「意外に面白い」レンフィールド うにたん♪(人手不足の業種はつらい)さんの映画レビュー(感想・評価)
意外に面白い
ドラキュラ伯爵の下僕として死体供給していたレンフィールドが、そんな自分の間違った生き方に気付き、変わっていくのは面白い。
パワハラ上司への対抗の仕方を人の世界で学び、市警のレベッカが悪を見逃さないと孤軍奮闘のヒロインを頑張る姿にも刺激を受けて、闘いを決意していく。
ニコラス・ケイジのドラキュラ伯爵はドラキュラの伝説や過去の作品のイメージも含めて、比較的まともにドラキュラ映画としてまとめられている印象だった。
・呼ばれないと家に入れない
・日光で消滅(焼ける)
・人間に血液を与えると下僕化し、コントロールされる
・身体を霧にできる
・キズを受けても血液を摂取すれば治る
・ヤバい時は無数のコウモリと化し逃亡できる
など
ただ、ドラキュラの下僕となれば本人が亡くなると下僕も死んじゃうと思うので、ラストはギャグに走っていた。
死んだギャング下僕たちもまた生き返る事が出来たのだろうか?とか思ってしまった。
下僕があれほどの力を得ているのも、虫を食べたら強くなるのも、こんな設定あったかなぁとは思った。
ドラキュラの割には吸血するシーンが少なく、殺して口に着いているだけに見えたりしたのでもっと吸ってもいいんじゃないかなと(笑)
パッケージ見た時はドラキュラを単体で扱うよりバンパイアで増えて大パニックが起きる作品が作られたかと思ったが違ったし、時間潰しに観ても不満タラタラって内容ではない。
ちょいと楽しめる作品だった。
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