劇場公開日 2023年6月9日

テノール! 人生はハーモニーのレビュー・感想・評価

全54件中、41~54件目を表示

5.0ブラボー!!!シャガールの天井画にシャンデリアは格別だ。

2023年6月11日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

それはパリ・オペラ座。

その美しさと舞台の奥行きとその広さをこの作品は惜しみなく魅せてくれた。

出身階級に関係なく、
パリジャンたちにとってもここは特別な舞台であることが、

ラストのオーディションでの、
誰も寝てはならぬの歌声に対する喝采の表情が物語っていた。

正に、ここがオペラの檜舞台なのだ。

今回、特別に内部撮影できた様で、
この作品の意気込みが理解されたのだろう。

来年はパリ・オリンピックなので、
パリ関係の映画が多くなりそうだ。

それにしてもミシェル・ラロックもパリジェンヌそのものだ…

この作品は、
芸術を愛する人達への讃歌だった。

^^

オペラ座を舞台に、
類まれな美声を持つラッパーと一流オペラ教師との
運命的な出会いを描いたヒューマンドラマ。

寿司の配達のためオペラ座ガルニエ宮を訪れたラップ好きのフリーター青年アントワーヌ。

ふとしたことからオペラの歌真似をした彼は、偶然その場に居あわせた一流オペラ教師マリーに才能を見込まれてスカウトされる。

自分とは住む世界が違うと考えながらもマリーと2人で秘密のレッスンを始めたアントワーヌは、次第にオペラに熱中していくが……。

音楽オーディション番組「THE VOICE」で注目されたビートボクサーのMB14が主演を務め、
自らオペラ歌唱にも挑戦。

「100歳の少年と12通の手紙」のミシェル・ラロックがオペラ教師マリーを演じ、
世界的テノール歌手ロベルト・アラーニャが本人役で出演。

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カール@山口三

4.0寿司の配達

2023年6月10日
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鑑賞方法:映画館

アントワーヌの才能を見抜いたマリーはさすがです。
ラストは身内の前だけなんですね。
譜面の血が重いです。

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かん

3.0真の輝き

2023年6月10日
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楽しい

幸せ

チンピラ兄貴と暮らすフリースタイルラップが好きな大学生が一流声楽家に才能を見出される話。

入る劇場間違えた!?と一瞬迷子になりそうなストリートファイトで始まったけどBGMで一安心w

会計のお勉強をしながら兄貴や仲間たちとラップでシマ争いをするチンピラモドキの主人公が、スシ屋の配達で訪れたオペラ座でちょっと揉め、冷やかしにオベラの真似事の発声をしたらあらビックリ!?たいうストーリー。

しかも実際にオペラド素人のラッパーが演じたってマジっすか!?

目覚めて迷って葛藤して、オペラ歌手のタマゴとしても人間としても、躓き成長する姿を101分という尺の中みせるドラマだから、大成する様な大それた物語ではないけれど、ガツガツしてないし時にコミカルだし、オペラに無縁なド素人の自分にも愉しめた。

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Bacchus

2.5「いい導入」、だったのに。。。

2023年6月10日
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鑑賞方法:映画館

「どこにでもいそうな普通の若者が、あるきっかけで(意外な)才能を達人に見いだされ、そのオファーを受けて始まるストーリー」
まぁ、若者に限定しないとしても、青春映画と言うジャンルでは恋愛やスポコンに並ぶベタなストーリーですね。何なら、その展開や結末だって大概意外性はなく、例えば何をもってネタバレとするかと言えば「その展開のアイディア」や「マイナスからの逆転に見るカタルシス」の部分だったりだと思います。
そして、私もこのベタは案外嫌いではありません。単純に観終わっての清々しさもありますし、主人公や周辺の人物が若手だったり、新人に近かったりすると、役者としての将来性の楽しみを味わえたり。さらに、作品におけるキャラクターが持つ能力(本作で言うところのラップやオペラ歌唱)を素晴らしい表現力で魅せてくれれば、評価も思わずプラスアルファを付けたくなる心情に駆られます。
それを踏まえての本作に対する感想ですが、、、
まずそもそもこの作品を観てみようかと思ったのは、予告にある「きっかけ」の部分における主人公アントワーヌ(MB14)と一流オペラ教師マリー(ミシェル・ラロック)が出会うシーン。これは「ラッパー青年に、まさかのオペラの才能が?」という意外性と、その際に垣間見えるアントワーヌの「雑草魂」に大きな期待がもてる「いい導入」だと思います。
ただ、残念ながらそれ以降はほぼダメ。。。
展開についての紆余曲折は、単に「周りに本当のことを言えない」という一点でただ嘘を繰り返すだけのアントワーヌ。そして、アントワーヌの周りの人間には辛いことも起こるけど、基本、アントワーヌは相変わらず嘘を打ち明けられないため「忙しい」ことくらい。結局、全般通して彼は特に何もしていません。
何なら大した練習シーンもないけど、どうなんでしょう?私はオペラは疎か、ラップバトルの方も全く門外漢ですが、知っている方が観たらイライラするのでは?と思うほどの、あまりに緩々な環境です。プロにとって「才能」は、その世界にチャレンジできる前提的な「基本」にはなるでしょうが、決して才能だけでは生き残れないのもプロの世界だと思います。にもかかわらず、物語上出てくる識者らしき人たちは、アントワーヌの歌声一発で称賛します。あの場面でその立場の人がスタンディングオベーションなんてしますかね。。
ただそれでも、その歌唱を本当に素晴らしいと感じれば「そういうもの」として全然目を瞑れるのですが、アントワーヌ以下、他の学生二人についても「私個人の主観」としては特に感動を感じなかったことも後押しして、、もはや白々しさすら感じてしまいました。
ちなみに、一人別格が本人役で出演のテノール歌手・ロベルト・アラーニャ。アントワーヌと一緒に歌うシーンは、残念ながらMB14の「モノマネ歌唱」を際立てている感じです。(苦笑)
そんなアントワーヌとしても、或いは作品そのものとしても救いになるのはアントワーヌ周辺の「仲間たち」ですが、特にシアターでも時折笑いを誘っていたのはアントワーヌの兄・ディディエ(ギョーム・デュエーム)。例えばアントワーヌの(ここも)嘘からの「苦肉の策」における「日本」の扱い方が巧く、むしろ日本人として好感を持てます。ただただ弟思いのいい兄貴です。

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TWDera

3.0最後の

2023年6月10日
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お兄さんの笑顔でアントワーヌは救われましたね。体を張って、自分を育ててくれたお兄さんにオペラを認めて欲しかったのでしょうね。

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ごっとん

4.5オペラ座の警備? そんな疑問は、感動で吹き飛ばしちゃいましょう

2023年6月10日
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 終わり方は、最高。感動のままスパッとエンディング曲が流れる。僕の大好きなパターン。

 オペラのレッスン場にSUSHIをデリバリーしてOKなの? 軽くツッコミを入れたくなるけど、このシチュエーションがないと物語が始まらない。

 主人公のアントワーヌは、ラップだけでなくヒューマンビートボックスもやっているから横隔膜の使い方や呼吸の基礎はできていたのかも。

 ウソみたいな話だけど、スーザン・ボイルの例もあるから、現実で起きても不思議はない。それにしても主役のMB14の歌うアリアはすごい。音の波が体に伝わってくる。

 パリの貧困層の青年たちと、セレブの子息として何不自由ない生活を送るジョゼフィーヌとディディエの対比がこの物語のベースになっている。
 格差問題はさらっと流して、兄弟愛や幼なじみ同士の恋の行方を散りばめながら、なかなか飽きさせない展開が続く。

 オペラ座の警備はどうなってるの? そんな疑問は感動で吹き飛ばしちゃいましょう。
 ライバルの泣ける友情と、コーチからの手紙でラストは最高潮でございました。

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bion

4.0邦題のサブタイトルは不要

2023年6月10日
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泣ける

笑える

幸せ

テンポよくラップもオペラもよく、チンピラの溜まり場もオペラハウスの館内もバックステージもよかった。MB14が適役で素敵だった。彼がロベルト・アラーニャのアリアを聞いて感動するところでは私も心をガシッと掴まれた。アントワーヌからもらったCDのラップにのってマリー先生が一人ダンスするところは可愛らしくて気持ちが分かって共感した。

自分自身の家族は最低でも、オペラ愛に恵まれ努力を続ける才能とセンスに恵まれたマリー先生。美しいものに囲まれ好きな赤ワインと同じ色のセーターを着て一見刹那的な生き方。でも後進を育て星を見いだす喜びと感動を最後まで持ち続けたマリー先生のような生き方はフィクションであっても憧れる。

弟思いの兄と優しい母親と幼なじみのサミア(逞しく優しく愛らしい)と沢山の友達に恵まれていたアントワーヌ。悩みはただひとつ、自分は何したいんだ?何やってるんだ?ラップもかっこいい。オペラもかっこいい。眠ってはならない、私は勝つんだ!両方できる世界に変えることができたらいい、大谷みたいに。

オペラは劇場で見るより映画で見る方がのめり込める。歌劇場は美しく高揚感もあって非日常を楽しめる。でも1時間もの長い休憩時間はロビーをぐるぐる廻って観客らが互いを観察する時間で、面白いけど要するに見せびらかしごっこ。延々と続くブラボー嵐も好きでないし。ブーイングの方が楽しそう。

オネーギンのポスターが貼ってあって嬉しかった。アントワーヌの歌(オペラの方)は真面目で丁寧で好感がもてた。

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talisman

3.0あともう一捻り、という感じ いつかどこかでもっとうまい具合に、 誰...

2023年6月10日
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あともう一捻り、という感じ

いつかどこかでもっとうまい具合に、

誰かリメイクしてくれないかな、と思う

でも、

サミアはきれいで、

マリーはとってもチャーミングだった

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jung

3.0ラップとオペラ 上流生活とスラム街生活 〓対比と融合 現代社会で、昔良き時代の映画ドラマ展開で観る映画

2023年6月10日
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AKF-RHOO

1.5いやいや…この脚本ダメよー

2023年6月9日
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 ラップとオペラってのは面白い展開を期待したこちらが悪いのね(笑)
ご都合主義のストーリーはいくらなんでも苦笑しかないぜよ。   そもそも副題からして超絶ダサかったしね。

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すったもんだだよ

3.5スッキリ感動する心温まる映画がみたくて

2023年6月9日
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最近、悪を題材の映画が多いように思って見終わったら感動するようなのが見たくて行って来ました!
ストーリーは分かってても王道でも何でもよし👌
爽やかな一日を過ごすにはもってこい🥰💕
デートで使うなこの映画の後にお寿司屋さんを予約してたら大受け間違いなし!

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ひまわり

3.5伝統と最新の対比と融合!

2023年5月16日
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涙で字幕が若干見えにくいまま、ラストを迎えました。
一瞬で心を掴まれてしまうような原石を見つけてしまったら拾うしかないし、一瞬で心を持っていかれた音楽に出会ってしまったらやるしかない。
先生のヤバいレッスンは、彼の人生にキラキラを与えてしまった!
オンラインだったからヘッドホンして聞いてたけど、歌がビンビン響いてすごかった。これは映画館でも観たい。

全く想像つかない始まり方で、もしかして映画間違えたかな?と一瞬びっくりする所から入ったけど、すごく面白かった。
伝統と最新の対比と融合というか、クラシック音楽とラップ、どこ切っても美しかないオペラ座とコンクリの壁の地下の賭けプロレス場、一見真逆に見えるのに意外と混ぜると良い感じ、みたいな不思議さよ。

彼という逸材を見つけたことに関しては、宝探しは私も大好きだけど、主に皿専門だから、育てること前提に人間の芸術家の原石を拾ってくるのはすごいなと思った。
声楽は人間本体が楽器だから、素材が命みたいなところがあるだろうけど、それこそ自分で開発しないと始められない分野だし、ある程度年齢いかないとできない分野でもあるから、彼みたいに偶然発掘される逸材って夢があっていいなと思った。
クラッシック音楽って本気を目指す人はお金持ちの道楽みたいなところがある、と思ってしまうので、彼が入れてもらったクラスは時間いくらかかるのだろう、と下世話な勘ぐりをしてしまったけども。

所々でユーモアと愛があってよかった。
主人公のお兄ちゃんはとても好きなキャラ。
観た後に優しい気持ちになれる素敵な映画だったな。
夢も現実もやりたいことが沢山あって忙しい現代っ子におすすめです♪

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icco

3.0フランス人にとっての寿司とは?

2023年5月16日
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鑑賞方法:試写会

2023年5月15日
映画 #テノール! 人生はハーモニー (2022年)鑑賞

ラッパーとオペラ歌手、スラム出身と名家、白人と黒人、そして日本とフランス、寿司と何?

色んな対比があるけど、夢や才能は無限であることを再認識させられたオススメ作品です

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました

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とし

4.5(オンライン試写会は一律ネタバレ扱い)音楽(合唱)が好きな方にはおすすめ

2023年5月15日
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yukispica