「確かに中高年男性向きだがそこまで悪評?」花腐し またぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
確かに中高年男性向きだがそこまで悪評?
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特別料金の舞台挨拶回で鑑賞。さすが綾野剛、女性比率が非常に高い。かなり濃い目のエロ描写も多く、面食らった方も多いのでは。
冒頭からお通夜のシーンまでは「舞台か」と突っ込みたくなる演出に閉口するも、二人の男の過去話に次第に引き込まれていき、スジ上は不要なエロシーンも流しつつ、最後まで興味深く見ることができた。韓国居酒屋で二人が揃ってコートを脱ぐシーンは偶然なのだそう。さとうほなみは二人を巻き込むヒロイン大丈夫かなと思っていたが、時間がずれていて無用な心配、美しく可愛く悲しく描かれておりました。
オッサンならではの感慨は、山口百恵のさよならの向こう側と、荒井晴彦監督が脚本に関わったWの悲劇からのそのものズバリのセリフ引用。こっちは若者は気付かないだろうな。
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