劇場公開日 2024年5月24日

関心領域のレビュー・感想・評価

全476件中、421~440件目を表示

3.0不協和音

2024年5月25日
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鑑賞方法:映画館

途中はさまれる真っ黒なシーン、真っ赤なシーン、真っ白なシーン。その全てが不協和音で彩られ、心穏やかではいられなくなる。耳を覆いたくなるほどに。
監督は、登場人物に自分を重ねて欲しいと言う。この一見幸せそうな一家の生活に、違和感を感じ取れということか。自分も気づかぬうちに加害者になっているのではないか、と。
ヘス家の人々は、度々聞こえる悲鳴や銃声、人肉が燃える炎や煙を気にすることなく、日々を暮らす。
無視していても、気にしなくても、それは、いつか自分に返ってくるのではないだろうか。そう感じさせる映画だった。

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FMov

5.0より酷くなる直前までを聴く

2024年5月25日
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鑑賞方法:映画館

アウシュヴィッツ強制収容所隣の所長宅
満ち足りた家庭から壁一枚を隔てた、ただ大勢を殺す為の工場から、絶え間なく金属音と断末魔が響いて、四六時中煙突から黒い炎がたちのぼる

初代所長のルドルフ・フェルディナント・ヘスが飛ばされそうになって、より高い生産性、つまりガス室を提案するまでの話、だからエンドロール後も殺戮はつづく

怖い怖い怖い怖い
自分が当事者だったらはたして異論を吐けたか



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sysr

2.0「音」がすごい

2024年5月25日
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鑑賞方法:映画館

観るより「音」で感じる作品
途中途中何も映らなくてただ居心地悪い音だけの時間、この作品にすごく効果的だったと思います
この居心地悪い音が終始続きます
塀の向こう側の様子を観る事はなく、ひたすら音で感じる塀の向こう側
だけど塀のこちら側で暮らす人達はごく普通
それどころか「理想の家」という主人公の妻
広い庭に咲き乱れるきれいなお花、野菜も植え、プールまであって、確かに理想の家だけど、あそこまで無関心になれるのか
川のせせらぎや鳥のさえずりなどの心地良い音と地鳴りのような「塀の向こう側」を感じさせる居心地悪い音
音をこんなに効果的に使った作品はこれが一番かもと思いました
エンドクレジットに流れる音楽もとっても居心地悪くて、早く終われーっとずっと思ってました
作品としては良いものだと思うけど、私には合わなかったので☆2です

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小町

3.5『過去に目を閉ざす者は現在にも盲目となる』

2024年5月25日
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一家の豊かな生活という表面だけ観れば、淡々として退屈に映るかもしれない。その実、衣食住や家族との時間、楽団の意味などが壁の向こうとの対比になっている。
ヴァイツゼッカーの演説から39年。映画を通して今一度知り、学び、伝えなければならない。

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ななな

3.0淡々としてて苦手だが考えさせられる

2024年5月25日
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鑑賞方法:映画館

毎年何本も作られるナチス映画。あの手この手で作る制作側のアイデアにいつも驚かされるが、本作も結構な衝撃だった。アウシュヴィッツ強制収容所の外側で幸せに暮らすナチスの家族を描いた物語。
壁の向こうで行われていたユダヤ人の虐殺は全く描かれない。あくまで収容所の所長家族の日々を淡々と描く。収容所の中で何が行われているのかは、壁の上から見える煙や聞こえてくる声と音でしか感じることができない。このおぞましさ。壁で隔たれた向こう側で何が行われているのかを想像したらあんなに幸せそうに生活はできない(個人的にはそう思う)。あの家族は収容所のことを知らないでいるのかと思っていたが、ちゃんと理解していることが後半示される。夫の権力を傘に怒鳴り散らす妻の態度もかなりおぞましかった。ちゃんと知ってんのか。そりゃそうだろうけど。気持ち悪い。
それなりに小さな出来事は起こるし、夫婦のお互いの不貞を匂わせるシーンもあったり(夫のはほぼ決定的だけど)。他にも些細なことであの環境の異常性がわかるシーンもあった。そう、スクリーンからは伝わらない匂いの問題だ。だからこそあそこにとどまりたいと考えることの異常性が際立つんだよな。また収容所の所長として、いかにユダヤ人を「効率的に」殺して灰にしていくのかを検討するシーンも印象的だった。「ヒトラーのための虐殺会議」に通じるビジネス感覚だ。
でも、全体に映画としてどうだったかというと微妙な感想になってしまう。淡々すぎるから。個人的にはあまり得意ではない部類の映画ってこと。リアリティ・ショーを見せられている気分になる。事実に基づくとこういう描き方になるのも仕方ないか。面白かったとは言えないが、かなり考えさせられた映画だった。点数は本来2くらいだが、考えさせられた点を踏まえて3にしておく。

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kenshuchu

3.5私の関心領域からも外れていたかも。

2024年5月25日
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回数を重ねて何度も観たら印象変わるのかな?初見では『ま、そーなるよね』としか思えなかった。)

人間の適応能力って凄まじいから、自己防衛本能が働いて実際にアノ場所に住んでいたら自然と耳に届く音届かない音が取捨選択されて普通の暮らしを送っていてもなんら不思議ではない。平たく言うと『いちいちあちら側の音に心を痛めていたら自分の身が持たない』。だからぽっと出のお母さんはアジャスト機能がまだ上手く働かず、荷物まとめて退散しちゃったのね。それもまた納得。

大人の都合であの場所で生活することを余儀なくされる子供達は善とか悪とか素養を身に付けている過程でのあの特異な環境はダメだろーなー。全部スポンジのように吸収しちゃうもん。

脳みその自己防衛本能の働きにより『関心領域』が変わるというか閾値が高まることで、第三者から見ていたら違和感を感じるような光景でも、当人にしてみたらただの日常。そう考えたらただの日常風景をひたすら観させられていたこの映画に対して『ま、そーなるよね』しか感じられなかった私は何かが壊れ始めたのかな……。

以下、箇条書き
●ザンドラさん演じるヘートヴィヒに夫が転勤を打ち明けた時の妻のアタオカ行動がヤバし。
●最初と最後の音の重なり合いが印象的。あの音のどの部分を脳が取り込むのかは人によって聞こえ方が違うはず。それこそ『関心領域』によるんだろーなー。

※当たり前のことですが、ホロコーストを容認しているわけでは決してないです。
※結構静かに展開されるので食べ物食べる音には注意が必要な映画。

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らまんば

4.5時代の狂気が認知を歪めたのか、認知を歪めないと正気を保てないのか?

2024年5月25日
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 収容所から聞こえる人の叫び声と銃声に表情も変えず笑ったり、怒ったり、遊んだり日常生活を送るヘス一家。それは、収容所から発する音を単なる環境音として脳が処理してしまっている。

 音に関しては、距離と反響を計算した上で再現したらしいが、何度も聞いているうちに慣れてしまう自分に気がついて恐ろしい。

 無関心を通り越して、現状を当たり前として優雅な生活を送るヘス夫人。使用人の女の子を叱りつけるのに「ガス室送り」の言葉まで発する始末。ザンドラ・ヒュラーの冷徹演技が、時代の狂気を見事に再現している。

 民族浄化が回り回って、現在進行形で行われている今こそ、忌まわしき過去を振り返えなければならないのだろう。

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bion

3.5リンゴに隠された真実

2024年5月25日
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ユダヤ系英国人である監督ジョナサン・グレイザーは、本作によるオスカー受賞スピーチの中でこう語った。「過去において誰が何をしたかではなく、むしろ私たちが今何をしているかに目を向けようという意図でこの映画を作りました。。人間性の喪失が最悪の事態に陥るものであること、それがこの映画を通して私たちが描こうとしたものです。ユダヤ人であること、そしてホロコーストの体験は、ハイジャックされてしまいました、多くの罪のない人々を巻き込む紛争を引き起こした占領によって。私たちは、今、それに反論するユダヤ人としてここに立っています。イスラエルでの10月7日の犠牲者であれ、進行中のガザ攻撃の犠牲者であれ、彼らはすべて、この人間性喪失の犠牲者です。私たちは、どうそれに向き合えばよいのでしょうか」

アカデミーのユダヤ人関係者から“反ユダヤ主義”との大批判を受けたらしいのである。アウシュヴィッツ収容所の司令官としてユダヤ人110万人を死に追いやった実在の人物ルドルフ・ヘスの家族が主人公。注目のドイツ人女優ザンドラ・ヒュラーはヘスの奥さん役で登場している。高い壁を隔てたお屋敷でなに不自由ない生活を送っているが、お隣の収容所からはユダヤ人たちの阿鼻叫喚が聞こえてくるし、収容者を毎日収容所に運んでくる汽車ぽっぽの煙だけが印象的に映し出されている。

リアリティ番組の隠しカメラを意識したというフレームワーク、収容者のために作業場にこっそりリンゴを埋めてあげる善行少女のシークエンスだけがなぜかネガ(白黒反転のモノクロ画像)で撮られている。ミカ・レヴィが担当したインストルメンタルも観客の不安をかきたてるには十分な効果を発揮しているが、何かが物足りない。実はナチス親衛隊だったギュンター・グラス原作の『ブリキの太鼓』に捧げられたオマージュも、あなたのハートにはさほど刺さらないであろう。

ガザや🇺🇦における民族紛争の影に隠れた“資源争奪”の真相を、グレイザーは多分ご存知なのだろう。知っていながらハッキリと突っ込んではいないもどかしさを、思わず感じてしまう1本なのだ。🇷🇺の🇺🇦侵攻の原因も、元はといえば🇩🇪と🇷🇺を直接海底でつなげたノードストローム2建設により、天然ガス利権から外された🇺🇦の逆恨みといわれている。そしてその🇷🇺の🇺🇦侵攻により、突如としてガザ近海における天然ガス油田開発封鎖を解いた🇮🇱の利権参入狙いの真実を、グレイザーは知っていながら敢えてネガで映し出した“リンゴ”の中に隠したのではないだろうか。

2つとも、環境への影響が少ない天然ガスを是が非でも欲しい🇩🇪やEUのために、どこの国がその利権に絡むのかをめぐって起きた戦争になのである。因みに先日ヘリ墜落によって大統領が亡くなった🇮🇷にも天然ガスが豊富に埋蔵されていることを、この機会に皆さん頭にいれておいた方がよいだろう。要するに、現代における戦争はすべて巨大マネーを生む資源争奪によって起こっているのであり、民族的対立はその隠れ蓑に利用される場合がほとんどなのである。

あえてグレイザーは、本作においてナチス親衛隊によるユダヤ人虐殺の模様を全く描かない演出法をとっている。ハンナ・アーレントが指摘した“悪の凡庸”よりもさらに醜悪な理由で、現在戦争を繰り広げているハゲタカたちの真の狙いはどこにあるのか。無報酬で働かせることができる労働力確保が目的だった時代は遠い昔に過ぎ去り、地中に埋まった“リンゴ=天然ガス”をどこが堀りあてEUに貢つぐのかで争っているのである。門外漢である我々日本人は、ルス一家のようにただ無関心でいるしかないのかもしれない。

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かなり悪いオヤジ

4.5壁の向こう側

2024年5月25日
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怖い

知的

難しい

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レント

4.0タイトルなし(ネタバレ)

2024年5月25日
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ナイン・わんわん

3.5前衛的なアウシュビッツもの

2024年5月25日
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「観たことを一生忘れないだろう」

「どんなホラー映画よりも恐ろしい」

って文句が、無機質で不気味な音楽と共に、映画館でガンガン流れてましたが、ハードル上げすぎ(笑)

ホラー映画じゃない(笑)

ほとんど恐くない(笑)

演出も前衛的で、設定も前衛的。

新しい視点、新しい切り口、のアウシュビッツもの。

65~70点ぐらい。

最後は意味深で、考察不可避。

1回観ただけじゃ、なかなか理解できません(笑)

さあ、もう1回観ますか♪

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RAIN DOG

2.5無関心という残酷さ。

2024年5月25日
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実際どうだったのかは別として、無視や見て見ぬふりでもなく、そこには何もない、透明なものだから関心の持ちようもないくらいの無関心さが描かれていた気がする。

作品として表現したいことはわかる気がしたけど、細部のあれこれを理解するには自分にはあまりにもナチスやアウシュヴィッツの知識が無さすぎた気がする。ちょっと知ってる程度だとよくわからないところが多かった気がする。

「冒頭」
かなりの長尺(そう感じただけかも)何も映されない、音だけのシーンから始まる。
あれ?映像だけ映ってないけど??と思うくらい。
音に注目しろよー!って事かなと思うけどなかなか印象的なはじまり方だった。

「なんだか気持ちの悪い映像と音」
どう言う意図かわからなかったけど、なんかドキッ!!とするような音が鳴ったり(気持ちとしてはWindowsのエラー音のような嫌さだったなぁ)
真っ赤に染まる映像や暗視スコープ??みたいな映像か入ったり、ちょいちょい気味の悪い感じの表現が差し込まれていた。
ラストなど含めこのあたりは誰かの解説とかで補完したい!

「無関心な感じのカメラワーク」
本作割と単調だなぁとも思うのには、まぁこれと言ったドラマ性があるわけでもなく、ただただある一家の日常を映すだけで、だからこその関心、無関心が描けているとは思うけど、カメラもどことなく引いた目線で見ているような感じがした。

「エンドロール」
エンドロールで流れる曲がまたなかなかの気味悪さで、こんなのずっと聞かされてたらどうかなりそう…
でもそう感じられたのは本作においてずっと音に注目させられ関心を持たされたからなのかもしれない。

本筋とか言いたいことはわかった気がするんだけど、とにかく色々わかるにはもう少しお勉強が必要だと感じる作品だったなぁという印象。
しっかりとした知識があれば、もっとこの作品の細部や人の怖さを感じられたのかも知れないけど、今の自分には合わない部分が多かった…

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ごはん

4.0環境が人を作る

2024年5月25日
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母親はユダヤ人から奪った毛皮のコートを試着し、ふとポケットに入っていた華やかな色の口紅に気付く
それを何の躊躇もなく手の甲に塗ってみて
気に入ったのか唇につけてみる
満足したのか引き出しに仕舞う
観客は毛皮の持ち主がその華やかな色の口紅をつけて毛皮のコートを着て出かけた思い出を想像し、それを取り上げられたことを想像して嫌な気分になる
母親はそんなことは微塵も想像しないんだろう
自慢の家に美しい花々や野菜やハーブを育てている自慢の庭
壁を隔てて、すぐ隣の地面にたくさんの血が流れ、灰が撒かれているのに
毎日聞こえてくる銃声を太鼓で真似する子供
この地で子育てをしたいという強い言葉に絶句する
無関心ってなんてグロいんだろう

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m m

3.0ノー天気な奥さん

2024年5月25日
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難しい

寝られる

第2次世界大戦中、ナチスがポーランドのアウシュビッツ強制収容所を取り囲む40平方キロメートルの地域を「関心領域」と呼び、多くのユダヤ人が殺されたその強制収容所と壁一枚隔てた豪華な邸宅に住むドイツ人の所長とその家族の暮らしを描いた話。

アウシュビッツ強制収容所の中は映さないが、銃声が聞こえたり、不気味な煙が煙突から出ていたりで、殺人が行われていたことは家族も知っていたのかもしれない。
ノー天気な奥さんがちょっとイラッとしたが、当時の特権階級の人を夫に持つと自分がさも偉くなったような錯覚をするものなんだろう。
たぶん、日本が中国や朝鮮でも同様な事をしていたのだろうとは思うが、壁一つ隔てただけの場所に、流石に家族は住まわせてはいないと思い、少し違うのかな、なんて観てた。
邦題が関心領域で、隣に無関心な家族を描いているのが反戦のメッセージなのかも。
難しくて面白くもなく眠くなるが、無関心に対する問題提起作品だと思った。

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りあの

4.0怖い

2024年5月25日
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怖い

難しい

ただただ音が怖い。不気味。

収容所の隣に住む家族のお話。

見終わってYouTubeの解説見て色々納得できた。
シンドラーのリストも見た。

この時代の事は見ておかなければいけないなと思いました。

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ゆうすぎ

5.0エンタメとして素直に観て良いものではない。 と思うほど凄い作品。

2024年5月25日
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エンタメとして素直に観て良いものではない。

と思うほど凄い作品。

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たかはしすすむ

4.0公開初日、レイトショーにて。 アウシュヴィッツ収容所の隣りで暮らす...

2024年5月24日
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鑑賞方法:映画館

公開初日、レイトショーにて。

アウシュヴィッツ収容所の隣りで暮らす家族の話であることは予告編を観て知っていましたが、
2時間弱、それをどうやって描くのか…?
あまり期待すると、期待したほどでは無かった…と思いがちなので、
とにかくそれだけを期待して観ました。

エンドロールが始まるやいなや席を立つ人、多数…とか、
上映中にあちこちで寝息が聴こえた…とか
そんなレビューもあるなかで、
いやいや、こんなに恐ろしい映画を観たのは初めて。
それも敢えて恐ろしいものを見せずに。
皆、その恐ろしいものが何なのかは
映画やドキュメンタリーで知っている…という前提です。
そしてそれは、
「あるもの」で描かれています。
ネタバレになるので書けませんが、
それによって全て想像できてしまう。

また、
自分の中にも確実に存在する、
見て見ぬふりとか、無関心とか、
考えようとしない…という
悪の恐ろしさも突きつけられる。

今年のアカデミー賞で、
「PERFECT DAYS」とともに
国際長編映画賞にノミネートされていて、
PERFECTDAYSの受賞を願っていましたが、これは負けても仕方が無い…。
ある意味、対極にある作品、と言えます。

「落下の解剖学」で妻役を演じた女優が、今作でもまたまた妻役を。
今作でも主役は彼女かもしれません。
それも、いかにもインテリ風な作家役の前作とは全く違って、
収容所所長の妻になりきっての演技、
女優さんってすごいな、とあらためて思ったのでした。

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ruriruri1515

3.5「愛の反対は無関心」とはまさに正鵠

2024年5月24日
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悲しい

怖い

知的

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星のナターシャnova

1.0おもしろくないです

2024年5月24日
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鑑賞方法:映画館

アウシュビッツ、ホロコーストの記念碑的作品であるから肯定されなければならない訳ではない。
おもしろくないです。

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SO

5.0そこは「幸福」や「夢」を掴むとこかあ?

2024年5月24日
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市丸よん