種の諦観や、固定概念を纏う頃に訪れる枯葉の季節を、等しく喜びと共に迎え入れたい。

枯葉としての目で、耳で鼻で、肌でその季節を感じ、味わい尽くしたい。

どこか鮮色の抜けた佇まいかも知れない、その目が映し出す新たな世界と正面から対峙し、真っさらな心持ちで、その季節を楽しみたい。

辿り着いた先に優劣はなく、地続き且つ新しい現在(いま)の自分が在る。
過ぎたことを悔やむことも、まだ見ぬ未来を憂うことも120%無意味。

どうあれ、
落ち葉となった枯葉は分解され、廻りまわって、新しい葉を作る材料となる。
また土の上に降り積もった落ち葉は直射日光を防ぎ土を乾燥から守る、土の中で暮らす土壌微生物にとって快適な環境を作り出す。
落ち葉の存在は、キノコやカビなどの菌類、ミミズなどの小さな土壌動物が暮らしやすい環境を作り出す。

どう生きても経験は蓄積され、経験は次の命へと繋がっていく。

枯葉の効用と、枯葉の紅葉、等しく尊い。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
グリーン

3.0映像の美しさがズバ抜けてる

2024年2月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

寝られる

映像の美しさがズバ抜けてる。

とくにアンサの部屋、狭いけどセンス抜群の色合いと小物の配置。めちゃくちゃ好きです。自分の部屋、あんな風に装飾したい!※念願の映画部屋を手にしたので装飾欲が😂

ストーリーは…昔のメロドラマっ感じであんまりハマらず😅電話番号書いた紙を風で飛ばされて無くしちゃう、連絡取れないから別れた場所に何日も待ってみる…ベタ展開についていけず!
ほかにも何個か、こりゃー反応に困るな、って展開があった。
自分、恋愛もの苦手か、微妙だなーと思いつつも、最後まで飽きずに観れたのは前述の通り、映像の美しさが圧倒的だったから。
どのシーンを切り取っても素敵な画になる。アンナの部屋の他、カラオケのシーンや小さな映画館周辺も鮮やかだった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
クラウンゾンビ拓哉

3.5見て良かった。文化の違いも楽しめた。

2024年2月12日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

更衣室のロッカーの色遣いがいいなー、とか
バンドの歌、おもしろいなー、とか、登場人物のややパンクな生き方とかちょいちょい出る鮮やかな色遣いと、人々の表情や天候の乏しさとのコントラストも効いていた。場面ごとに余韻を残したり、ラストは2人で寄り添っていくのも良かったです。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
阿久津京子

3.0本当に失くしたのか怪しい

2024年2月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

幸せ

寝られる

北欧?の静かめな恋愛映画。
男女の2人が軽めに不幸。所々挿入歌が入る。

良い点
・雰囲気
・やや天然
・歌

悪い点
とくになし

コメントする (0件)
共感した! 1件)
猪古都

4.0独りが温かい

2024年2月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

カラオケバー
マウスでデュトット(英訳スパイスガール)
姉妹デュオの歌が絶妙に心地良い。
アンサとホラッパ
自分のことで精一杯なのに、社会、職場でみんなとつながっているその距離感が良い。
同調ではない、独立した感じ。
ヘルシンキ、フィンランドは世界一幸せの国なのでは?
その国でも非正規労働者・最低賃金…いわゆるothers 社会からスルーされた人たちは存在するのだ。

淡々とだけど、なんでやねんって言う物語の進行。

でも、なんだ良かった。
孤立ではない1人ひとり。
枯れ葉のショットがあるのだけれど
一枚いちまい色の違う葉の落ち葉だった。

(アンサはトーベ・ヤンソン演じた人だった。)

コメントする (0件)
共感した! 1件)
gomako1933

4.0カウリスマキの世界はやさしい。

2024年2月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

カウリスマキの世界はやさしい。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
madu

5.0温かいです、くすりと笑います。

2024年2月9日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

食べるものに困っている人や、行き場のない犬を放っておけない彼女が、酒に溺れる彼には、自分で立ち直るように突き放す。
ハッピーエンドからの、彼らの幸せな日常が目に浮かぶ。
滋味深いラブストーリー。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
アメリカの友人

2.5うーん・・・

2024年2月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

ブルーカラーの男女の出会いを綴る小品。

本来なら個人的には好みのタイプの筈の映画なのですが、残念ながら、目新しさや特筆すべき何かを感じ取ることは出来ませんでした。

昭和30~40年代の日本映画にこういうのがちょいちょいありましたね。

[敢えて]なのか[周回遅れ]なのか・・・よくわかりませんが、いまどき足元に落とした煙草の吸殻でアレを表現する演出やるんですね。

うーん・・・

あと、随所に作為的な展開が目立ちます。特に終盤の展開には興ざめしてしまいました。
あー、そういう映画だったのね。

高い評価を受けている本作ですが、自分の感性の拙さ故か、私の眼には極めて凡庸な一作としか映りませんでした。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
さるばば

5.0歳をとるっていうのも悪くないかも

2024年2月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

幸せ

監督のアキカウリスマキのことは知らなかったが、どこかで知っているような気がして記憶を振り絞ってみると、たしか西加奈子の小説「夜が明ける」に出てきた印象的な架空の外国人のモデルになった人だったと思い出し、もうそれだけで十分な見る理由になると思い鑑賞した。そして作品の初めて見るテンポ、空気感にのめり込ませた。
こんなにつらい生なんて苦しい。と思いながら男女二人と、その周辺の小さな世界を見守るような気持ちで寄り添う。私もこの年になり良いことばかりではない、そう落ちて枯れた葉っぱのような現実もそこにあり、若い頃、調子の良い頃には気付けなかった、深い底に近いところにある小さな幸せをこの二人と共に感じることが出来ている今を喜ばしいと思え、結果私も二人と共に一緒に幸せになれた
淡々と無表情で展開していく登場人物達の描き方もとってもユーモラスだし、なにより物語が進むにつれ、少しづつ表情に変化が出てくる女性がより印象に残っている
そういえば二人の名前はなんていうのだったろうか、、詮索しない。相手のことを知らない居心地の良さのようなものを私はこの映画に教えてもらったのかもしれない

コメントする (0件)
共感した! 3件)
em2

4.0ひどい戦争だ

2024年2月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

オープニングの画から「赤」全開だね。
藍、黄、緑と組み合わせてきて綺麗。
構図もすごいんだよね。
いい構図を保ったまま、画を動かすのって難しいと思うんだけど、難なくやっちゃうの。

淡々と台詞のやり取りをしながら、刺さる台詞が入ってくるね。
お洒落というか、ウィットに富んだというか、聞いてて面白いの。
音楽もいいよね。

それらを楽しみながら観ていって、ストーリーはありふれた話なの。
そんなに「すげえ」っていう展開もない。
最初のデートでゾンビ映画選んじゃダメだろとは思ったけど。ジム・ジャームッシュ作品ならいいのかな。
逆に、ベタな展開でいくなら、こう作れっていう勉強にはなるね。

淡々とした流れの中で一言だけ感情がこもる台詞があって、それが「ひどい戦争だ」だね。
この一言を言うためだけに、アキ・カウリスマキはこの作品を作ったんだと思ったよ。
「一言いいたいから映画つくるか」と思って、良い作品を作り上げてしまう技量の高さに唸ったね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
Scott

5.0昭和の香り。

2024年2月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

萌える

いちおう現代のフィンランドが舞台なんだけれど、わたしには昭和感がたっぷりあって、居心地が良かった。何度でも見ていられる映画だ。

コメントする (0件)
共感した! 5件)
greenpeas

3.5枯れてますが、春の気配がありましたね

2024年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

登場人物、街並み、全てが枯れています。
素朴というか、無機質というか、家の内装、店の食器類、出てくる全てが味気ない。
これは北欧が全体的にそうなのか、わざと狙ってやっているのだろうか?

登場人物もリアクションが薄い。会話もシンプルなんですが、ときどき自虐や皮肉が入ったジョークを言う。久しぶりに電話をして、
「誰?」
「あんたが見捨てた酔っ払いだよ。」
ここでクスリともせずに、そのまま会話が続くのが見てる方は笑えるのですが、話をしている当人達は相手のリアクションが全くなくても、違和感なく会話を続けていて、独特のノリというか、日本でいう粋や野暮のような空気感があるように思いました。

非言語コミュニケーションが多くて感情が読み取りにくいけど、大事な時は行動を起こしてちゃんと気持ちが伝わって、なかなかいい映画でした。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
ジュンヤ

4.0たまらん

2024年2月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

愛だ。飾らなくて、ぶっきらぼうで、正直で。よかったよー、やっと自己紹介で二人の仲が再再スタートするかな。デートの映画チョイスもたまらん、ワンコのかわいさもたまらん、音楽もカメラワークも役者の表情も、カウリスマキ節が炸裂でたまらない。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ガンビー

5.0なかなか良い映画ですね。

2024年2月3日
iPhoneアプリから投稿

映画はやっぱり映像作品。台詞が無くても、観ている人に登場人物の心情を意図したワンシーンから想像させるなど「古き良き映画」を感じさせる作品だと思いました。

劇中では音楽も効果的に使われており、ちょっと郷愁を感じさせるフィンランド音楽は魅力的です。

犬が登場しますが日本犬ぽい犬種で、なんとなく親近感がわきます。尻尾を振ったり、ヒロインによく懐いているのが観られて微笑ましかったです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ポラリス

3.5中年男女の恋愛にしみじみ

2024年2月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

 極限まで削ぎ落された語り口で描かれる中年男女の恋愛談にしみじみとした味わいが感じられた。

 製作、監督、脚本はフィンランドの名匠アキ・カウリスマキ。いかにも氏らしいオフビートなトーンが徹底されており、思わずクスリとさせるようなユーモアが要所に散りばめられていて最後まで面白く観ることが出来た。

 ただ、終盤の展開はいささか”作りすぎ”という気がしないでもない。いわゆる普通のエンタメ作品ならいざ知らず、個人的にはカウリスマキの映画にここまでのドラマチックさを求めていないというのもあり、少し意外に思えた。過去作と比較しても、今回はかなり明快な作りに傾倒しているような気がした。

 もう一つ、本作には重要なポイントがあるように思った。それは、アンサの部屋のラジオから流れてくるロシアとウクライナの戦争のニュースである。直接ドラマに関係してくるわけではないが、度々このニュースが流れることから、カウリスマキはこの戦争に対して思う所があったのだろう。彼はこれまで戦争という要素を自作の中に余り取り入れてこなかったので、今回はそこも意外であった。

 それにしても、無表情な男と女、タバコ、パブ、音楽、映画、犬等。本作は”カウリスマキ印”と呼べるような物が存分に詰め込まれた作品となっている。前作「希望のかなた」を最後に監督引退宣言をしたが、それを撤回してまで撮り上げた本作は、まさしくカウリスマキにしか作れない独特な世界観が広がっている。その演出手腕はもはや伝統芸の域に達していると言っても過言ではないだろう。

 特に、アンサとホラッパがカラオケバーで出会うシーンには唸らされてしまう。言葉を交わさず互いに投げかける眼差しだけで二人の距離感が見事に表現されている。
 他にも、アンサの電話番号が書かれたメモをホラッパが落としてしまう場面や、それによって連絡が取れなくなってしまった二人が映画館の前でニアミスを繰り返す場面等。いかにも映画的醍醐味に溢れたシーンとなっている。メモの紙やタバコの吸い殻といった小道具の使い方も大変上手い。

 劇中に登場する映画や音楽も面白い。
 ジム・ジャームッシュ監督のゾンビ映画「デッド・ドント・ダイ」を引用して茶化すあたりは苦笑してしまった。他に、ゴダールの「気狂いピエロ」、デヴィッド・リーンの「逢びき」、ルキノ・ヴィスコンティ&アラン・ドロンの「若者のすべて」のポスターが画面上では確認できた。

 音楽もカウリスマキ映画の大きな要素と言って良いだろう。セリフではなく楽曲の歌詞でアンサとホラッパの心情や置かれている状況が饒舌に表現されており、この辺りの選曲センスは流石である。
 尚、カウリスマキは小津安二郎を敬愛していることを公言しており親日家でもある。自作の中に度々日本の曲を起用しているが、今回も前作で流れていた「竹田の子守唄」がラジオでかかっていた。よほどこの曲が好きなのかもしれない。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ありの

2.0物静かなラブストーリー

2024年2月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

孤独な男女の出会いを描いたフィンランド製のラブストーリー。淡々と静かに進む展開ですが街並みや風景が殺風景で物足りない印象。息苦しさを感じるような雰囲気が合いませんでした。

2024-19

コメントする (0件)
共感した! 5件)
隣組

3.5なぜまた映画を撮ったのか?

2024年2月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

カウリスマキファンではないが、何本か観ている。
不景気さと職場の不安定さ、その中での純愛。社会的に孤立した人が肩を寄せ合って生きていく様をユーモアを交えて淡々と描く。しみじみと切ない大人の愛なのだ。

ラジオではウクライナの戦況が繰り返しながれる。過去に何度もソビエト連邦と死闘を繰り返し、祖国の一部を奪われたフィンランドのロシアへの恐怖感がひりひり伝わる。カウリスマキがまた映画を作った原動力の一つにロシアと隣接する国の恐怖感があっのかも知れない。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
masayasama

4.5セリフが少ない

2024年2月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

知的

難しい

北野武のきたのブルーを思わせる世界観でしたが、監督が求めていた世界観は別な所にあった。
最後の犬の名前を聞いて納得です。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
こえん