石岡タローのレビュー・感想・評価
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泣ける映画をと思って6/30鑑賞 良くあるワンコムービーできっと泣...
泣ける映画をと思って6/30鑑賞
良くあるワンコムービーできっと泣き所もあると期待していましたが
正直この映画で泣ける人の気持ちがわからない
のちのタローと少女がはぐれる原因や父と母と姉、その後の少女の行動などが描かれず
タローが愛されていたとは全く思えず、その後ひたすらもやもや感が・・
この家族たち、犬がいなくなったな程度にしか思ってなかったんじゃないかと逆に怒りすら沸く始末
学校の用務員やその娘に飼われてからもその扱いや保健所のエピソードについても理解できない
放し飼いにノーリードが当たり前の時代なので、どこまでが本当がわからないですが
どうせなら石岡の人たちと学校の人たちと野良犬との長年のエピソードとして見せてくれた方が泣けたかもしれない
随所随所に地元の素人の方が出演されていんだろうとは思っていましたが元の飼い主のお父さん、お母さんがプロの役者さんだったのにはびっくり、演技が下手なのか演出が下手なのか、どっちも下手なのか
タロー役の3匹のワンコに★3つ 、人間の演技に★マイナス1つです
実話のわんこと時代に感動
タロ-の17年間の一途な犬生に涙しかない。
時代は正に昭和の石岡として描かれていて、旧車やセットなども懐かしく楽しめました。
今の動物愛護状況からみれば、昭和当時の緩さや背景が理解できないかも知れないが、わんこを愛する人には涙止まらないですよ。
じわじわ来る
とてもとても泣きました。すごく心温まるお話で、見終わってからもほっこりして帰ることができました。悲しい出来事はありましたが、決して悲しいお話ではありません。そこがとても良かったです。なんとなく先が読める展開で単純なお話ではあります。ですが、淡々と時が流れていくのを見せているようでいて、人々の心の動きや行動、犬の気持ちや時間の流れを丁寧に描いていると思いました。御涙頂戴でもなく、かと言ってドキュメンタリーのように無機質でもなく、私にはちょうどよいバランスのように思えました。見る人によって、元の飼い主目線にもなり、タロー本人の目線にもなり、または学校の子供目線にもなり、感じ方がそれぞれになるように、ですが最後は、タローは幸せな犬生であったんだなと誰もが感じられるようにつくられていました。そういう意味で、後から後から、色んな感想が湧いてきて、じわじわと沁みてくる映画です。何度も見たくなる映画でした。また今度は誰を連れて行こうかなと考えるのも楽しみになりつつあります。
今の若い方々には違和感がある犬の飼い方、子供の一人通学なんかもあるでしょうが、私はバッチリ世代で田舎育ちなので、そうそうこんな感じだったわと懐かしかったです。
毎日を時間に追われて忙しく過ごしている方、物事を難しく考えて煮詰まっている方なんかにもお薦めしたいです。
最後まで人生(犬生)の大事な1ピースを諦めなかった犬の話
ネタバレが酷いので、最初に一言で言うと、心がフヤフヤになる映画です。
ハンカチかティッシュを持って映画館へ行って下さい。派手なシーンや凝った脚本ではありません。「ひたむき」とはこういうこと、ということを感じられる映画です。
この話は以前テレビ番組で見て知っていたので、わざわざ見に行く必要ないかと思ったけど、やっぱり行ってよかったです。かなり実話に忠実な作品になっていると思います。そこが5点を付けた理由の1つでもあります。監督がこの実話に感動して作品にしたいと思ったという真意が伝わってきます。そして、犬の演技がすごく良い。いずれもタレント犬ではないのに、飼い主をみつめる時の表情なんか、天才子役並みです。冒頭のこの部分で既に目がウルウルでした。小学校の教室のシーンが何度か繰り返され、それが長いと思った人もいたかもしれませんが、そういう毎日変わらない日々を17年間繰り返したということを表すためのシーンだったのかと思っています。あるいは、地元のボランティアで参加してくれた子供たちや先生なのか?それならそのシーンはカットできないでしょう。みなさんで作り上げた映画なので、そうだとしても納得です。
また、あの当時の風景(車や看板など)をよく再現していて、そこも良かったです。昭和40年代、50年代です。犬は普通に人間の食べ残しなどを与えられ、外飼いが普通のことでしたからね、今の若い人は違和感を感じるかと思います。しかし、5才の子供が一人でローカル電車に乗って通園していた時代です。そこも合わせ、全て時代背景としてご理解して欲しいです。
私が一番好きなシーンはタローが国道をただ只管小走りで走っているシーン。こちらも何回が出て来ますが、そこがまたいいんです。今日もタローはこうして往復しているを表現したものと思っています。
本当の飼い主はなぜ卒園してから一度も石岡に行かなかったのか、それを思うと腸が煮えくりかえりますが、仕方ない。だからこそ、タローのためにも、この実話を映画にしてくれた監督に感謝ですし、まだこの話を知らない方々に知ってもらいたいし、私のように話を知っていた人の心にさえも、刺さる映画です。
それと、パンフレットの内容もすごく良かったです。買って正解でした。
気持ちがほっこりする映画
この映画の主役である「タロー」は、実在した犬です。私は、小学生の6年間(1969年〜1975年)、石岡市立東小学校に就学していました。その間ずっと、「タロー」と触れ合っていたのですが、この映画で描かれている「タロー」の身の上までは知りませんでした。大人になってから、偶然テレビ番組を観て、「タロー」の身の上を知りました。それ以降、「忠犬ハチ公」のような映画にならないかなぁと、ずっと思っていました。そんな折、「石岡タロー」が映画製作中で、クラウドファンディング募集していることを知り、すぐに応募して、「石岡タロー」を応援してきました。完成試写会で映画を観賞して、「タロー」の身の上を深く理解した次第です。この映画を観賞していたら、「タロー」の一途な姿に、こころがほっこりとして、日頃の雑多な嫌な出来事を忘れていました。今は、茨城県、千葉県でのみの上映と、11月17日から静岡県で上映予定ですが、出来れば全国上映されることを願っています。
あの子に会いたい…。
ある一家に飼われてた雑種で仔犬のコローの話。(実話)
コローの日課は電車で幼稚園に通う一家の二女恭子の送り迎い、その送りの際に電車内まで送り出発の音楽が流れ始めたら電車を降りるがコローの日課。
そんなある日、いつもは空いてる電車内、その日は満員で出発の音楽が流れても満員で前へ進めず降りられないコロー…。
その恭子が降りる石岡駅まで一緒に行ってしまい、乗客や駅員に「犬を電車に駄目…」「この犬は貴女の犬?」で言い寄られ、その場から走り去ったコローと恭子は離れ離れに…大好きだった恭子と離れ離れになってしまったコロー(タロー)のストーリー。
この作品を観て思ったことは、飼い主がペットを想う気持ちよりも犬や猫はそれ以上の愛情を飼い主に持ってるのかなと思った。
最初に飼ってた一家も最初はいなくなったコローが心配だったとは思うけど、ある程度期間が経ったら諦めてるし、たまに思い出すことがあっても忘れてますよね。
それを忘れず、あの子に会いたいで石岡駅へ通いつめた17年、コローにとっては大変な17年だったんだと思う。個人的には恭子との再会でハッピーエンドを期待してたんだけど…。
ワンちゃん飼ってる方達には刺さる作品なのかな?!
タローの生き様に泣きました
タローの生涯を追って、色々な出来事がありつつも穏やかに時が流れる映画でした。タローの賢さと一途さ、石岡の人たちの優しさに温かい気持ちに。終盤は泣き通しで観ておりました。
生きている間には再会出来なかったけど、大人になった恭子にタローが石岡で愛されて懸命に生きたことが伝わって、タローの生きた証と思いはちゃんと伝わったのだろうなと。
廃線となった鹿島鉄道や昔の石岡の風景などがとても懐かしかったです。
可愛らしいコロと健気なタローを是非観て欲しいです。
良かった
昭和40年代のお話で、自分の年代と少し違ったが、石岡って素敵なところなんだなあと思える映画でした。
タローはもちろん、石岡で面倒を見てくれる人々の暖かさが伝わり、また、学校にワンちゃんが出入りできた環境もすごいし、優しい人たちに囲まれて、タローも幸せだったかなと。
お隣も号泣でしたが、ハンカチなしでは見れないですね。
超ローカル
大きな垂れ耳。
顎をペタンと床につけている姿。
去年亡くなった犬に似ていたというのもありたまらなくなった。
ストーリーとしては特に大きな事件もなく、ひたすら歩くタローを見てるだけ、というシーンも多かった。
保健所のシーンはつらかったけど。
小学校の授業風景、特に先生がリアル。
こういう先生いたなぁ、と懐かしかった。
街並みはリアルな石岡市なのかな。
廃れた商店街は日本全国どこにでもありそうだけど、エキストラを入れただけでも昔の活気が表現出来てしまうね。
それにしても実話ということでびっくりさせられる。
ノーリードで犬を連れて歩けた時代がまず羨ましい。
そして電車で幼稚園、しかも電車の中まで犬…田舎でもなかなかなさそう。
子どもだけで電車って、平和な時代を実感する。そこ(笑)
貼り紙とか、伝言板とか、何か探す手立てが他にもあった気もするが。
駅員同士連絡しないの?とかね。
毎朝たまつくり駅で見てた人たくさんいたはずなのに。
熱が出ても、明日の朝熱をはかりましょう、とか、とにかく随所に平和な時代だったことが観て取れる。
たくさんの人に愛されたタロー。
(有名犬?と思いきや、石岡出身で今も石岡に住んでる知人に聞いたら知名度はいまいちだった…)
タローの待ち続けた人生に感動
石岡駅へ朝晩2km離れた学校から17年間、通っていたタロー。
人間でも2km離れた場所へ毎日1日2回通うのは大変。
タローは、それを亡くなるまで17年も続けていたそうです。
なぜタローは石岡駅に毎日通っていたのか?
本当にあったお話です
17年も通っている間に、飼い主さんに偶然でも会えたらよかったのに…
タローはいつか飼い主さんに会えるはず、そう信じ続けていたんでしょう。
タローの賢さ、タローの飼い主への愛情を感じる感動の映画でした
登場する犬が可愛すぎる
実在したわんちゃん「タロー」がモデルになっている映画。
主役が周りに登場する「人」ではなく、最後までタローだったのがこの作品のすごいところだと思います。
一途でひたむきな姿に心打たれ、気付いたら心からタローを応援してます。
駅のシーンが可愛すぎて犬好きにはたまらない映画でした……
タローの飼い主さんへの愛が感動🥲🫶
毎日2回も駅前に通うぐらい恭子ちゃんはとても素敵な飼い主さんだったことが伝わったしタローの恭子ちゃんへの愛がすごく伝わったしなにより周りの人達の温かみがあってすごくタローは色々な人に愛されてってなにごとにも真っ直ぐなタローに涙無しでは見れないぐらいすごく感動しました😭これは全国ロードショーしないのは勿体ないし全人類が完全に観るべき作品とおもいました。とても素敵な作品をありがとうございます❕タローありがとう🐕🦺🐾🤍
見た人に考えさせ満足してる最近の有名映画と違ってストレートに泣けます。
見た人に考えさせて満足してる最近の有名監督の映画と違ってストレートに泣けます。
茨城県の玉造から直線距離で15kmも離れた知らない街、石岡で大好きな飼い主と離れ離れになってしまったタロー。
何度も人間から酷い目に遭っても人間嫌いになる事なく、17年(人間に例えれば幼稚園時代から90歳のお爺さんになる位の時間か)も飼い主を待ち続けたタロー。
助けてくれた小学校の用務員さん親子や児童たち、校長先生他の先生方との交流、エンディングの元飼い主さんとの再会(号泣 ^^;)。泣けるだけでなく考えさせられる部分も多い。
ただ、難しい事は考えず素直な気持ちで泣けたり、人にとって大切な何かを教えてくれる要素がたっぷり含まれた素敵な映画です。
親子、恋人、友達と観ていろんな事を考えて、話せれば素敵だと思います。
タローの思いはいつまでも。。。
父の地元のお話だったので
気になってずっと公開を待ってました。
最初は茨城のみだったので
埼玉から映画館を探して見ました。
銅像を知っていましたが
あんなに素敵なストーリーとは
初めは泣いてしまい
見れないって思うくらい辛い出来事でしたが
最後を知っていたので
しっかり見させて貰いました。
近いうちに
パンフレットを片手に
ロケ地巡りさせてもらいます。
ぜひ、埼玉でまた見たいです。
穏やかだが、心に響く
自分がまさに生い育って来た昭和の世界。正しい事が確かに鮮やかに存在し、同時に残酷な現実も突きつけられた時代。
それがこの映画の中にはきちんと描かれていた。
そういう時代だから、大切な命を納得出来なくても諦めるしか無い。
校長先生の後悔についての言葉も痛みと重みを持って理解出来た。
だが、淡々と進む風景の中で、タローの姿だけは真っ直ぐ一途だ。
信じることはなんて幸せなことだろう。
いつか会える。きっと迎えに来てくれる。
疑いなんて微塵も無くて、その気持ちは永遠なのだ。
だからタローはとことん幸せだったと思う。
映画の描き出した世界は、なんて善意に溢れていることか。
保護犬の演技では無い真摯で純粋な瞳に打たれた。
途中まで平板に思えた画面に、じわじわしみ出すその善意の全身全霊さにやられた…。
心が締め付けられる映画
タローの歩いている姿、情景…色々な思いが心に響いてきて、泣ける映画です。
石岡の皆様のあたたかく見守るタローへの愛。
タローの飼い主への想い。
涙が止まらなくて…。
是非、全国にも届けたい
最後にほっこりさせてくれます。
初日の今日(10/20)、監督さんと子役のお二人、わんちゃん2匹の舞台挨拶を含めて、観てきました。
茨城に「忠犬ハチ公」のような話があると知ったのは、今年に入ってからでした。
まさに、この映画が、記事になっているのを見て、興味を持ち、新聞記事を見ました。
家から遠く離れた場所で、飼い主の小さな女の子と離れ離れになり、家に帰ることも出来ずに、その後、保護された小学校から、飼い主の女の子に会うため、毎日2kmの道のりを歩き、17年間も最寄り駅(石岡駅)まで通っていたという話です。
インディーズ映画で、まさに手作りの映画という感じです。
昭和30~50年代を再現するために、旧車の愛好家たちの協力により、旧車を集めて、撮影したり、年代ごとに3匹の犬が出演しますが、2匹はいわゆるタレント犬ではなく、保護犬と多頭飼育崩壊により保護された犬だそうです。
また、沢山の一般市民の方が協力しているようでした。
映画の内容は、当初、とても可哀想で悲しい内容かと思っていましたし、動きもなく、淡々と流れていく感じで、当初、退屈でかわいそうなだけで終わってしまうのかと思いました。
ところが、石岡で、「タロー」と名付けられたこの犬が、生涯を閉じた後も、話は続きます。
新聞記事として、取り上げられ、最初の飼い主の女性が現れ、タロー自身も非常に多くの人たちと関わりながら、おそらく幸せに、生きてきただろうし、周りの人たちも、タローに素敵な思い出をもらったことと思います。
手作り感のある地味な映画とも言えるかもしれませんが、とても暖かくて、優しくて、ほっこりさせてくれる映画です。
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