ミッシングのレビュー・感想・評価
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55点
映画評価:55点
石原さとみの迫真の演技は、
本当に凄かった。
最終的な結末として、
娘は見つからない。
ただ諦めてないだけが
ずーっと続いていく。
アテもなく、ただガムシャラに。
時間とお金だけが消え、
それでも諦められないから、
一歩も前に進めない。
まるで苦の螺旋階段の様に一生終わらない。
周りもその気持ちがわかるから、
止められないし、誰も責めれない。
もう主人公以外は諦めてしまっているのに、
そうやって周りとの温度差に苦しんでいく。
どんどん主人公を取り巻く人生だけが、
めちゃくちゃになる日々。
痛々しくも、
恐らくこれが現実なんだろうと
現実を突き付けられる。
いつの日か救いがあれば良いが…
そう他人事で終わらせてしまう。
それが現実。
【2024.9.24観賞】
きっとこんな事件が山程あるんだろうな
私の記憶の中でさへ、誘拐事件としてニュースに流れた事件は片手で収まるほどではない。2時間の映画にうまくまとめてあるなと感じる。扱う内容がとてもナイーブであるが故に、きっと演者も制作側もたくさん想像量を働かせたのではないかなぁ、、
実生活で出産を経験し、子どもを育てる母となった石原さとみさんが、ある日突然娘が失踪してしまう母親を熱演。
いろいろと話題になったり、アカデミー主演女優賞にもノミネートされたり、期待が高かった本作でした。
私自身も母であるので、子どもが少しでも予定より遅く帰ってくると気が焦る。そんな日常で、もし、わが子に何かあったらと想像するだけでも辛いのに、実際には、こんな辛い経験を今もされている親がこの世にたくさんいるのだと思うと、改めて、今我が子と一緒にいられる生活に感謝する。
映画の中で、失踪した娘の為に、ひたすらビラを作り、ビラを配りする両親。自分たちに出来ることをひたすらやる。でも、世間は時間が経てばだんだんと事件が風化してしまう。心ない、無責任なイタズラや口コミで、本来傷つけられては行けない人達が、ギリギリの精神状態の中で、何度も何度も傷つけられるシーンに心がギュッとなる。
その中で、ネタとしての事件ではないと真摯に向き合おうとするテレビマン砂田を中村倫也さんが演じる。本来、何のためにメディアがあるのか。社内の壁には、視聴率が張り出されるのもすごくリアル。ただ真実を伝えたいのに、それだけでは結果が出なければもはや時間の無駄。なんだかなぁ。
空白の時もそうだったけれど、映画の中で本当にそれまでの傷とは全く割に合わない程度の救いがこの作品にも描かれていて。ほんとにこの監督はこういう所うまいなぁって思った。
ストーリーの中で、夫役の青木崇高さんがあまりに素敵な夫を演じていて、なかなかこんな出来た人いないだろうなと。。。だからこその、ラストシーンで思わず泣き出してしまう彼の姿がめちゃくちゃ刺さった。
もし自分が、、、といつもの癖で考えながら鑑賞してしまったけれど、心が壊れてしまう中で、希望を捨てずにいるには何が必要なのか。考えても考えても、私には全く答えが分かりませんでした。
これが現実
テーマの性質上、事件が解決しないのは仕方ないのかも知れないけど、やっぱり解決して欲しかったしやるせない。
限界まで壊れていった母親が、類似事件の解決に嬉し涙を流したり、交通安全のボランティアをしたりするのが小さな光か。
石原さとみの勢い任せの演技より、夫、弟など脇を固める俳優の芝居が目を引いた。
子育てでは油断ができないことを認識させられる
弟に子を任せてしまった姉、石原さとみの捜索。
警察には頼れない?
だからといってマスコミに行くのもよく分からないけど。
イタズラに振り回される描写が切ない。
最後はなんだかよく分からないうちに終わった。まるで続編があるかのように。
映画とは思えないリアルさ
私にも娘がいるので行方不明になったらと考えると
さおりと同じように狂うと思う
もしかしたら、それ以上におかしくなる
さおりはしっかり自分の出来る事を確実にやって
後悔のないように生きてる
ライブに行った事を後悔しているから
報道記者に対して感情はふざけんなよって思ってても
頼るところがそこしかないと頭では分かってるから
みうちゃんを想って泣きながら縋り付く
弟のせい、自分のせい、その繰り返し。
現代も誹謗中傷が酷い世の中だと思いますし
報道も視聴率が取れるような事だけを選んでると思います
少しでも情報が欲しいからエゴサする
でも見ると酷い事が書かれてる
そのせいで、また情緒不安定になる
占い師を紹介されるのも宗教っぽいのから
声が掛かるのも本当にありそうだなぁと
目撃情報のDM、警察、いたずら
ホテルでみうちゃんと間違えて走っていく時
「こんな所にいるわけないじゃん」と言い放つ旦那
具合が悪くて寝込んでるさおりの頭を撫でたり
「俺は味方だよ」っていう優しさ
温度差やすれ違いもリアル
両方の気持ちもわかるからより現実的で苦しかったです
家に虹が架かってみうちゃんの絵を優しく撫でるシーン
号泣でした
娘に会って抱きしめたい、撫でてあげたいだろうなと
実際にあった事件をもとに作ってるので犯人が捕まらないのもみうちゃんが見つからないのもリアルでした。
さくらちゃんが見つかった時
本当によかったと号泣するさおり
旦那さんのお前すごいよって台詞
その通りだなと
自分がそんな状況でも思いやれる気持ちをずっと無くさず交通安全までしてる行動力はすごいと思います。
石原さとみさんのぶちギレ振りは見応えあります
ずっと観たかったので、この時期にリバイバル上映をしてくれて嬉しい。
主要人物の俳優の演技が全部上手くて、それが良かった。
事前のイメージだと、もっとネット上での誹謗中傷とそれへのカウンター的な出来事をメインにした映画かと思っていた。
しかし、その事よりも事故や事件の被害者家族が、時間の経過とともに社会から取り残されて孤立してしまう状況を丁寧に描いていたと思う。
テーマがテーマだけにモヤモヤ感が残るエンディングだったのは仕方がないけれど、それが理不尽にリアルで良かったと思う。
とにかく石原さとみさんのぶちギレ振りは、見応えありますね。
大当たり
面白そうな映画だなと映画のポスターを見て思っていたが私情で劇場へ足を運べず、配信でようやく鑑賞。
最後まで救いようのない(最後多少はあったけど…)見てて苦しいが見てよかった、といえるような作品。
特に主人公夫婦の切羽詰まった状況下における相手の言動への許容範囲とその怒り方、実にリアルな感じがしたし夫・豊の自分だけは冷静に努めようとするところなんか自分がその立場でもそうしただろうなとつい思ってしまう。(私自身の性格的に焦ったところで解決しないと考えてしまう習性もありますが)
以下、演技など無知。映画等作品も大した数見ていないど素人の感想で、不快に感じる方も大勢いらっしゃるかと思いますが、今まで思っていたことが覆ったことがあったので一言。
今作主演の石原さとみ、そもそも今まで彼女が主演等の作品をしっかり見たことがないのも含まれるが個人的に容姿が綺麗な女優さん(CMタレント的な見方もできますが)という印象で役者としては評価していなかったのですがあの渾身の演技を見ていい役者さんだなと見方が変わりました。
痛いほど共感できる両親の心の機微を突きつけられ『空白』以上に緊張せざるを得ない作品でしたね。
今年最後の目黒シネマさんにて『~光と影のはざまで息をする~』(12/26(木)~12/28(土))と題した『ミッシング』『あんのこと』2本立て鑑賞。
(ネタバレ有)
『ミッシング』(2024)
『犬猿』(2018)『空白』(2021)の𠮷田恵輔監督最新作。
娘の失踪事件に翻弄される母親・沙織里(演:石原さとみ氏)と夫・豊(演:青木崇高氏)をはじめとするその家族と、視聴率至上主義との板挟みのなか誠実に取材を続ける地元テレビ局記者・砂田(演:中村倫也氏)の姿が描かれる作品。
誰かの人生を追体験できるのが映画の魅力でもありますが本作は真逆。
親としては絶対に経験したくない娘の失踪、痛いほど共感できる両親の心の機微をこれでもかと2時間突きつけられ、同監督『空白』以上に緊張せざるを得ない作品でしたね。
中村倫也氏、青木崇高氏、森優作氏の演技も素晴らしかったのですが、とにかく石原さとみ氏のお嬢様イメージから脱却した人間の本能むき出しの体当たりの演技は圧巻、女優として一皮も二皮も剥けましたね。
もう一つの話の軸になる視聴率至上主義の局上層部の意向で偏向報道の指示に抗う砂田氏と匿名SNSによる誹謗中傷という社会問題もうまく織り込まれ訴えかけていましたね。
映画としては娘の生存を暗示、仄めかすラストも個人的には期待しましたが、それを敢えてしなかった監督の強い意志と思いは、印象強く作品をさらに昇華させましたね。
まさかの
まさかの未解決事件だった。……
この物語は鼻から娘が見つかるかどうかというところをメインテーマにしていない作品だったのかもしれない。と、鑑賞後の今感じる。
娘が突然姿を消した後の両親や関係者の姿を、世間はどう捉えるのか。
そのリアルを追求した物語なのだと思う。
今作の主役である石原さとみさんは、
実生活で母になった直後にこの役を演じられたそうで、
これまでの彼女のキャリアや月9ドラマなどから形成された"キラキラ女子"のイメージを大きく覆す作品での復帰となりました。
色々なメディアでお話しされている通り、チャームポイントである唇はリップを塗らずに極限まで乾燥させるように仕向けたり、ボディソープで髪を洗って髪を傷ませたりという、彼女なりの今作への役作りに対する直向きさが、
1秒たりとも無駄にせず娘を捜す事だけに洗脳された母の姿に表現されていた。
そして、青木崇高さん演じる夫の豊も、
日頃は平然とした姿であることに努めることで、どこにもぶつけられない悲しみや怒りや悔しさといった言葉にできる感情の他に、ふつふつとした名もない感情をコントロールしているように見えた。
その姿は、一家の大黒柱である「父」としての姿を維持しているようだった。
時折見せる涙には、彼の人間らしさや無力さを感じ、悲哀に満ちた描写はこの作品の肝となっていたように思う。
(弟役を演じた森優作さんは、持ち前のカメレオンぷりが暴れに暴れていた。
彼はとにかくミステリアスな役が似合う。
朝ドラ「半分、青い」では好青年の高校生でヒロインの初恋の人の役を演じていたり、
現在TBSで放送中のドラマ「ライオンの隠れ家」では、坂東龍太さんと同じ職場で働く自閉スペクトラム症の少年で、絵描きの役をしている。
名前こそあまり聞かないが、彼は少なくとも私が見ている作品ではありとあらゆる作品で現れるのだ。
今後も注目の俳優だと思う。)
また、中村倫也さんが演じた記者。彼は登場人物の中で最も私たち視聴者に近い存在だと思う。
はじめは仕事として取材をしていたが、一家との取材回数を重ねるに連れ、段々と報道人としてではなくひとりの人間としてこの件に取り組んでいる姿、悲しみや憤りが伝染していく姿に、「記者も心を持った人間だ」というリアルが描かれていた。
事件なのか事故なのか、彼らは追求することはできても真相に辿り着くことはできなかった。
ここでもまた無力さが描かれている。
さて、今作のオープニングも印象的だった。
娘が失踪したというテーマは重いが、
ホームビデオで始まるオープニングでは終始笑顔の姿が映し出されている。
きっとこの作品で美羽の動いている姿がたくさん映るのはこの最初のオープニングだけなのだろうと悟った。
我が子が消えた彼らの心情に寄り添った今作を見て、共感する人のいない未来があることを祈りたい。
その日を何度も想像し、願い続けている、
心身共にぼろぼろに廃れるまで願い続けている彼らに
どうか悪戯などせず、報いある世界でありますように。
張り紙ひとつにその願いが込められている事を私達は自覚しなければならない
と、気付かされた作品となった。
___.
少しの予備知識だけ、2歳の女の子を持つ親として、苦しむ先に何を描いているのか、監督のことも、俳優の思いも知らずに、そんな好奇心だけで鑑賞しました。
結果、妻と見なくて良かった。
それだけに重たく、私の生活からは想像できない連続でした。
ただ、このような事が現実に起きている、と、イメージするほど描写が伝わってくるのは、石原さんはじめとした、役者さんの凄さです。
あまりレビューを書くことはさないのですが、見終わった後の感情を残したく、それほどまでにインパクトがある映画でしたので、記載しています。
失ってから気づくのでは遅いが、そうならない為に気を張りすぎるのも違う、普通の幸せな日々を過ごせる世界がいいです。
人物の心情や葛藤がとても丁寧に描かれていた。
観始めてから終わるまで凄く感情揺さぶられた。単に事件解決にむけてとかの角度ではなくて、当事者達の心の動き、変化が凄く丁寧に描かれているなぁと思った。
ちゃんと言語化したいので長いけど人物毎に書いていきたい。
母親
もうこれは何と言ったら良いやらなんですが…役作りが話題になってたけど、特にイタズラ電話でのシーンがとても現実だった。お子さん産んでからこの役を演じて大丈夫だったのかな?メンタルケア受けてるかな?と心配になる程。
終盤、別の子が行方不明になり我が子の手掛かりも求めるもそうはならず、ただ無事に見つかった事を自分事のように「良かった良かった」と涙する姿に母親って凄いなって、台詞の如く感じた。お母さんてすごい。
終盤、みかんを見て「綺麗」と思ったシーンでやっと彼女の世界に色が戻ったのかなと感じた。それと反比例するように父親がチラシ作成に必死になってるところが何とも表現し難い感情なんだけれども。
父親
どうしても女性目線で見ちゃうので序盤の探してる温度が違うって感じてしまう葛藤とか、ヒス構文の様な捉え方をさせてしまう言い回しとかちょっとソワソワしたけど、そんな事なくて同じように心配だし不安だし、ただ2人で泣き叫んだってなにも始まらない。責めても娘が戻って来るわけないと言い聞かせて必死に耐えてたんだって部分を最後に涙するシーンで凄く感じた。自分がしっかりしなきゃと気張ってた糸が、気持ちをわかってくれ第三者として寄り添ってくれる人が現れた安心と、その人は娘が見つかったけど自分たちはまだ会えてないという葛藤も感じる涙だった。
弟
なんで連絡取らないし、話さないのかイライラしたけど家族じゃない他人の記者さんの言葉だったから冷静に伝わって事実を話せたんだと思う。きっと誰よりも責任感じてるし、自分を責めてるしだから余計言えなかったんだろうな。
記者
終始芯が通ってて良かった。ただ会社に勤めてる以上自分ではどうしようもない事があって、それを取材相手には分かって貰う事なんて到底無理で責められてしまうのが本当に辛かった。
「事実を伝えるだけ」と冷静だったけど「その事実が面白いんだよ」というのもまた現実。
「記者の仕事の正解って何なんだろう」てとても考えさせられた。
まとめなどは特にないのですが、各人物の心情や葛藤がとても丁寧に描かれている映画で触発され、初めて感想を投稿してしまいました。
石原さとみの演技に注目
娘の行方不明を探す母親役をした
石原さとみさんの演技力が震えました。
どんどんおかしくなっていく様
エスカレートする様
失禁までする(ズボン濡らしただけだと思うが)
狂っていく様に引き込まれてしまった
元々石原さとみさんは大好きな女優の1人だが
年々女優としての石原さんが好きになりました
個人的には中村倫也さんの演じた記者の葛藤が
考えさせられました。
本当に正しいことを報じるのが正しいのか
これは、考えないといけないと思う。
すごい胸に響きました。
考えさせられた台詞
「いつからこんなに世の中は狂ったのだろうか」
本当にそう思う。共感してくれる人はいるはず
どんどん引き込まれてしまったので
是非見て欲しい作品だし
もう一度見たい作品だなと思った
本質的には?
娘を失った母親が必死の想いで自分の娘を見つける為に街でビラを配り、テレビの取材を受けて全てを晒していく。
そんな中でイタズラを安易行っていくものも現れる。
主演の石原さとみさんの演技は、素晴らしいと感じました。
自分がテレビの向こうで行くへ不明になった子を見てもそれほどまでに関心を抱かないのは、やはり自分事ではないから。
でも、そんな全てを自分事にしてしまうと生きていくのが大変になってしまう。
そんな人達に同情をする事は、本質的にどちらが正しいと言えるのだろうか?
自分は、困っている人を助けたいと思う一方で自分自身のことも守りたいと体裁をとっているのかもしれない。
報道の裏側で自分が知らない現実を見る気がした作品でした。
「早く終わって欲しい」と思いながら観る秀作
アトロクにて宇多丸師匠が論評しており、ずっと見たかった映画。ネトフリに上がったので鑑賞。
あらすじは当然知った状態での鑑賞でした。まぁつらいの何の。「最愛の人の居場所が分からない」とは生き地獄。
イタズラ電話のくだりなんて、自分の目にあったら失神しますよ。そこも含めての、石原さとみさんの演技、快演でした。髪の毛パサパサ、やや無教養な部分がある喋り方等、素晴らしかったです。
最後、泣くのがこれまでとは別の人であるのも感銘をうけますね。
普段邦画を見ることは少ないのですが、こんな邦画が増えると嬉しいですね。
「わかる人にはわかる映画」が娘の失踪のおかげで濁された駄作
「ミッシング」俳優陣の演技はとても良かった。
内容はといえば
失踪した娘の母ということを前面に出し、失踪した娘の母であれば思考力が落ち、通る藁を次々掴んだとて何も不自然では無いだろうという「失踪した娘の母カード」を免罪符に進む話。
その度に感情は揺れるが「失踪した娘の母」だから安易にネットの情報に載せられようが、DMで釣られようが、いきなりかかってきた知らない番号から「娘が保護されました!」ときても、「娘が失踪した母ならそうなっても仕方ないよね・・・」という観る側に甘えきった内容
その甘えの裏では、世間ではもう当たり前な「SNS・掲示板」には魑魅魍魎がおりますよという既知の啓発
ただただ登場人物の苦しむ姿が映し出されるだけの映画で中身という中身がまるで無い。
監督の伝えたいメッセージ=SNS・マスコミの狂気のために結局のところ失踪した娘の事件は未解決ENDのぶん投げっぷり
全部観られるほど俳優陣は素晴らしかった。
観終わった時、監督のメッセー自慰を見せられたことに気が付いた時にはただただガッカリしました
石原さとみの演技
港区女子しかできない、と思われていた石原さとみが、髪や肌をわざと痛めて臨んだらしいこの映画。子がいる親からしたら、救われない、ただしんどい話。考えさせられるようなこともない。
いたずら電話で警察で泣くシーンは、そうなるよねと思った。でも実際はもっと壮絶だろうな。
映画のようには…
娘が見つかる、犯人が捕まるなどと言うことは無かった。全編通して物凄くリアルな感じがする。娘が失踪してから時間が経つにつれ、事件は風化しつつあり、取り上げてくれるのも地元TV局のみ。妻はTV局記者に取材を受けるうちに記者に藁をもすがるようになっていく。記者は事実報道と視聴率優先を課す局との狭間に葛藤する。年下記者がキー局に引き抜かれるのも、上手く心の葛藤を描かれていた。一心不乱に娘を探す過程で、あらゆるものにぶつかり、イラつき、また悲しむ母親役を体当たりで演じた石原さとみ、コミュ障で挙動不審な弟役森優作、夫役青木崇高はいずれも好演だった。ラスト、ここまで妻に寄り添い、耐えてきた夫の涙は本当にお疲れ様と言いたい。
小学生行方不明もの
石原さとみの演技は気合い入ってる。
家族の苦しみ、世間の冷たさ系はまだまだ酷さレベルが甘い。
最後は犯人出てきて欲しかったけど、現実をリアルに表現したってことだね。
ポップコーンすすまない映画NO1
映画を見てしんどすぎて一時停止したくなったのは初めての体験だった
うわあすごいの見ちゃったなって感じ
ただ内容が内容なので迂闊に人には勧められないね
あんのことと2日連続で見たらぶっ倒れていたと思う
エンドロール行かないでええ!
エンドロールが一番しんどかった
全くポップコーンがすすまなかった
予告見た時は見つかる?見つかんない?みたいな話かなと思ってたらそこがメインじゃないみたい
見つかんなくても祈り続ける姿をドキュメンタリー風に撮っていた
石原さとみさんはこの映画のためにボディーソープで髪を洗いやさぐれ感を出したんだって感無量
ただ時折見えるやつれた不健康な顔はそれはそれで色気があった
なんなら逆に妖艶に見えちゃったのがもったいない(僕のせい)
全然うちのお母さんの方が石原さとみさんより崩れた顔できるよ
中村倫也さんが誠実に報道と向き合ったところで、そもそもマスコミのシステム自体に歪みがある
そして何と言っても事実がもう面白い
どんな悲劇でも他人から見たら消費するエンタメでしかないんですねえ
やっぱ社会人半端ねえわ 幸あれ
あと映画の2年後史上あんなに何にも解決していない2年後は初めて見た
2年後も全員同じ顔をしていた
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