「ハイコンテキストすぎるインテリ映画」タブロイド紙が映したドリアン・グレイ Boncompagno da Tacaocaさんの映画レビュー(感想・評価)
ハイコンテキストすぎるインテリ映画
食わず嫌いの分野もたまにはチャレンジしてみようと見たが、玉砕した。もともと二つの原作を組み合わせ、夢か現か定かでない、何が本編やら劇中劇やらの展開、画面だけは色彩豊富だが、下品野卑も混じる、主人公の男を女性のスーパーモデルが演じ、世界各国の文化も混じる。原作や監督の作風になじんだ映画好きインテリには何か響くものがあるのだろうが、私には情報過多、工夫しすぎで意図を測りかね、見ていて疲れる。考えるより感じよというなら、フェリーニを見る方がまし。
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