シェアの法則

劇場公開日:2023年10月14日

シェアの法則

解説・あらすじ

「踊る大捜査線」ほか数多くの舞台、テレビ、映画で名脇役として活躍してきた小野武彦が、俳優生活57年目にして初の映画主演を務めた作品。「劇団青年座」が2021年に上演した岩瀬晶子作の同名舞台を映画化した。

東京の一軒家で暮らす春山夫妻は、自宅を改装してシェアハウスをスタートさせる。年齢も職業も国籍もバラバラで個性的な住人たちは、互いに協力し合い、時には衝突しながらも、共同生活を営んでいる。管理人を務める妻の喜代子はそんな住人たちの母親的な存在だったが、不慮の事故に遭い入院することになり、夫の秀夫が妻の代わりに管理人を務めることになった。社交的な喜代子とは対照的に、自分の価値観でのみ物事を判断し、誰とも打ち解けようとしない秀夫は、住民からも疎まれていた。そんな秀夫が、さまざまな境遇の人たちとの交流から、少しずつ相手を思いやることを学んでいく。

小野が秀夫役を演じるほか、宮崎美子、貫地谷しほりらが脇を固める。監督は「うちの執事が言うことには」の久万真路。

2023年製作/106分/G/日本
配給:ガチンコ・フィルム
劇場公開日:2023年10月14日

スタッフ・キャスト

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(C)2022 ジャパンコンシェルジュ

映画レビュー

4.0 一日でも長く俳優として頑張ってほしいですね

2025年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ライブ音声付きバリアフリー上映回、舞台挨拶付きのフォーラム福島のシアター5での鑑賞でした。
舞台挨拶では、小野武彦さん(主演)、佐々木亜希子さん(活弁士)が登壇。

前日、ネット上で座席の空き具合を見ると結構まだ空いていた。
前の方の通路側が空いていたので予約購入。
前日夜の時点では1割程度しか埋まっていなかったけど、当日行ってみると7~8割は入っていたかな。

YouTubeのホイチョイ的映画生活で小野武彦さんの回を見たのが今回行った理由。
この映画、2年前の2023年の公開映画なんですね。
昨年バリアフリー映画(聴覚障害の方向けの字幕、視覚障害の方向けの活弁士の方の説明)として編集・作成されたみたい。
だからだろう、主演の小野武彦さんは今現在北日本を回っているらしく前日までで16連泊中との事でした。
大館(たぶん御成座)、鶴岡(たぶん、鶴岡まちなかキネマ)、北海道まで行っていたみたいです。
実は私、映画館めぐりを趣味にしているのでミニシアターには詳しいのです。

バリアフリー上映のほうについては詳しく知らなかった。
聴覚障害の方向けの字幕、視覚障害の方向けの音声ガイド(活弁士の方の生での説明)が加わっての上映でした。
最初は目の前の活弁士の方が話す説明が邪魔だなと感じたけど、途中からは気にならなくなった。

熟年夫婦とシェアハウスの住人との人間ドラマ。
小野武彦さんの初主演映画。
温かい人間ドラマが展開されていく心地よい映画でした。
今週の4日(木)まで上映しているようなので近くの方はぜひ行ってみてください。
見ていて役者さんで良いなーと思ったのは、貫地谷しほりさん。
良い女優さんですね(^-^)

エンドロールで流れた曲が良いなーと思って調べると、沢田知可子の主題歌でした。
良かったです(^^)
まだ頑張ってるんですね。

上映後の舞台挨拶では、いろんな話が聞けました。
小野武彦さんの奥さんが福島県伊達市の保原出身なんですね。。
舞台挨拶のあとには10分くらいの映画のその後を描いたミニムービーも上映されました。
初めてのバリアフリー映画、そして主演の小野武彦さんの舞台挨拶、楽しく映画を見ることができたかな。

うちの親父と同い年の小野武彦さん。
一日でも長く俳優として頑張ってほしいと思った次第でした。

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はりー・ばーんず

4.5 シェアの法則

2025年8月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

2年前の映画ですが、主演の小野武彦さんと一緒に全国をまわっているとの事。
今回、ついに行き付けのミニシアターに。
『踊る…』を思い出しながらの、片道1時間はアッ言う間でした。
このシアターは舞台が無いので、目の前に立つのが恒例。
なので、最前列の中央へ。
終映後、ご登場。
話も楽しく、何より83歳とは思えぬ若々しさに驚きました。
今回、初めてのバリアフリー上映に参加。
所々で目を閉じて、活弁士さんの声を頼りに、
鑑賞しました。
視覚障害の方を、少しでも理解出来たらと思います。
さて、作品です。
昭和の常識に凝り固まった、家庭を振り向きもしないで暮らして来た主人公。
そんな彼が、訳ありのシェアハウスの住人達と暮らし、それぞれが向き合う。
そんな中で、住人達は前に進んで行き、主人公も家庭を取り戻す。
再生の物語です。
マイナス★半分は、主人公が変わって行く過程を、もう少し丁寧に描いて欲しいと感じました。
最後まで飽きる事なく、幸せな気持ちになれる良作でした。
休憩を挟んでの、数年後を描いた短編も、あの『踊る…』のコンビが見られてサイコーでした。
これからも、小野さんとまわられるそうです。
お近くに行った際には、是非。
お勧めの小品です。

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映画館難民

5.0 久しぶりに映画を観て泣きました

2024年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

お盆休みの始まりに集まった家族で映画鑑賞。近くに最近できた映画館で、小野武彦さんの初主演映画があるというので観に行った。小野さん演じる主人公が最初はどうなるのかと思っていたら、あれよあれよと引き込まれ、エンディングにむけて感動の嵐。
シェアハウス内の物語かとおもいきや、家族の物語でもあり、我が家の事もいろいろ考える機会を与えてくれた素敵な作品でした。
他の俳優もみなさん素晴らしかったので、それも満足度アップ。観られてよかったです。

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NT

1.0 怪しかった予感的中

2024年5月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

色々なテーマを入れてるこの作品。
映画的な面白さはあまりなかったです。TVドラマ的でしたね。
舞台の映画化は大体いつも面白く見れるのですが今回は残念でした。

気になったところですが
国籍うんぬんのテーマのところは中国人でしているのですがあのワン・チンみたいな人を受け入れる世の中にして行きましょうというメッセージならとんだプロパガンダです。あまりにも他国で生活するのを甘く見過ぎです。
このプロットのせいで併せてわざわざLGBTも入れてるところも鬱陶しく感じます。
というか他のキャラたちもそういう風に見えてきてしまいます。

スリーアミーゴス小野武彦さん目当てで見ましたがこの作品に出てる方々は全員あちら側なのかな...

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TRICERATOPS