劇場公開日 2024年5月24日

関心領域のレビュー・感想・評価

全390件中、181~200件目を表示

4.0惨状を知っていれば知っているほど恐ろしさが増す

2024年6月3日
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怖い

知的

アウシュビッツの隣で暮らす、所長ルドルフ・ヘスの一家の日常を描く。
壁の向こうは映し出されないが、ユダヤ人の惨状を知れば知るほど想像して恐ろしさが増す。
寝付けない娘、落ち着かない息子、泣き止まない赤ん坊、耐えられずに出て行った義母。親族や子どもたちはその場所で行われていることの不穏さを敏感に感じ取っている様子がある。ルドルフもどことなく不安定な印象を受けるが、彼の妻だけは、得られた裕福な生活を楽しんでいる。
終盤に現代のアウシュビッツの様子に切り替わり、押収された収容者たちの持ち物や脱がされた大量の靴が映る。悲劇の象徴であるそれらは、今のガザ地区の惨状を知るとまた違った意味合いに見えてくる。
不穏な音楽がさらに恐ろしさを増加させている。

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アボカドかゆうま

4.0アウシュビッツ強制収容所で何が起きていたのか知識が必要。犠牲の上で...

2024年6月2日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

アウシュビッツ強制収容所で何が起きていたのか知識が必要。犠牲の上でしか成り立っていないドイツ人家族の幸せそうな(幸せであると信じ込んでいる)日常の描写の隅々に、眉間にシワを寄せてしまう表現が多く混ざっている。
映画館で見るべき作品。家では見たくない。

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Cちゃん

素直に本心を言えばいい

2024年6月2日
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鑑賞方法:映画館

なんちゃらデミー賞のなんちゃら賞を取ったからって王様の耳に出てくる民衆じゃないんだから、素直にみんな言えばいいんだよ。
さっぱりわからん、糞つまんなかった、2時間返せ
って。
監督以外わかるわけないんだから。
そういうふうに作ってるのだから。
わかったふりして尤もらしいこと言ってるやつが恥ずかしい

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おう

4.0何が重要かで関心の位相は変わる

2024年6月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

関心領域は直訳ですが、原題は「重要な地域」というナチの東方支配プロジェクトと掛けてあるという評論を鑑賞後に読み、なるほどと感じました。
音だけという意味深な始まり方、アンダー・ザ・スキンのときも感じたけれど、この監督は耳からの情報にこだわりますね。音楽家もミカ・レヴィですから尚更。真っ黒な画面がむしろ多くを語りかけます。

以前ニュース映像で、ガザ市の壁近くに住む裕福なイスラエル人たちが、庭のデッキチェアに座ってパーティをしているシーンを見ました。ガザの町から立ち上る黒煙を花火のように眺めていました。ガザやウクライナは今の現実ですが、ホモ・サピエンスは依然として80年前と同じ位相でいるということが語られています。

私達は、自分にとって大事なものにしか関心を示さないし、現実から目をそらし、耳も覆う。その結果があの虐殺に結びついていくのであれば、ガザやウクライナの虐殺に対して何もしないことは、ヘスの家族と変わらないということになります。

暗視カメラの少女は、ネガとして提示するホモ・サピエンスへの期待でしょうか。最初の夜のシーンではなぜ堀った斜面にリンゴを埋めるのかわかりませんでした。幻想の鎮魂シーンかとも思いましたが、収容所の外で労働するユダヤ人のために、少しでも栄養補給になればと目立たない場所にリンゴを置いていたのですね。彼女の表情は気高く、美しい目をしていました。目をそらさずに、収容所の現実と自らの立場をとらえているのです。

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abukum

3.0日常と慣れ

2024年6月2日
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鑑賞方法:映画館

事前にイメージした通りの内容、何も起こらない日常と塀の向こうから響く異様な声・音。
戦争の恐怖、慣れの恐ろしさ、その時代の価値観は考えさせられるが、本来大衆受けするような作品では無いのに結構な客入りで不思議。
宣伝やマーケティング戦略は重要なのかな

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ヤス

2.5辛抱が要る作品

2024年6月2日
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アウシュビッツの惨劇をあえて直接映さず、音響と監視役の軍人宅の暮らし描写だけで表現するという、狙いとしては相当な離れ業を成功させてはいます。背景にたまにパンするだけの黒煙の不吉さといったら…

ただ、映像的にはめちゃくちゃ退屈。
起承転結みたいなものはほとんどないし、基本的に「引き」で撮ってるので誰が誰なのかも分かりにくい。ワンシーンワンシーン、あまり変化ない光景がやたら長いのも難。
正直終盤は眠くなってしまいました…

アウシュビッツの凄惨さの知識が元々ないと、音響と暮らしの描写だけでは具体的なことは分からないだろうし(その辺かなり不親切に作られてます)、しかし知識があったらあったで特別新鮮味はないような…

アイデアはすごいけど、それが満点に活かされてるかというとちょっと微妙な印象でした。

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克晴

1.5すごいことしてるなというのは分かるんだけど

2024年6月2日
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2024年劇場鑑賞125本目。
アウシュビッツ収容所の隣に住む人が無関心、という内容というのは知っていたので退屈そうな映画だなぁと覚悟していったのですが、思っていたより退屈でした。

隣で何が行われているか知らないで無関心なのかと思ったらそういうわけでもなく、これは無関心というより感覚が麻痺しているというか、当時のドイツがいかに狂っていたのか、という歴史ものの側面が強く、ナチスの悪行を描くにしても、無関心の恐怖を描くにしても、どっちにも中途半端になってしまっていたように自分は感じました。

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ガゾーサ

4.0全編吐き気が止まらない

2024年6月2日
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暗闇でのノイズ音は誰もが不快を感じる。でも家族の何気ない日常の背景に流れる不穏な音は?今の贅沢な日常を失いたくないため、人によってはノイズ音ではなくなる。
壁を隔てた向こう側で何が行われているか知らないわけじゃない。実際、イラついた妻が女中に「灰にしてバラまく」と暴言を吐いている。それでも、自分ごとじゃない。自分に降りかからないなら、他人なんてどうでもいいのだ。
命がけでリンゴを埋める少女のエピソードが出てきたが、あれは実話で、監督が入れたメッセージだという。自分はあの少女になれるのか、なりたいのか、どちらにしても吐き気は止まらない。

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ぽめ

5.0素晴らしい恐怖でした

2024年6月2日
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鑑賞方法:映画館

脳内活性化します。
ただ、観るにあたって最低でもアウシュビッツ収容所とユダヤ人の事を少しの知識仕入れてから観た方がいいかと思います。知識がないと意味わからないと思います。YouTubeで検索すれば幾らでも出てきますよ。

それと、ノンフィクションな話を映像化しており、物語ではないので起承転結はありません。
いわゆる芸術作品寄りの映画です。最初から最後まで怖いです。ホラー的な怖さではなく、人間ってこういうものかぁ〜、、、と。。。心理的な恐怖が最後まで続きます。

あ、、デートには不向きかもしれません(笑)
(映画マニアのカップルは別として)

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おのちゃん

0.5つまらないって言いにくいよね

2024年6月2日
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難しい

寝られる

題材が題材なだけに、つまらないとは言いにくい作品だと思う。特にネットではないリアルな世界では。

率直な感想は終始退屈。TOEICなどの英語長文問題の方がまだ内容としては面白いのではと言ったレベル。正直2000円払う価値はほとんどの人にない。迫力のあるシーンはゼロ。BGMもほぼゼロ。ハプニングシーンのないホームビデオを2時間見せられるイメージです。

怖いという感情を多くの人が抱いたようですが、正直あまりにも退屈すぎて、うとうとしてたのでその感情すら抱きませんでした。

だけど、僕がもし友人や同僚とこの映画を見て映画感を出た後に、難しいとカッコつけて言っても、中々つまらないとは言いにくいなと思った。ずるい映画

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ぬぬぬ

4.0彼女、ワンピースを選んだの。だけど小さくて入らなかったわ。ダイエットするって。ふふふ。

2024年6月2日
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鑑賞方法:映画館

この映画の題材がなんであるか知らずに観始める人はいないと思うが、もしそんな人がいたとしたら(そもそもそんな人はこの映画を選ばないだろうが)、どのあたりでこの現場がどこなのか気づき、その時どんな感想を持つのだろうか想像していた。衝撃を受けるだろうか。別に何とも思わないのだろうか。何の驚きも起きない人こそ、この中にでてくる連中と同じだ。関心領域。自分の関心の及ぶ範囲。それ以外は、無関心。裕福な家を隔てた高い壁の向こうから、奇妙な音や叫び声が聞こえてこようが無関心。容易く手に入る服や金歯や紙幣が、誰のもので、その誰がいまどうなっているのかも無関心。自分さえよければいい。(ちなみにルドルフにとっての無関心は妻とのSEXのようだ)。どんな物音もすでに日常的な生活音にすぎず、他人の犠牲は別の世界の出来事なのだ。すると人間は不思議なもので、その環境に慣れ、そこに定住したいと希望もし、その生活が子育てに最適だと勘違いもし、永遠にそこで暮らせると思い込んでしまう。ユダヤ人をあれほど毛嫌いするのに植物や動物は手厚く愛でる。なんだそれ、花が好きな人は優しいなんて言葉は嘘だって痛感した。戦争ごっこで遊ぶ子供だって、まるで看守のような言葉を使いだすし知らず知らずに残虐性を増していっている。せめてもの救いは、訪ねてきた母親がこの家庭環境の異常さに気づいてくれたことだ。できればその改善策を施してほしかったが、その無意味さを知ったからこその、翌朝の行動なのだろうと思う。
そして画面は突如現代にかわり、淡々と掃除をする資料館の職員たち。彼女たちにとっても、この悲惨な歴史も関心のないこと。毎日ここで働いているので慣れてしまってること。人は慣れる。まるで、この映画を観ている君たちも日常に慣れてしまっていないかい?世界中には今現在でも戦争、貧困、、、に苦しんでいる人がいるのにと言わんばかりに。だからその代わりになれとか、身を削って手を差し伸べろ、とは言わない。せめて、その現実を知る、そこだけでも人として守って生きていった方がいいと訴えかけられているように思えた。

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栗太郎

3.5単調

2024年6月2日
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壁を挟んですぐ隣で何が行われているのか知っているから、それを気にせず図太く暮らすヘス一家(特に夫人)になんとも微妙な気持ちになるのだが、夫人役が『落下の解剖学』のサンドラ氏であったので、彼女のまた違った演技を堪能できたのは良かった。この家族の単調な日常を見せつけられながら、その裏で行われていることは音と知ってる知識で補完。ヘス一家の図太さ(2回目)に神経を疑いながら、泊まりにきたおばあちゃんみたいにノイローゼ寸前になる人を見てなぜか安心する。当時もりんごをこっそり置く娘のような人もいたのだろう。エンディングの音はまぁ狙ってんなーという感じで不快全開。
何か感じ取ろうと思えばいくらでもできるけど、無理にそうしなくても良い映画かな。
パレスチナの事がなかったら、そこまで話題になってたかなという印象。まぁ結びつけるのも微妙だが。

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mono

2.0慣れない

2024年6月2日
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難しい

日常と集団獣性の隣接。

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Moto0615

1.5十分な教養と予習ないのでムリ、かなり退屈

2024年6月2日
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見終わったあとに他の人の論評見て分かった点もあるが、とにかくチンプンカンプン状態。意図はわかるが、てっきり隣人とは一般人と思っていたらバリバリの将校宅、官舎だから慣れて当然だろう。①妻の激怒②慌てて川から上がるシーン③りんご?🍎を撒くシーン④祖母が突然帰宅他モロモロ、普通に見てたら絶対分からないのでは。隣接する家に住むことで変わっていく一般人たちなら面白かったかも。普通の日本人で理解出来るとは思えないほど難解、退屈でした。

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JAG

3.5はっきり言ってしまうと。 私の鑑賞中の関心は「当時の西洋中年女性の...

2024年6月2日
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怖い

知的

はっきり言ってしまうと。
私の鑑賞中の関心は「当時の西洋中年女性の肥満前なのに肥満後を予見させる足取り」に吸い寄せられてました。
モデルのウォーキングや女優の映像で見せる動きはまさに「見せるに値する」動きなのだなと。
この映画での妻であり母であり使用人対する雇い主であり訪問してきた母にとっての娘である女性を全くのプライバシー無しにその底の底まで「覗き見」したのがこの映画だと思うのです。
だから、この、不細工なほどの中年感あふれる肥満未満の歩き方が、説得力を持たせる。

塀の向こうだけではない。
子どもにも、夫にも、使用人にも、自分がどんな生活をしてるかってことにすら意識を向けない。望むのは「羨ましがられる私」。

身につまされたか?

彼女の生き様を人ごとに見えた私もまた、
いろんなものを見ないようにしてるのかも、しれないですね。

そして、戦中のドイツ軍本部の業務連絡が極めて整然としており、本人たちがいかにも優秀で知的で理性的な集団だと自負してる様が、「間違いは、その間違いが大きいほど渦中の人間には気づかれないのだな」も、思いました。

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ミーユミー

5.0これ、お前のことだからな。

2024年6月2日
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改めて映画の奥深さを感じる

映画はよく“総合芸術”なんて言われたりしますが。
私はむしろ映画の“大衆娯楽”な一面を愛しているので、“芸術”なんて言われると「そんなに敷居を上げなくても…」と怖気付いてしまいますが。
でも“総合”については、本当にその通りだと感じています。
いろんな要素が合わさって一つのシーンが出来上がっている。
プロフェッショナル同士の表現の結晶のようなシーンに出会うと、言葉にできない感情が揺さぶられます。

『ようこそ映画音響の世界へ』で丁寧に説明されていますが
私たち観客は音によって奥行きや距離を感じ取っていることを改めて体感しました。
カメラのフレームの外側にも世界が広がっていると感じる。
そして、平面でしかないスクリーンの映像を立体的な空間として感じるのには、劇場によるサウンドデザインも重要。
この没入感は、映画という作品を届けようとする全ての人の技の結晶なのだなぁ。

聴覚に集中した状態から、一気に情報量が増えるファーストシーンだけでも劇場で体感してほしい!
貴重な映画体験でした。
そして、チャレンジングな映像表現に刺激を受けた方には『映画(窒息)』もおすすめ。
映画への挑戦状でありラブレターです。

サンドラ・フラーさんの品のない歩き方が素晴らしい。
どんな役どころでもリアリティを持って演じ分けられる役者さんですが、立ち姿やちょっとした仕草から、その人物がどんな人生を歩んできたのかが想像できるところがすごい。
『落下の解剖学』に続いて自分の考えを主張する強めな役どころでしたが、またコメディもみたいなぁ。

子供の頃にアウシュビッツ展に行った時の恐ろしさを思い出しました。
実際にアウシュビッツを訪れたことのある方には劣るでしょうが、再現されたガス室を通るだけでも怖くてたまりませんでした。
靴はもちろん、髪で編まれた毛布や入れ歯に石鹸。壁いっぱいに貼られた犠牲者の写真も展示されていました。
これは決して過去の物語ではない。
まさに今ジェノサイドが起きているなかで生活をおくっている私自身に「これ、お前のことだからな。」と突きつけられました。

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shiron

4.5おぞましさの上塗り

2024年6月2日
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悲しい

アウシュビッツ収容所の横で
所長一家がその壁の向こうに
一切関心を持たず
豪華な暮らしをしてるばかりか、
妻はここで理想の暮らしをしてるだから
転勤なんかするか!

までいっちゃう面の皮の暑さたるや!
ってなります。
(いやそのおぞましさに最後は嘔吐しちゃうんだけど)

ユダヤ人を殺してる横で
ユダヤ人を使用人として使ってるのも
果たしてどんな気持ちでつかってたのか
ユダヤ人達もたまったもんじゃないだろうと

本当おぞましい気持ちににりました。。

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まーる

4.0ノイズ

2024年6月2日
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数多く、ホロコーストを題材にした映画があるが、怒りの表現というのは本当に様々だなと思った。
大変に心がざわつく映画だった。作り上げるために、強い信念がなければ出来なかっただろう。人に見てもらいたい、今、考えさせなければ、という。

ゴジラを生み出した日本も、核爆弾への強い怒りが根底にある。これ以上怒りを生み出さないために、私たちは何ができるだろうか。

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は

4.0無関心

2024年6月1日
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鑑賞方法:映画館

怖い

文才がないので「この映画に込められた反戦のメッセージがどうたらこうたら」という感想を書けば、たぶんありきたりで陳腐になっちゃうだろうからそこには触れない。
「人間はどこまで無関心になれるのか」という点で興味深い映画でした。

人間ってほんと怖いよね。
私ふだんはニコニコヘラヘラ暮らしてるけど、頭の中は政治に対する怒りでいっぱい。
赤木俊夫さんを自殺に追いやったお役所、伊藤詩織さんの尊厳を踏みにじった司法、能登の瓦礫の下にいる被災者を放置して新年会をハシゴした首相、国民が生活をすり減らして納付した税金を海外にばらまく国、もう全部なんでそんなに他人の苦悩を無視できるのか理解できない。本当に理解できない。
でももっと理解できないのは、その政治家たちを支持して投票する人。
次に瓦礫の下で見殺しにされるのは自分かもしれないのに。

私には、この映画の登場人物が身の回りのそういう人たちと重なって見えました。
でも自分も「そう」かもしれないんだよね。

世間の出来事全てに対して無限に関心を持ち関わることはできない。
私が関心の外に捨てたこと。それはそれでいいのか、どうなのか。そういう自問自答をやめてしまったら、私もあなたもヘス一家のようになってもおかしくない。

映画では昼夜ずーっとごうごう、ごうんごうんと何かの音が鳴り響いているんですが、あれは焼却炉の音なのかな?噂通り、もう音が不穏で不穏で。
お話は淡々と静かに進行するわけですが、裏で起こっている出来事を探ろうと頭がフル回転する映画でした。

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ゼリィ

3.0イチャイチャインキャラカップル

2024年6月1日
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鑑賞方法:映画館

結構混んでる回だったのですが、前の席でイチャイチャしている陰キャラカップルが上映中も顔を寄せたりしていたのが、恐ろしかったです(T_T)
虐殺を観ながらご飯おかわりできます!みたいなのを想像してしまい
映画の演出も音響も怖かったのですが
あのカップルの将来も怖かった
事件にならなければ良いですが(*´∀`)♪

アウシュヴィッツを調べようと思える作品でした
音響&演出は良かったですが
最後に捕捉があれば助かりますが、自分で調べます(*´∀`)

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アザラシ3