ヴァチカンのエクソシストのレビュー・感想・評価
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びっくりするくらいストレートなエクソシスト
最初はドキュメンタリーかと思うくらい真面目なエクソシストだった。そして段々と超常現象が混ざり始め、司祭が吹っ飛んだ時点で完全に悪魔の映画になった。つまり序盤は現実に起こりうる範囲でこれがフィクションだと気づかせないから、徐々にその境界が崩されていく感覚が恐怖を煽っている。しかしこの二人は信仰の強さがなかなかに日本人には共感しにくいレベルで強いから、やたらと行動力高いし危険なところにも躊躇がない。すごいなエクソシスト。
実際に存在した人をモデルにしてるということもあってリアルさがすごい、よくこれをキリスト教圏で上映できたな。
めちゃくちゃ面白いじゃん
心臓バクバクになるオカルト要素もバディ映画の胸アツ要素もあった
ヴァーーー面白かったーーー
めっちゃつかれたーーー
音響とか視覚でビビらせてくるので、久々に映画館でホラー・オカルト映画を観た私は心臓バクバクだった🤣
地下にこんな空間が!みたいなベタな展開も多かったけど、気づけば「なんだなんだ!?」と前のめり視聴してた!
異端審問とか拷問が「これも悪魔の仕業だったのか…!」となるのは、え!?って感じではあったけど、悪の仕業というのはまぁ間違いではないか?
後半はもう2枚目弟子と最強師匠コンビみたいになってて、メン・イン・ブラックとか、キングスマン観とかバディ映画みてる気持ちになった笑
エンドのあの感じも好き。
お姉ちゃんの方に取り憑いて、クモみたいに四足歩行でヴァ〜ってやってるシーン可笑しくて笑った笑
スクーターとサングラスで現れて、小気味いいセリフを発する主人公にクスッと笑ったりもした。
映画館で観れて良かった!
エクソシスト+コンスタンティン
ガタイの良いお茶目な神父がスクーターに乗って来て悪魔祓いをする。
最高じゃあないですか……。
オカルトなんですけど、怖くなくどちらかと言えばバトルものなんですよね。
それも厨二心をくすぐられる。
悪魔と対話しつつ、その正体を探る過程とか、もう最高に厨二心を動かされました。
けれど悪魔祓いの方法は超能力なんかは使わず、あくまで祈りと各種聖水などの小道具。
あぁ良いバランス!
悪魔は冗談が嫌い、罪を告白するのは悪魔に付け込まれないため、等凝った設定(キリスト教的には当たり前?)をきちんと説明してくれるのもありがたい。
バディものとしても優秀な作品でした。
途中までは、「こいつ必要か?」と思ってましたが、終わってみれば無くてはならない存在となってました。
続編は如何様にでもできそうな終わり方でしたし、楽しみにしてます!
必ず観に行きます!!
自伝を出したらこう言おう「名著である」
ラッセル・クロウとホラーの組み合わせ、という目新しさで鑑賞。
信仰の力と経験を織り交ぜながら人を救うアモルト神父の手腕は現代的。他の聖職者たちも人間的に描かれていて、オカルトや奇跡一辺倒の作風ではない。「エクソシスト」という役割を扱った映画作品の中ではややミステリーやサスペンス寄りの立ち位置で、日本で言うところの「心霊探偵」的な印象だった。
バディとなる地元の神父共々、内に抱え続ける罪悪感が物語のキーになる。過ちは告解しても終わりにはならない、という現実的な視点がドラマに厚みを与えていた。
メタ的に「ラッセル・クロウなら負けない」とわかっているので、ホラー作品としての観方も変わってきて自然と「ホラーあるある」探しをしてしまった。
ラッセル・クロウのコスチューム歴にまた一品が加わった。
あまり馴染みがないもので…
過去、ホラーやエクソシストといった分野の作品をあまり観て来なかったので、「よく分からない」といった感覚が強い。
冒頭の「三枚のお札」みたいなアレもそうだけど、何をどうしたら「祓った」ことになるのか。
宗教的な善や悪、カソリック教会という組織や習慣など、いつも作品内で描かれていても見過している行為が、何の意味を持つのか知らないことも多い。
「悪魔憑きの98%は精神的または心理的な影響によるもの」って断言してくれたのは気持ち良いけど。
悪魔はあの手この手で派手に攻撃してくるのに、結局エクソシスト側は十字架やら紋章を握りしめて「祈る」「詠唱する」くらいしかないみたいだし。
くっきー!みたいな神父がスクーターで走るシーンは可愛いし、今後もシリーズとして続いていくんだろうな。
圧倒的スピード感
わー…怖い…じわじわ怖い…もうくるなら来て…まだ来ないんかい…神父はよ呼べ…
みたいな時間が0.1秒くらいしかない(当社比)
この手の映画って、登場人物に感情移入しつつも、
何でこうしないんだ!
あそこ怪しいんだから早く調べろよ!
この謎なんなんだよ!
って時間が続いて、
こうしなかったから死んだ
調べても解読するのに切れ切れに怖いシーンが挟まる
謎の解明は最後
になるのが多いと思うんですが、もうそんな時間ない。
怪しい場所も謎もない訳じゃなく、けっこうある。
でもこうなのかな?こうしたらどうかな?と観客が考える暇なく、神父さんがスクーターでどーん死体まさぐってばーんってどんどんやってくれるんでちゃきちゃき進みます。
個人的にはそれが好きでした。
じわじわタイム嫌いなので…。
決して完璧超人ではなく、悪魔に隙を見せちゃう人間的な面もありながら、神父無双を見せつけてくれたヴァチエク、癖になりますよ。
皆にキメてほしい!
オカルト作品
悪魔退治ものでもしゅうえつでした。
悪魔祓い映画の総決算
エクソシストものというよりラッセルクロウもの
人の肝はそれぞれだ。 油断なくお試しを。
頑丈な石の壁でぐるりと囲まれたバチカン市国。
保守的な神々しさのあるカトリックの総本山。
実在する悪霊払い=エクソシスト。
原案はトップとして君臨したある神父の回顧録。
もうこれだけで、遠くの蝋燭が消えかかりそうにゆれる闇の中、息をひそめて謎に包まれた黒いベールの奥にあるなにかをひとりで覗くような怖々とした匂いが漂っている。
沸騰の夏と言われるこの酷暑、背筋を冷やす作品を一本でも…と思ってでかけたら、どちらかというと手に力が入り熱くなる闘い…
いや悪霊との闘いがエクソシストの仕事なのだが…。
それにしても、命がけで悪霊と対峙するエクソシスト=ラッセル・クロウ演じるアモルト神父のたくましさ!
彼が醸し出す貫禄は天下一品だなぁとつくづく。
ローマ教皇からの指名を受け乗りこんだスペインの〝現場〟はいかにも不気味な修道院で、四方八方なにがあっても不思議じゃない空気感。
私がエクソシストなら(?)高い代金が支払われようがお断りしたい案件。
(もはやエクソシスト失格⤵︎)
しかし、さすがはラッセル・クロウ、全く怯まず。
ちょっと大丈夫かなー?って感じもした彼とバディを組み任務遂行のため猛烈に挑む。
演出にかける技術やセンスもさることながら、やっぱりヨーロッパの古い建築物の重厚さや背負っている長い歴史が、闇夜に滲む街灯の色を重ねとてつもなく深い旨みを奏でスクリーンの迫力を増す。
そこに、時々挟まれる牧師たちとのユーモラスな会話や彼のチャーミングすぎるスクーター移動のうしろ姿。
あのフライヤーの超のつく威厳とはちがう魅力よ。
驚きや怖さは、枠からものすごくはみ出すことはなく、ある意味リラックス?して臨めるホラーかな。
…いや、人の肝はそれぞれだ。
油断なくお試しを。
夏だホラーだ
ハリウッドの問題児、ラッセル・クロウの主演作。
私生活に多少(?)問題が有ったとしても、確かな演技力と存在感でファンの多い俳優です。この方の主演作というだけで劇場へ足を運ぶファンもきっと居るでしょう。所謂金になる俳優、Money making starという方なのだ。
けど電話器を投げるシーンで吹き出したのは自分だけでは無いはずw
そんなラッセル・クロウが悪魔祓いをする神父役。面白いに決まってる。悪魔にもグーパンしそうだが(笑)。
彼が演じたアモルト神父は数々の悪魔祓いをしてきた実在する人物らしいが、そんな神父をラッセル・クロウは酒と女性とジョークが大好きという元祖「エクソシスト」のカラス神父とは真逆のキャラクターとして実に魅力的に演じています。
やっぱりスターですわ。
そんな本作のストーリーは悪魔の出現から明かされる主人公の過去と相棒になる若手神父の過去、舞台となる廃屋と化したかつての教会の過去を織り交ぜて観客を引き込む見事な物だった。
けど肝心の恐怖演出が既視感の有る物ばかりだったのが実に惜しい。
まあこれは元祖「エクソシスト」が偉大過ぎたって事なのかな。(いま観ても超怖い)
とはいえ魅力的なキャラクターと謎を孕んだ展開からしっかりと盛り上げるクライマックスまで、娯楽映画としては充分に楽しませてくれる作品なので、夏はやっぱりホラーでしょ。って方は是非。
シリーズ化されそうなので、そちらにも期待です。ラッセル・クロウのアモルト神父の活躍を是非また観たい。
蛇足
やたらと人が吹っ飛ぶシーンが出て来るが、人間2メートルも吹っ飛ばされたらまず動けないのよ。
あと退魔師に名前を知られちゃいけないってのは日米共通なのが興味深いですね。
なんか過大評価受けてる?
なかなか!
っょぃ
主人公の神父は個性的、ストーリーは王道的。
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