クラブゼロのレビュー・感想・評価
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オートファジー!?
名門校に赴任してきた栄養学教師ノヴァクと“食”ついて学ぶ学生達の話。
教師ノヴァクの言う「意識的な食事」を意識し、学食、自宅食と食事制限を始めた生徒達だったが…。
知人女性から教えてもらいオートファジーな生活を普段から送る私でもあるのですが、食について、食とはと気になるワードで観たものの…、食事制限から始まり、食べたふりの絶食、何か生徒達の様子おかしくなるし、顔色悪くなるし、宗教めいてくしで何か眠い。
余談ですがオートファジーな生活を送り約半年、1日1.5食、多くて2食、リアル身長180、半年前の体重73でしたが今現在量ったら飯食った直後、服着てるのに67キロまで落ちてた!これは成功だ!…と個人的に思ってる!(笑)
あの先生は、本当に絶食してる??
上流階級の子供たちが多く入学する学校に、ネットで有名な絶食推進する人を、栄養学の先生に迎え、そして生徒達に食事に対する意識向上させる為、過激なマインドを徐々に浸透させていく作品でした。
身内との遮断・閉鎖的な空間・個人毎で抱える悩み、集団圧力から、徐々に否定的だった生徒たちも傾倒していく表現は、正にカルト教団が形成されていく構造と同じで面白いと思いました!👍
特に面白いと思った箇所は、絶食思想を特に崇拝している生徒の顔周りが絶食により黄疸化している中、絶食を推進していた先生は最初から黄疸していないのが印象的でした。
これは教団によって禁忌行為がある中、そのトップは禁忌行為を平然と行なっている事を暗示しているのかなと思います。
この映画で先生は、食べる事で食品産業が潤ってしまうと非難しておりました。
もし私がこの授業を受けていたら、先生に質問したい事が一つあります。
「じゃあ何故、先生は服を着ているの?」
人間の存在こそが一番地球に優しくないって事なのでしょうか。
舞台ははっきりと明かしていないが、ヨーロッパのどこかの国の裕福な家庭の子女が通う芸術系?の私立高校。
製作国がイギリス、オーストラリア、カタール、デンマーク、ドイツ、フランスなので、それらのどこかなのでしょうか。
不健康や資本主義などを諸悪の根源とし、抵抗するには「食べない事」とする極端な思想を盲信する教師が生徒を洗脳していくという笑えないブラックコメディ(多分)
本人は強い信念を持って動いているので、悪意が見えないところが気持ち悪い。
残念なのは生徒達が痩せ細って行くようには見えなかったこと。(教師本人も)
親が心配している割には登場時と比べほとんど見た目が変わってないので説得力が全くない。
役者に負荷をかけさせたくないためメイクや大きめの服で痩せているように見せたそうだが、正直言ってそここそがこの映画のキモだと思うので、致命的なミスのように感じた。
コの字型のテーブルに親たちが茫然自失状態でじっと座っている映像をただ垂れ流しているだけのエンドロールが一番笑えた。
主演のミア・ワシコウスカは主義に沿うよう終始ノーメイクで頑張っていたが、白人にしては綺麗なお肌だったように思う。
鑑賞中に飲食厳禁
幕開けは、学校に一人の女性教師がやって来て、5人の子ども達に食べ物への向き合い方を教えるというグループセッションのような授業から始まる。
最初は、ドキュメンタリー調?と思わせる雰囲気。
素直に聞き入れる学生、
懐疑的でただ居るだけの学生、
試すもののすぐに挫折する学生…
登場する学生は、皆どちらかというと痩せているタイプなのに、「意識的な食事」と言う題目で、小食を追求し、絶食にまで突き進んでいく。
…確かに小食は食糧を増産する必要はないから地球に優しいし、食べ過ぎなければ健康に良いし、食べなければ食品が高騰していても何の問題もない。
言っていることは至極マトモなんだけど、なぜか感じる強烈な違和感。
学生が食に関して徹底的に拒否し親に反抗する姿は、カルト教団の洗脳を見ているようだった。
そして、登場する親たちと同じ気持ちで、学生たちがやせ細りクマが出た青白い顔になっていく様子に、どんな展開が用意されているのだろうと最後まで目が離せない。
ポテトの一本を切り分けで一㎝程度食べて、「もう満腹」なんて、普段食べ過ぎを自認している身には、正直うらやましくもあるけれど…
ノヴァク先生、ハーメルンの笛吹きでした。
くだらない内容は... ナイヨウ
Ce film comporte des scénes de manipulation mentale et
de trouboes alimentaires associés. ll pourrait heurter les
personnes sensibles.
ってなテロップを見せられたからついでに
Intestinal Helminths Boost Fat Burning: Japanese Investigators
Show How(American Society for Microbiology 2019.4.8 の記事より)
なんてね?
ハウスナー監督のセットアップによる色調や色彩と衣装の使い方やコントラストに一見平凡に見えて学生たちの個性を活かしたキャスティングは、印象的で見た目は素晴らしい。しかし、その奇抜さが反ってスクリプトが平凡でどこにでもありそうな、そして薄っぺらな代物へと強調され、あたしなんかの心の一部は、この作品があたしのレビュータイトルよりもくだらなくなり、退屈をやり過ごすのに苦労をしちゃいました。
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