「現代が失った寛容さに気づく」石岡タロー BAGLEさんの映画レビュー(感想・評価)
現代が失った寛容さに気づく
素朴な作品だからこそ、先生の言葉、雨音、風景、、、心にぐさっと刺さるものがありました。
学校で犬を飼い、地域が守り抜いた。
その寛容さと思いやりが生んだ、心あたたまる実話です。
主人公のタローはタレント犬ではなく多頭崩壊現場からレスキューされた保護犬。
子役もオーディションで選ばれたり、華美なものはなく手作りの雰囲気がとてもいいです。
懐かしい映像の中で、それぞれの心模様がじわじわと伝わってきます。
犬生と人生が交錯して、多くの人が癒され感謝しあえる素敵な物語。
最後の最後まで大号泣でした。
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