アステロイド・シティのレビュー・感想・評価
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相変わらずキャストはすごい
ウェス・アンダーソンはこれで3作目。
そのつもりで見に行ったのに、どうしても無意識に場面場面の意味を考えてしまい、疲れた。パステルカラーのアステロイド・シティと、豪華すぎるキャストを楽しめば、それでよいのだが。
え、すごい良かったんだけど。芸術的でレトロ好きには刺さる。
序盤の電車のシーンだけでワクワクしたし、可愛くて萌えました。
いかにもレトロフューチャーと言う感じで、僕は好きな世界観でしたね。
ターコイズブルーが使われまくったし。
ストーリーは中身が無いしよくわからないけど、これは芸術作品でありストーリー何かはどうでもいいんだと思いました。
出てくる女性も可愛かった。
女の子がみんな可愛い。
ちょっと贔屓目に
初日からじわじわ評価が下がってきてるのでwちょっと
プッシュ🫷
個人的にはブタペストすらちょっとわかんなかったので
今度こそ観るの控えようかと思ったくらいですが、
結果、観て良かったです。
言わずもがなのいつもながらの豪華キャストが観れるのはもちろんズルいところです。(多分ブライアンクランストンじゃなかったらマジ寝たかもです。)その中でもスカヨハ、スティーブカレル、マーゴットロビーはドンピシャでした。
何より、今回はトムハンクスが心の支えとなりやっと世界観楽しめた気がしました。
しかし超天才たちの会話がそれっぽく聞こえるのは監督が超天才だからなのか?
今作だけは、、、
正直、今作に関しては監督の自己満足の押し付けにも程があるな、と。ガッカリしました。前作までの賛辞と成功が監督の自信と慢心を生み、更にはそれを指摘する人を無くし、見る人のことを完全無視したような駄作を生んだのでしょうか。名監督には必ずある商業を無視した作品ですけど、そういった名監督のものは、それでも角度の違う傑作になるモノです。しかし、ウェスさんに関してはハッキリと違いました。この人の本質は監督でなくて物書きなのではないでしょうか。それがよくわかりました。ただひたすら机に向かって、自己表現だけを考えている作家、脚本家、、という像しか見えませんでした。本当に見ている時間が苦痛で、いたたまれませんでした。
まったく
まったく面白さがわからない。
まず全体をメタ構造にする意味も分からないし、それで面白くなってるとも思えない。
ストーリーもセリフも面白いと思う部分が一つも無かった(いやクスッとしたところは何ヶ所かあったが)。
作りすぎた画面も好みではない。
ということで、まったく合いませんでした。
ウェス・アンダーソンはもう観ない。
理解不能
監督の作風や傾向も楽しむのが
「真の映画好き」と言われた事があるのだけれど
個人的にはそんな概念もなく鑑賞作品を
選んでおります。
で✋
ウェス・アンダーソン監督作品
好きな人、結構多いみたいですが、
どうやらわたしには合わないようです(笑)
2022年に公開され結構話題になった
フレンチディスパッチ ザ・リバティ、カンザス、イヴニングサン別冊(長いよ、タイトル)
ティミーが出てたから観たけど←
物語としてはとても難解でした。
本作も、ウェス・アンダーソンらしい?抽象的かつ
シュールで難解。
プッと笑えるシーンもありますが、もう脳みそが拒否反応😂
宇宙人がめちゃくちゃかわいい👽
一体全体これは・・・・・
全体的に面白かったです。が、劇中劇にする必要があったのか、なぜ劇中劇にしたのか、全く分からなかった。例えば、現代の高天才科学者が子供の頃にこんなことがあった、信じる?みたいな話にすればもっと面白くなるし、パステルカラーの世界も膨らませることが出来たのに、と思ってしまった。
まぁ、楽しいことは楽しいし、難しく考えなければくすっと笑えるし、満足して帰ってはきたけど、人に薦めるかと言うと「どうでしょう~?」的な映画でした。ヒットは難しいんじゃないだろうか。
ちょっと複雑過ぎて・・・
物語の中で物語が語られるという手法は珍しくないとは思うのですが、この作品のそれには、なぜかついて行くことが困難でした。キャラがあまりに多くて、それに加え小ネタがあまりにも多くて、見ている瞬間から前の事柄が飛んでしまうくらいのインパクトの連続で、完全に掴みきることは困難・・・。
絵とか全体の展開とか、かなり面白い!と感覚的に感じ取れるのですが、あまりの情報量にポカンとしてしまった印象です。
不思議映画
映画はある舞台上映のその裏側を映すドキュメンタリーという体の、なんかややこしい設定の映画。基本舞台を中心に描いてます。
どことなく、あり得ない設定があったり、ちょっとチープでカラフルなセット、不思議な登場人物など、全体的に寓話のような不思議な雰囲気がずっと続く映画です。宇宙人さんとかシュールで良かったよ笑。舞台の裏側の仕掛けも面白かった。
「目覚めたければ、眠れ!」
何をやってるのか、何を言いたいのか、正直わからなくても、豪華スター達が楽しくやってるだけでも、なぜかほんわりしました。すごい!って感じでなくても、スルメみたいな味わい(説明しにくいなあ)賛否両論な気もするけど、私は好きです。
むむむ・・・
前日に「PATHAAN」をアタマ空っぽにして鑑賞したツケが回ったのか、脳みそフル回転でもなかなか理解が追いつかない、久々に観終えて疲労感を覚える作品でした。
作家や脚本家の説明やリハーサルシーンがインサートされてくるので、アステロイドシティで繰り広げられているのが現実なのか劇中劇なのか、整理がつかないままどんどん展開していきます。
それでもなんだかジワジワ来るし、中毒性を覚えるんですよね。
そして映像はアンダーソン監督らしい、スクエアで左右シンメトリーが多用される「あー、そうだよね」なものでした。
爆笑じゃないけれど笑えるし、1950年代のアメリカも味わえる作品でした。
何回か観るとまた印象変わるのかなぁ。
さっぱりわからないಠ_ಠ
モノクロの舞台裏とカラーの劇で構成される劇中劇。
最初にモノクロで導入部の解説があり、以後行ったり来たりなのだが、これが邪魔くさい。
話の腰を折られるので集中できない、ぶっちゃけカラーの劇だけでよかったのでは?と思う。
キャストは豪華だけにもったいない。
どうもウェス・アンダーソン監督は合わない。
犬ヶ島はよかったが…
それでもおまえはウェスアンダーソンを見に行くのか?
と、毎回問われてるような気がして結局毎回観に行ってるな。ファンもファイナンスも世界観も確立され、世界中出たがる俳優陣も山とおり、もう背景すらコントロールして完璧な制御下である意味コンセプチュアルなフィルムアートを鑑賞してるような感覚になる。
だだっ広い何もないアメリカの西部、そこは原爆実験と宇宙の痕跡のある場所。宿と食堂と軍と地元民。それらをウェスアンダーソン風にまとめるとどうなるか、こうなる、とくる。間に挟まる劇作家のエピソードも絶妙な外し具合でなんだかウェスアンダーソンの盆栽を見てるような感じ。セリフがまったく頭に入ってこないのだけど、まあいいか、たいしたこと言ってるのかどうかもよくわからないのだけど、観たよ、と思いながら反芻する。グランドブダペスト以降こういうのが極まってきている。次は何をどうするんだろう
ある意味‼️❓タブーに抵触する‼️❓恐ろしきメタファー‼️❓
核兵器と自動販売機と宇宙人がテーマになる舞台劇風の映画。
舞台劇風なので、100%大嘘ですよ、が前提のコメディと思いきや、ある意味、本気度が高い。
時代的に核実験なのはあうけど、その恐ろしさをアメリカの庶民は誰一人知らない。
また、外国は治安が悪いので自動販売機がない、その理由をアメリカの庶民のほとんどは知らない。
UFOとは未確認飛行物体なので、ほとんどは中国やロシアの飛行物体であるが、未確認だからそう呼ぶ、宇宙人はいるだろうが、エンタメやマスコミで取り上げているようなものではない、宇宙人とされているものは全て違います、NASAも CIAも国防総省もそう分析してる。
とゆうことで、映画のテーマは、嘘話で人権侵害することはどうゆうことかとゆうこと、日本では関東大震災での国やマスコミのデマによる虐殺、など。
総じて、変な演出による、コメディ劇仕立てのサイレントホラー、異色なのでほとんどの人は気づかない、オソロシヤ、よろしくお願いします🤲
映像だけ楽しめた。
毎度ながらシンメトリー構図にカラフルな街並みがみていて無茶苦茶楽しい。が、群像劇の展開にいまいちついていけず睡魔が…登場人物も面白い人ばかりだったんだけどあんまりのめり込めなかった…
旅の途中で、家族と。
2023年。ウェス・アンダーソン監督。近くで頻繁に核実験が行なわれるアメリカの砂漠地帯。数千前の隕石とクレーターが残る寂れた場所で、子供の科学発明の授賞式が行われる。集ってくるそれぞれの家族、休暇で訪れた女優、校外学習をする子供の集団、の真上に、なんとエイリアンが現れて、、、という話。映画作りの設定(映画の中では演劇ということになっている)や役者自身の体験にまで話が及んで物語の枠組みを揺るがしていく、アンダーソン監督お得意の展開。
妻を失ったライターの男は4人の子供(うち長男が受賞者)を連れて妻の実家へ遺骨を運ぶ旅の途中。車が故障してさほど親密ではない妻の父を呼びだしている。妻の思い出に泣きくれる男だが、女優と(エイリアンも?)の出会いによって新たな一歩を踏み出せるような気がしている。これが大きな物語の流れ。そこに、エイリアンの登場、政府や軍による監禁と隠ぺい、ジャーナリズム精神によるその暴露(電話線のハイジャック)など「犬が島」的な逸話が加わっている。エイリアン登場までは物語の枠組みへの言及・説明が多く、過剰に設定や過程や意図を説明しようとしているが、それがなんだか嫌味や皮肉に見えてくるのは気のせいか。その分、説明できるはずがないエイリアン登場の脱力感、拍子抜け感はハンパない。この落差がすごい。
NO VACANCY
1955年、人口87人の砂漠の町アストロイド・シティで宇宙人騒ぎが起きて足止めされる人々をみせるという劇と舞台裏を放映するTVショーという体の作品。
5000年前に隕石が落下したクレーターが観光名所になっているアストロイド・シティで車が故障した男と子供たち、そして化学賞を受賞して招待された子供たちとその親が集まって巻き起こって行くストーリー。
モノクロでTVショーとして舞台裏をみせるシーンを頻繁に挟みつつ、メインは劇中劇をみせて行くけれど、舞台裏と劇中劇とどちらをみせたいのかさっぱりわからず。
メインで流れるのは劇中劇だけど、やはり劇中劇という体だから、そこで起きることは全てフィクションの中のフィクションということで俯瞰で観てしまい、ストーリーとしての面白さはこれっぽっちも無いし。
一応コメディということだけど、これっぽっちも笑える様なネタも無く、強いてコミカルさを感じるところを言うなら宇宙人と3姉妹ぐらい。
自分には面白さが全然理解できず、物語の面白さを求めて観たらダメなヤツですかね。
虚構と現実の絶妙な按分比
一目で『ウェス・アンダーソン』の作品と了解される
画面を構成する幾つかの定型。
チープなマット合成や、ミニチュアチックな建物、
パステル調のしかし鮮やかな色味。
長く観ていると目がちかちかとしてしまう
『デイヴィッド・ホックニー』もかくやの表現。
一瞬にして、監督が創造した物語り世界に入り込ませるテクニックは見事。
そこではスラップスティックじみた出来事に
時として挟み込まれるペーソスが繰り返される。
また、オールスターキャストであることに於いても。
『ウィレム・デフォー』や『マーゴット・ロビー』等が
ほんの些細な短い登場時間で出ていることの凄さ。
観客だけでなく、俳優たちをも惹き付けるサムシングがあるのか。
「アステロイド・シティ」は「モニュメント・バレー」を思わせる
砂漠のど真ん中のさびれた町。
近隣では核実験が行われ、時として立ち上るキッチュなキノコ雲。
しかし時代設定の1955年を勘案した時に、
これは一面の真実。
『広瀬隆』が〔ジョン・ウェインはなぜ死んだか(1982年)〕で書いたように
周辺では実際に核実験が頻繁に行われていた。
ただ、当該の町はあくまでも架空。
演劇の舞台として創造され、
更にその制作過程がテレビ中継され多くの視聴者が見、
その外側で我々観客が映画館で鑑賞するとの複雑な構成。
一方で、登場するのは実在を思わせる人物。
人気女優の『ミッジ・キャンベル(スカーレット・ヨハンソン)』は
『マリリン・モンロー』か。
当時の彼女は『ジョー・ディマジオ』と結婚しており、
時として暴力も振るわれていたハズ(のちに離婚)。
また、演劇学校で「メソッド演技法」のワークショップに参加しているのも
描かれている通りで現実と符合。
またこのシーンには『ジェームズ・ディーン』を彷彿とさせる人物も登場し、
彼も「メソッド演技法」を多用したハズ。
それにしても改めて思うのは、
こうした知識があるほど楽しめる要素は
監督は勿論散々勉強しているのだろうが、
彼の国の観客たちにも、相応の認識がある前提だろうか。
何時も悩んでしまう。
おっと閑話休題。
この時代に他の著名人も愛用したパイプ煙草をことある毎に吸う
戦場カメラマン『オーギー(ジェイソン・シュワルツマン)』と
『ミッジ』が物語の主軸。
彼は数ヶ月前に妻を亡くしたばかり(の、設定)、
後者については前述の通りで、
共に喪失の痛みを感じている。
そうした登場人物の心の傷を
幾つもの「壁」を越えて
我々は感じ取ることができるか。
ドタバタとした喜劇調に
目くらましされてしまう気も。
虚構の中に現実が入り込む世界観や
入れ子構造も含めて〔グランド・ブダペスト・ホテル(2014年)〕でも使われた技法は今回も健在。
特徴的な画面表現も含め
今後もこれが続くと鼻に付くようになるのでは、と
杞憂に終われば良いが。
もっともそれを「※※※※らしい!」と、
賛美する人も出て来るようだが・・・・。
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