劇場公開日 2023年7月14日

「ラッセル・クロウと古い修道院という舞台装置にワクワク♬」ヴァチカンのエクソシスト のりたまちびさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ラッセル・クロウと古い修道院という舞台装置にワクワク♬

2023年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

宮崎作品と天秤にかけて、こちらを選びました。
エクソシスト系は初めてでした。
子役の子の演技に一番驚く。
いや、すごいなと素直に感心しました。

私は、天使と悪魔は、あくまでも教会が生み出した方便ととらえているので、悪魔祓いは原始的な病気の治療という感じで眺めてました。
画面が暗めなので観にくいと思いながらも、ムード満点なホラーとして楽しめました。

キリスト教も、強大な組織になると、その中で腐敗は進行します。
信仰厚い人も、本能や欲求をコントロールするのは難しい。
パワハラ、セクハラは、権力を持つ側が自分を律しないといけないけれど、権力を持てば持つほど傲慢で自意識は肥大化しちゃうから。
そういう権力者の心に住み着いて、「おまえは特別な存在だ、この世界の支配者だ」とささやきそそのかす存在が悪魔なのかもしれません。

グラディエーターのラッセル・クロウは最高でしたが、この作品のラッセル・クロウも魅力的でした。
次は一番好きなハリウッドスター、トム・クルーズを鑑賞します♪

のりたまちび