劇場公開日 2023年11月23日

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首のレビュー・感想・評価

全688件中、481~500件目を表示

3.5戦国時代

2023年11月26日
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武士の誉れ、武士の道理など、天下をとるためには、人を殺し、人を使い捨てる時代。

たけしさんのインタビュー記事で、「生死の問題はそれだけでものスゴいことだから、飾り立てない。」、「“死”をドラマにしたり、劇場型にしない」と語っていた。この記事を読んで、見てみたくなった。そして、言葉通り、映画の中には、死がそこら辺に、呆気なくある。

今の日本の倫理観からすらと、えげつない、目をつむりたくなる状況だけど、生死がもっと身近な状況だとああも呆気なく殺すのだろうか。

なんか儚い。なにやってんだろうって気になる。

で、見終わってから、空が青くて、なんか気持ちも晴れる。

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クメール

4.5”「出世」のための「首」である”

2023年11月26日
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笑える

怖い

興奮

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szmushi

4.5北野武はやはり天才でいい人です

2023年11月26日
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原作、脚本、編集、監督 、主演
北野武
武さん、もういい歳なのに大変だったろうね
自業自得の分も含め、障害が山積みだったのに見事です

日本人なら誰もが知っている本能寺の変を題材にしているので、人間関係がややこしくてもなんとかついていける
予備知識の無い外人には難しいだろうけど、
”座頭市”ほど海外を視野にいれた作品では無い(と思うけど、カンヌに持っていったかぁ)
30年来の構想をやっと実現したという方が大きいと思う

改めて天才未だ衰えずというか、編集までやってこの出来は凄いとしか言えない
円熟味さえ感じました
とはいえ、なれない作業のせいかな
伝令のフリして大将クビを狙う
信頼しあっているようで裏切る
などの同じパターンが複数回でてきたり

戦には女性は連れて行けないから、男色が常だったのも知識としてある
織田信長の小姓の森蘭丸とかね
だから、他の武将もそうだっただろうけど、イカつい遠藤憲一が人気なのはおかしかったけど、テクニシャンの設定かな
とりあえず、女性がほとんどいない
まともな出演が柴田理恵だけ
そんな男色も武の秀吉だけが歳とり過ぎてるかカヤの外なのも仕方ないとはいえ違和感がある
結局、主演は北野武の羽柴秀吉なんだから
もうちょっと早く作れればね

明智光秀役の西島秀俊が新鮮だった
”きのう何食べた”でみせるあの愛くるしい笑顔が場違いなようで、ある意味怖い
火縄銃の練習で簡単に人を殺しながら、あの笑顔ですよ
震えます
みんな狂っていたあの時代、今なら平和に同棲愛をしていただろあ人達が、眉ひとつ動かさず人を殺す
意味で見た事のない光秀でした

なんでも、渡辺謙にオファーしたところ、残酷なだけで面白く無いという理由で断られたそうな
彼の光秀ならだいだい予想のつく演技しか出来なかったろう
当の本人、”クリエイター”なんて、つまらん映画に出演してましたね
ざまぁない

いい役を貰ったのは清水宗治の荒川良々
ビートたけしとして、最後ちょっとだけ荒川良々らしい笑いをはさみました
”あさイチ”火曜日の顔、副島淳も美味しいとこを持っていきましたね
おばさん方、真っ青でしょう
縁深い、ホーキング青山を出してあげたり北野武はいい男です

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nakaji

3.5まともなやつ皆無、全員クレイジー

2023年11月26日
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怖い

歴史で必ず習うであろう、誰もが聞いたことがある本能寺の変。
その4、5年前に起こった、荒木村重という信長配下の武将の謀反から幕開け、
明智光秀が本能寺の変を起こし、羽柴秀吉の中国大返し、山崎の合戦までを
北野武独特のシナリオで描かれた本作品。
一応、一般的な史実に沿った展開はされているし、最大の謎である、
光秀の謀反の理由や真相はそうだったのか、とよく練られた話になっていて、
かなり面白い。

しかしまあ、戦国時代の武将たちをよくもここまで「ひどく」描いたものだ笑
どいつもこいつも己の欲ばかりで狂っている。。。

織田信長(加瀬亮)は、今まで見た信長史上、最低・最悪・最恐でした。
おまけに唯一方言(尾張訛り?)でまくしたてるし笑

豊臣秀吉(北野武)は、弟秀長(大森南朋)、軍師官兵衛(浅野忠信)に頼りまくりの
強欲、でもなぜだか勘がよい、切れ者。
体形があってないし、活舌の悪いしゃべり、声があっていない。

徳川家康(小林薫)は、まさにタヌキ。めっちゃ温厚そうだが、何を考えているのか。
影武者が次々殺されても平然と。このころだと、まだ若いのになぁ。。

明智光秀(西島秀俊)は、くそまじめ、でも実はモテモテ。
信長の所業に耐えた裏では、最悪の憂さ晴らしを・・・。

荒木村重(遠藤憲一)は、あまり知られていないかと思うけど、
謀反を起こし、籠城。説得にきた黒田官兵衛を投獄、監禁。
落城後逃亡、家族が皆殺し後も実はひっそり茶人として生き延びたといわれている武将。
この人の謀反をトリガーに、このようにいろいろな人物関係を絡め合わせ、展開するとは。

他にも、千利休、服部半蔵、滝川一益、丹羽長秀、斎藤利三などそうそうたる顔ぶれ。

合戦シーンはスケールが大きく、リアリティある、すごい作品でした。
特に、備中高松城の水攻めはすごかった。
近頃の大河ドラマでは合戦シーンもさほど描かれず、クリーンなだけに、
これだけ首が飛びまくり、血が飛び散ると、受け入れられない人もいるかもな。

ただ、当時ならオッサンズラブも無くは無いか、と思うけど、
個人的にはあまり見たくない。
あと、タケシのギャグが全然笑えず、邪魔でした笑

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あさやん

4.5史実では「信長の首」も「光秀の首」も見つかっていない!

2023年11月26日
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笑える

悲しい

知的

日本で一番有名な時代の出来事ですね。
小説でも大河ドラマでも、何度も扱われています。
でも史実として「信長の首」も「光秀の首」も見つかっていないのです。だから光秀が家康の参謀・天海になったなんて話も出てくる訳です。

北野武監督はどう考えたのか?というのが、この映画です。
映画を見た人は「それもアリかな」と思うでしょう。私もそれで良いんじゃね?と思いました。130分の長い映画ですが退屈せず、長さを感じませんでした。要所要所の映像も綺麗でした。名作だと思います。

登場人物のキャラクターも明確でした。
・信長・・・・・狂気。
・秀吉・・・・・北野武ではなく、ビートたけしのキャラそのままでした。家康の草履を懐に入れさせるあたり、まさにコントでしたね。
・家康・・・・・タヌキおやじキャラ。影武者を何人も使うことで現わしていました。

また秀吉には黒田官兵衛と言う参謀がいた。家康には本田忠勝という参謀がいた。でも信長には優秀な参謀はいなかった。・・・
信長があのキャラでは、優秀な人材は信長より別の人を選ぶでしょう。
現在にも生きる「歴史の教訓」ですね。

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センノカゼ

4.0生首情痴戦国絵巻

2023年11月26日
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カールⅢ世

3.5人の命はとても軽いことを描いた時代劇大作です。変に現代風でないのはいいのですが一般受けは悪そう。

2023年11月26日
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物語の舞台は本能寺の変が発生するまでの数年間(1578年の荒木村重の謀反~1582年の本能寺の変)です。

歴史資料によると戦国時代は現代と価値観が全く違っています。
自らの繁栄のために他者から略奪することは正義。
奪ってナンボ、殺してナンボ、他者への思いやりなんて糞くらえ、だったとか。

最近の作品では現代風の価値観にとらわれがちですが本作では無視してます。
(人の命の価値は低いです。男女間の愛情とか女性の権利とか出てきません。逆に衆道が出ます。全体通してグロいです)

時代劇を作るのにはお金がかかり、大規模な屋外ロケがあると更にかかるとか。
本作の制作にもお金がかかっていそうですが、ペイできるんでしょうか?
グロいですし、今風の価値観ではないですし、主人公が魅力でないですし、動員期待できる若手俳優もいないようですし・・
時代劇ファンと北野監督ファン以外の動員はあまり見込めないのでは・・

エンドロールの出演者に英語表記が併記されていました。
海外向けを予定しているのでしょうが、ヒットすればいいですね。

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お抹茶

4.0バイオレンス・ラブ、略してBL

2023年11月26日
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笑える

楽しい

興奮

予告のせいでハードルが上がりすぎてしまい、残念ながら期待以上とはならなかったけど、北野武というよりもビートたけしらしさ満載で、終始ニヤニヤしてしまうほど楽しい作品でした。バイオレンス映画というか、コメディだな、これ。アウトレイジ〜本能寺の変バージョン〜として見たらイマイチだけど、ビートたけしによる時代劇コメディとして見たら最高に面白い。どちらにせよ、予告は罪だな、、、。

アウトレイジが大好きな自分にとっては、色々と物足りない部分はある。意外にもバイオレンス描写は控えめだし、笑いを意識しすぎてシリアスさはあまり無い。もっとどっしりと重くて、心がぐちゃぐちゃになるような映画を想像してしまっていた。もっともっとグロくて良かった。構想30年というのはどうやら全くもっての嘘らしく、本人が言うには30年前にほぼ出来上がっていた脚本を、今作った。実際は大体1週間位だと。かなりの制作費を掛けたKADOKAWAが、過剰な予告を作りあげた。いくら儲けようとしたって、嘘をでっちあげるなんてしたら信用失うぜ。何やってんだ、馬鹿野郎!

しかしながら、俳優の生き生きとした表情は健在。
北野武映画は役者の良さを最大限引き出されており、他では見れない心底楽しそうな様子が伺える。ベストアクターは間違いなく加瀬亮。これまでのキャラからは想像つかない、悪魔のような信長。マジで怖すぎる。周防正行映画の時とは180度違うのに、めちゃくちゃハマっている。描かれてこなかったサイコパス信長を作り上げたたけしも凄いけど、こんなクズを演じれる加瀬亮もヤバい。絶対に好きになれないキャラ。いや、一周まわって大好き。『皆殺しに決まっとるだろぉ!!!』。『石原、野球やろうか』に次ぐ名台詞。予告で散々みたのに、このシーンが作中で一番好きです。

絶対にアドリブだろ!と思うシーンはいくつかあって、もれなく全部笑えてしまう。「アウトレイジ 最終章」に引き続き、ビートたけしの右腕を担った大森南朋。培われた相棒のような関係性。2人の会話は安心して見ることが出来ます。「きのう何食べた?〜戦国時代編〜」を勝手にやっている西島秀俊には、可哀想だけど笑っちゃう。イケメンは中々大変だな...と他人事。エンケンが結構キツイんだよな笑 中村獅童と津田寛治のエピソードが個人的にはお気に入りで、本筋では無い話もちゃんと丁寧に描く細さに、世界のたけしと呼ばれるだけあるなと納得。本能寺の変というよりも、戦国時代の本当の姿って感じだもんね。めちゃくちゃ面白い。

予告からの振り幅でこの点数になってしまったけど、恐らくもう1回見たら評価爆上がりすると思う。レビューを書いていてまた見たくなってきたし、見ている最中はアドレナリンが出まくってとんでもなく楽しかったから、本作は唯一無二で最高の時代劇であることは間違いない。万人受けするとは思えないけど、映画好き、北野武映画好きには是非とも見て頂きたい代物。ビートたけしの芸人魂が遺憾無く発揮された、スケールのデカすぎるコメディ映画。「翔んで埼玉」といい勝負してますぞ。

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サプライズ

3.0中身は可もなく不可もなく、でもこのスペクタクル史劇が今作られ、それを劇場で観ることに価値があると思います

2023年11月26日
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これまで星の数ほど映画やドラマ、舞台になってきた”本能寺の変”、ストーリーや顛末は既知のことで新しさは無いだろうな、という予想通り、そのままの作品、目新しさは何も無く、可もなく不可もなく、というのが総じての感想です

良かったのは、この重厚感溢れる映像・演出でおくる、ダイナミックスケールの本格時代劇が今でも誕生し劇場で観られること
今年初めに公開された「レジェンド&バタフライ」と同じ後味で、とても大満足でした

元来 北野武 監督作品はそのバイオレンス描写が好きになれず、初期作以外は全く見てきませんでしたが、今回 好きな時代劇ということで観たところ、なかなか楽しめました

えげつないバイオレンス描写は多いですが、この時代 人の命は現代よりも軽く、本作の様に簡単に人を斬り殺し、首もはねられたので、民衆も人が殺されるところや生首を見るのも珍しい事では無かっただろうし、自分達もトラブルに巻き込まれる事が多かったのではないかという現代世間一般の認識なので、ヤクザ映画のバイオレンスとは全く違う次元で受け止める事ができ、全く苦にならず観ることができました

役者陣も重鎮達が揃い、とても豪華な中、
私のBest actorは曽呂利新左衛門を演じる木村 祐一さん、貫禄があってとてもカッコ良かったです

逆にWorst actorは織田信長を演じた加瀬亮さん、私にとっては完全に度を超して下品すぎる うるさい演技で不快で仕方なかったですね、そういう意味では”いい演技”していたという事になるんでしょうか

そして羽柴秀吉を演じた たけし監督、なかなか武将姿が似合ってました
そして羽柴秀長を演じた大森南朋さん、黒田官兵衛を演じた浅野忠信さん、この3人が終始シリアスな展開中に真面目におバカでコメディちっくな掛け合いをするのがツボにハマり楽しく観れました

なかなかの風格を備えたグローバルマーケットに出しても恥ずかしくない、本格時代劇作品だと思います

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Jett

2.0スケールは壮大

2023年11月26日
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戦国物なんでスケールが違うことはわかる

俳優陣も豪華で随所にユーモアが織り込んで
あるのもわかる

残虐なストーリーとコミカルな展開「首」の
タイトルの意味はわかった

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chanta

3.0首とは?

2023年11月26日
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ゼノバース

4.5よくよく考えると、西島秀俊が一番狂っているのかも

2023年11月26日
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怖い

興奮

知的

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K三

3.0物足りない

2023年11月26日
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黒澤流の色彩豊かな戦国合戦と血腥い殺し合い。そのバランスはよかったです。

大河ドラマ的な、痛くなく、その結果暴力の怖さや理不尽さも伝わらない時代劇との差異化をはかっているのもよくわかりました。
思わず笑ってしまうブラックなエピソードもあり……
あったはずなのにあまり時代劇で描かれない衆道についてもわりと正面切って描いたのはよかったと思います。

しかし、どうもテンポが悪い。脚本ももう少しスリムにできた気が。演出の切れ味も昔の北野映画とは違うと感じてしまう。

ちょっと物足りなかったです。

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Pocaris

3.0タイトルなし(ネタバレ)

2023年11月26日
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ニック

4.5笑いました!

2023年11月26日
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エンタメ作品でした!!!!!
真面目な時代劇作品を求めている方には合わないと思いますが、個人的にはめちゃくちゃ面白かったです。
なかなかにグロいシーンが連発するので、グロ耐性無い方も要注意です。

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はち

3.5「さすが」って言わせてと求めてしまう

2023年11月26日
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二度寝

4.0最高と物足りなさ

2023年11月26日
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Yuhide

3.5まあR15ということで暴力的なシーンやグロいシーンがある反面よくそ...

2023年11月26日
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笑える

まあR15ということで暴力的なシーンやグロいシーンがある反面よくそこを日本映画のレベルで上手く映像処理して表現してるなと感心したり
ただ一部史実の部分はあっても男色表現はここ数年のドラマや映画で食傷気味なのでいらないと思った
作品的には鬼気迫る戦国時代の話だけど北野武じゃなくビートたけしらしいコメディというかコント的なとこもあって飽きさせなかった

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赤い馬

4.0最後に救われる

2023年11月26日
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ネタバレしている人もいて、ラストが残念という口コミも読んでから見に行ったけど、私にとってはラスト、終わり方がよかった。あれがなかったら、見てよかったと思わなかったかも知れない。秀吉のお伽衆が出てくるが、落語の始まりと言われるように、この映画も落語のようで、ずぶの素人が落語を演じて、途中聞くに耐えないような下手であったとしても、下げを言うことで、観客は必ずすっきりし、「なるほどね」と溜飲するのと同じ構造になっている。
それにしても、あんなに汚れるとは、よほど皆で取り合ったということなんだろうか。
加瀬亮が好きで織田信長をやるというので、映画館まで見に行ったが、特別に感心するというレベルまでは行かないものの、逆に全然好きじゃない中村獅童の農民の得体の知れなさが良かった。得体の知れない男なのに、結局思った通りの結果になってしまうのが残念で、うんと出世したなら、もっと良かったろうに。
なお、くすぐろうとする箇所があるけど、特にキム兄の小噺は本当に何を言っているのかすらわからなかった。フランス人はいったい何を笑うのだろうか?

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いわし

3.0(๑>◡<๑) 首チョンパ全開

2023年11月26日
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笑える

難しい

幸せ

信長の首を探し出せず滅んだ光秀と死んだことがわかれば首なんていらないと言って天下を取った秀吉を対比的にシニカルに描いているんでしょうかね?
戦国武将って男色全開の人物が多く信長もそうそうだったのでしょうが、武将同士があんな関係だなんてぶっ飛び説全開ですね。狂気の信長を演じる加瀬亮さんは一見の価値ありでしょう。特に能を見学する信長は名演でした。何かメッセージ性があるのかといえば?どうなんでしょうかねぇ?ギャグ映画が20%入っているので中途半端だったかなぁ?
名優を贅沢に配置した割には?今ひとつだったか?もっと真面目に撮って欲しかったか?

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おにっち弐号