劇場公開日 2024年5月17日

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ミッシングのレビュー・感想・評価

全352件中、221~240件目を表示

3.0話もいいけど

2024年5月22日
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一番の見所は石原さとみの演技による解像度かなと感じた

こうなったらこの感情が出てくるというのを納得させてくれるものを魅せてくれる

個人的にはもっと落ちて誰も幸せにならないストーリーなのかなと思ってましたが、上の感情を味わうにはほどよい内容だったとは思う

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みたむら

3.5幅が大きい

2024年5月22日
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最初の方では、2時間ドラマでは味わえない映画ならではの展開を楽しめました。
しかし後半になると、石原さとみのキンキン声も収まらずに落とし所を探して迷走している感じがした。
ちょっと惜しい!

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クラピカ

4.0とにかくしんどい

2024年5月22日
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悲しい

精神的に余裕がある時に見た方が良い 子供を持つ身としてはとにかくしんどい 妻は動、夫は静の演技が続いた最後の夫の嗚咽が良かった

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しんしん

4.5作品自体が胸糞なんじゃなくこの作品を他人事と捉えるあんた自身が胸糞なんだよ。

2024年5月22日
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過激なタイトルをつけてしまった。すいませんね。
実は吉田恵輔作品を観たのは初めてで。容赦ないとか救いがないとか胸糞という評判は聞いてたので少し緊張しながらもこれは観たいと劇場へ行って鑑賞してきた。

はぁ、素晴らしかったよ。
個人的に全く胸糞ジャンルには入らない。とても誠実な描き方をしている。
大元の事件解決はしていないし主人公夫婦はこれからもずっと苦しみながら生きていく。
だけど、これがリアルだ。人々の悪意もリアル。だから、それも包み隠さず描いた。
フィクションの世界くらい救いがほしいという人もいるだろう。でも、救いって何?鑑賞する自分自身が救われても、現実世界でこういった事件で今でもずっと苦しんでる人は大勢いる。その事実を無視して、ハッピーエンドを求めることこそ傲慢では。
あ、しまった言い過ぎたな。
自戒でもあるが、この作品を他人事と捉えないでほしい。結婚しているかとか子供の有無とか関係なく。幸せというのは、いつ簡単に崩れ去ってもおかしくない。ほんとに発狂するほど苦しいことが起こるかもしれない。毎日日替わりで入ってくるニュースに麻痺しているかもしれない。だからこの作品を見てどデカいパンチをくらって、少し目覚めることができた。吉田恵輔監督ありがとう。ファンになりました。
脚本もキャスティングもよかったが、なにより映画的な美しさを残す余韻が好きだった。久々に見終わったあと幽体離脱したみたいに頭がずっとぼんやりしてた。すごい作品。

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Ao

3.0いや、ちょっと・・

2024年5月22日
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悲しい

怖い

キツいスね、連日の不快エンタメは。じゃあ観に行かなきゃいいのに。ま、その通りなんですよ、何を求めているのか自分でも解りません。
最後近くにピアノが流れ出して、世界は美しい、人は捨てたもんじゃないと言われてもね・・作り手側は不快を掬い取るのが、意外と楽しいのかもしれませんね。昨日観た「湖の女たち」の方が、お話なんだと判るのでまだマシですかね。

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トミー

4.0石原さとみさんの悲壮感とリアリティ

2024年5月22日
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石原さとみさんのことはほとんど知らず、化粧品のCMという印象しかなかったが、この映画でその印象が一変した。
悲壮感の演技がすごい。
すごいのだけれど、すっぴんであっても女性的魅力がその上をいくから違う感情が入ってきてしまう。
だから、適役ではないかもしれないと思いつつも、かたい社会派映画を注目させるために石原さとみさんを主役にするのはすごい抜擢だと思った。
実際に私自身、石原さとみさんが主演でなければ観ていないかもしれない。

また、題材もとても良いと思う。
池袋の交通事故が脳裏をよぎります。
ハッピーエンドではないところが心にひっかかり良かったです。

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チャーリー

3.5ストーリー以外に引き込まれた

2024年5月22日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

石原さとみさんを始め皆さんの熱演に圧倒されっぱなしでした。今まで石原さとみさんの出演作品は何度か観ていますが、こんなにカッコ悪い役は初めてですね。
失踪した娘をなりふり構わず探すお母さん、それを支える冷静な夫に青木崇高さん、報道の力で二人の役に立ちたいと願うもうまく立ち回れない記者の中村倫也さん。そして今回、石原さとみさんの弟役の森優作さんがすごく印象に残りました。ほぼ初見ですが良い俳優さんです。
それにしても子供を探す夫婦の敵は、事故?事件?の要因だけじゃないんですね。誹謗中傷とかイタズラ電話やデマの愉快犯的な人達、実際にそういう事あるんだろうな。さらにマスコミの意義とは?偏向報道とかネットの悪とか、現代の闇みたいなことがぐちゃぐちゃにで考えさせられてしまう。
でもラストの何分かで、この家族はきっともう大丈夫って思える。闇に負けないでほしい。

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たかな

4.5容赦なく抉ってくる

2024年5月22日
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鑑賞方法:映画館

今見逃せない監督のひとり吉田恵輔監督作品。
いつも観客の心を容赦なく抉ってくる監督ですが、今回は余りにも凄まじい。子供が行方不明になっている状態から始まる為、最初から抉りまくりだ。
安易な感情移入なんてさせない。
自分の中の様々な醜い部分と対面させられる。それはホラー映画より余程恐ろしい。
俳優陣も皆素晴らしいが、やはり主演の石原さとみさんだ。直談判までして掴んだ為、これまでのキャリアをかなぐり捨てる勢いで挑んでいる。
素晴らしい。
今年見逃せない作品だ。

#ミッシング
#吉田恵輔 監督

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naichin

3.0やや散漫な印象

2024年5月22日
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悲しい

テーマが今一つ絞り込まれていない印象

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saxofonista

4.0期待度○鑑賞後の満足度◎ 吉田監督の視点はは『空白』よりも更に成熟し客観性(或いは分析性)に富んで来ていると思う。幾らでも感傷過多に出来る題材を抑制の効かせつつ感情の通った佳作に仕上げている。

2024年5月21日
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鑑賞方法:映画館

①『Missing』という題には“(娘の)失踪”という意味と”「心」を失くす”という意味を掛けているのだろう。
しかし、一方“miss”という動詞には「何かを失くしてしまったことや、ある人に会えなくなることを悲しむ、後悔する」という意味もある。
人の“(温かい)心”を、現代では周りから失くなってしまったものとして慨嘆したり切望したりしなければならないとは何と悲しいことだろう。

②ただ、真逆のことを言うと、「他人の不幸は蜜の味」という諺が昔から有るように、人間の悪意、矮小さ、卑怯さ等は、実はこの地球上に現れてからずっと人間が抱える性(さが)、業、である。
大脳皮質をこれだけ進化させた挙げ句、このような負の精神活動もするようになってしまったとは何と皮肉なことだろう。

SNS等、IT技術の進歩が結局人間の心の負の部分、闇の部分を増長させてしまった、というのも皮肉な結果であり、現代人の直面する悲劇だろう。

③サブテーマとして「報道」ということにも向き合っている。

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もーさん

5.0まさかのカメラマン

2024年5月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

やはり出演者の演技が素晴らしいです。
必死にもがく母親役の石原さとみ、冷静さの裏に苦悩を押し込める父親役の青木崇高、報道の在り方に揺らぐテレビ記者役の中村倫也。
感情を抑え気味な父親や記者がこらえきれず感情を表に出す場面もなんとも言えませんが、序盤から感情的な母親にこれ以上があるのかと思っていたところ、更に打ちのめされる悲痛な場面は圧巻です。

個人が根拠なく無責任な意見を書き込むSNSに対して、責任をもって取材しつつも視聴率のために恣意的な報道をするテレビへの視点も印象的です。
悪意や無理解がはびこる理不尽な世の中を突き付けながらも、ささやかな善意の存在も示す、それでもやり切れなさもあり、複雑な気持ちで考えさせられます。

淡々と人々の日常や表情を捉える抑えた語り口や、印象的な光の使い方も良かったです。
吉田監督の作品はシニカルなユーモアのテイストが好きですが、今作はそういったテイストは控えめで、直球な感じがしました。
とは言え、まさかあの場面であんな風にカメラマンがぶっこんでくるとは。
自分も連想してしまっていたので、なんて脚本だと……

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nakadakan

4.5石原さとみさん、ごめんなさい。

2024年5月21日
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泣ける

正直言うと石原さとみさんは今まであまり演技が上手くないと思っていましたが、ごめんなさい。今作の鬼気迫る演技は凄かったです。主人公が完全に憑依しているようで泣けました。
そしてすべての登場人物の演技も素晴らしいのですが、これは吉田監督の演出の為せる技か。
SNSの闇や興味本位な報道姿勢への問題提起は、吉田恵輔監督の作品に多く描かれていますが、今作もまた傑作でした。

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光陽

3.5映画館で鑑賞すべき作品

2024年5月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

石原さとみの「新境地」という側面が強調されて、それは確かにその通りで圧倒されたのですが、映画の登場人物一人一人が映像の中で生きて生活をしていて、「新境地」などということを忘れさせる物語でした。
吉田監督の映画は、辛さがお腹にドシンと迫ってきて、家庭で配信を鑑賞すると途中でリタイヤしたくなってしまいます。ぜひ、集中できる映画館で鑑賞すべきです。

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ごましお

2.5コレがリアルか!

2024年5月21日
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コレがリアルだ!とでも言うほどの物語の進展のなさ
石原さとみの演技に圧倒された

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かまぼこたんごろう

4.0子供を探し続ける母親の映画かと思ったら、 もっと広くて大きい映画だ...

2024年5月21日
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子供を探し続ける母親の映画かと思ったら、

もっと広くて大きい映画だった

子供の母よりも、

石原さとみばかりが話題になるのは仕方がないけれど、

その夫役や記者役の方を私はより称賛したい

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jung

4.0何かと文句をつけたがる人たち

2024年5月21日
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鑑賞方法:映画館

吉田恵輔監督が「空白」に続き、オリジナル脚本で今の日本社会の不寛容さを描く。
石原さとみの演技が評判になっているが、喚き、暴れる姿は、共感を拒むほどに強烈。警察署のシーンは見ていて辛い。パブリックイメージを捨てて汚れ役を演じるというのでなく、本当にその境遇にあるかのよう。
同性としては、父として夫としての青木崇高、叔父としての森優作、組織人としての中村倫也それぞれに共感できた。特に青木崇高の煙草のシーンとラストの嗚咽は、胸に響いた。
あと、クレジットを見て、刑事役が柳ユーレイだったことに気づいて驚いた。
物語はシンプル、ストレートで、変なギミックはない。謎解きサスペンスではないので、ああいう展開しかないだろう。それでも生きていくという、救いらしきものは感じられて、後味は悪くない。
物語の後景になっているが、スーパーで、警察署で、商店街で、大声で文句をつける人が登場する。吉田監督ならではのオフビートなユーモアを感じさせるシーンでもあるが、対面にしろ、ネット上にしろ、何かと文句をつけたがる今の日本社会の姿を見せられて、身につまされる。中村倫也の同僚たちが居酒屋で市長のスキャンダルで盛り上がっていたが、かつては内輪の飲み会の話題程度のものが、そのまま世の中に垂れ流されてしまいかねないのが今の日本社会。
あらためて、知らない人にも優しくしたいね、と自戒を込めて。

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山の手ロック

2.0職業差別

2024年5月21日
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不法侵入をしてその場から逃げる弟役を追いかけて、いきなり暴力を振るう住民役にわざわざニッカポッカを履かせているのが気になった。土方はみな粗暴で短絡的とでも言いたいのだろうか。

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m.i

4.0世の中っていつからこんなに狂ってるんだろ。

2024年5月21日
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自分の行動に反省しながらがむしゃらに子どもを捜索する人間
子どもを捜索するのを静かに側で支える人間
素直に表現できない自分にもどかしさを感じながらも、失踪した子ども(親族)に会いたい気持をもつ人間
事実を記録しながら、社会、会社の間でもがく人間
それぞれの気持、考えが共感されない状況が「狂った」世の中にみせたんでしょうか。

でも、どの人間たちも間違いなく必死に生活していました。そして、全ての人間がそれぞれに生き辛さを抱えていました。
ストーリーに救いはみられませんでしたが、そうした人間たちが静かに一生懸命に生きる姿、助けられた人間からの終盤の助けになりたいという言葉に救われた気がしますし、主人公にとってのわずかな光になったのかなと感じました。

子どもが生まれたときに流した涙と失った辛さが流させる涙を重ねた演出、石原さとみさんの演技が印象に残りました。

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Eiji

5.0重いけど… いい映画です。余韻は優しい…

2024年5月21日
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鑑賞方法:試写会、映画館

泣ける

試写で1度+公開初日=2回観賞

登場人物は皆其々の辛さがあり
辛く重い内容だけど…それでも
″辛い中でも人間の心に差し込む光"で
観賞後の余韻はあたたかい
その見せ方伝え方、切り取り方…
全編を通し吉田監督の上手さ センスの良さを感じた

どの登場人物にも等距離で、家族と報道の2軸で、ドキュメンタリーのように観た
家族の辛さは勿論のこと、報道の砂田のやるせなさ辛さも相当と思う

迫真の演技の石原さんもさることながら、夫の青木さん、記者の中村さん、 男優陣の演技が凄く良かった
温度差を感じつつ自分も辛い中で妻を支える夫の青木さん。
そして、中村さんの感情を抑えた 何とも言えない絶妙な表情と その抑えた感情が 時々 わっと出る演技が 絶妙で秀逸。

いい映画です。

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5月のお花

今年の日本映画のベストかも知れない

2024年5月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

胸を震わせる素晴らしい作品。主演の石原さとみの今年度最優秀女優賞を予想します。

行方不明になった6歳の娘を探す母と父の物語。夫婦は街頭に立ってビラを配り、情報を求めて声を枯らす。地方TV局が報道するが新たな情報は得られず、SNSには母親を中傷する投稿が相次ぎ、ニセ情報が二人を混乱させる。追い詰められた母は精神が崩れていき、夫婦の間に諍いさえ生まれる。

母親の苦悩が軸になってドラマは進む。石原さとみの母親役に憑依したかと思えるほど全身を投げうった演技に私は圧倒された。同時に、周囲の人物の存在感が光っていた。自身も苦しみながら妻を支えようとする夫(青木崇高)、娘と一緒だったことで責められる妻の弟(森優作〕。視聴率狙いの上司の指示に抗おうとするTV局員(中村倫也)。それぞれが苦悩し葛藤を抱えていた。他にも、TV局の新人女性や母親の職場の女性、夫の職場の人たちのエピソードを重ねる構成と練り上げられたセリフがこの作品を社会性の高い、奥行の深いドラマにしていた。緻密に計算されつくした脚本と演出、演技には唸るしかない。

ラストには胸が震えるシーンが用意されていた。溺れる犬を叩く者がいる一方で手を差しのべる人がいる。失われたと思っていた社会とのつながりは生きていた。決して癒えることのない悲しみを味わったとしても、人間にはそれを乗り越え、前を向いて歩んでいく力がある。そんなことを信じさせてくれる美しい映像に私は涙した。

生き難い社会でありながらその中に芽生える希望を鮮やかに描いた吉田恵輔監督の力量と人間観には敬服しかない。これほどの秀作を創りだしていただいたことに感謝したい。

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hiroshi