「何を伝えたい作品だったのか」劇場版 ポールプリンセス!! シュウ酸さんの映画レビュー(感想・評価)
何を伝えたい作品だったのか
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どの年齢層向けなのか、アクション重視なのかメッセージ性重視なのか、ファンタジーなのかリアル寄りなのか、60分の映画で主要キャラを4人も配置して全員の人格を掘り下げる選択の是非、そもそもなぜポールダンスなのか、すべての動機がぼやけている作品というのを上映中から感じていました。
エルダンジュ、普通に悪のカリスマ役じゃダメだったんでしょうか。メンバー全員善人だから観客も「強敵を制してギャラクシープリンセスに勝ってほしい」って思いませんよね。
コンセプトが一貫しておらず、いろんな人が作品に口出しするとこういう出来になります。監督さんは映画というフォーマットに収めるのに苦労されたのではないでしょうか。
気合の入ったショーシーン(良かったです)を最後に畳み掛けることで視聴後『ひどいものを観た』と感じないように辛うじてなってはいますが、救いはそれくらいでした。
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