「木洩れ日の次は枯れ葉」枯れ葉 Mr.C.B.2さんの映画レビュー(感想・評価)
木洩れ日の次は枯れ葉
満席で入れず観られなかったシネマカリテで今回は事前に席を予約で確保して観る。
ここ何年か北欧の映画に注目していて、作品に触れるたびに書いてきたが、本作もフィンランド映画だ。
「PERFECT DAYS」同様に小津の影響が感じられる映画で市民の日常を淡々と描く。
フィンランドのカラオケバーは、司会のおばさんがいて皆の前で曲紹介されて唄を歌うらしい。そこで出逢った二人の物語。初めてのデートで行った映画(名画座?)が「デッド・ドント・ダイ」。この映画館が旧作のポスターが色々貼ってあって前を通る度に作品が変わっていて仲々面白い。
この後、二人は再会を約束するが、彼女は名前も住所も教えず電話番号だけを教える。彼はそのメモを失くしてしまい二人は再会出来ない。そして、やっと再会したものの、…。
監督は小津とチャップリンが好きらしいが、ラストはチャップリン作品的だ。出演者が皆んな無表情だが、それだけにラストの彼女の微笑が際立つ。
木洩れ日の後は枯れ葉だった。
Mr.C.B.2さん、返信不要との事でしたが、こっそり返信です。
(読み流してください)
>「モダンタイムス」をご覧でしたら、ラストシーンを思い出し
てください
鑑賞したのが何十年も前なのです。(学校の行事だった気が…)
なのでラストシーンがどんな感じだったか、もうぼんやりとしか
思い出せません。(泣)
もう一度作品を観てみようと思います。
Mr.C.B.2さん、コメントありがとうございます。
>ラストはチャップリン作品的
これからの生活に、希望を感じさせるラストだったと
記憶しています。こういう終わり方、好みです。・_・
チャップリンの作品はモダンタイムスくらいしか
まともに鑑賞した記憶が無いのですが、それでも
なんとなく分かるような気もします。
チャップリンも小津作品も、観たことの無い作品
ばかりです。鑑賞する機会があれば観てみたいと
思います。
また他の作品でもよろしくお願いいたします。