「計算に裏打ちされた意欲作」劇場版 ポールプリンセス!! mishmashさんの映画レビュー(感想・評価)
計算に裏打ちされた意欲作
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このアニメを知ったのは最近なのですが、プリパラが好きで期待して鑑賞しに行ったら大変良かったのでレビュー投稿します。
ストーリーはポールダンス大会決勝に向けてあらすじを追うかの様に駆け足で展開します。地方予選や歌のレッスン場面なども一切描かれていません。この点に関しては評価が別れると思います。
ただ、若年層のコンテンツ消費がとかくタイパ重視となり倍速視聴やTikTok等のショート動画視聴が習慣化している人達に作品を最後まで観てもらう為にはこれが最善策だと制作陣は考えたのでしょう、YouTubeアニメの前日譚(全8エピソードで計1時間弱)や
60分という上映時間からもそれが見て取れます。
作画の面ではクライマックスの3DCGライブアニメは
凄いの一言。楽曲も文句なしでプリパラのファンは必ず満足するはずです。日常パートは通常の手書きアニメになっており前日譚と同様に全編3DCGアニメにするべきだったのでは?というレビューも散見されますが、個人的には背景と動画でコントラストのあるアニメが好きなのでライブパートの良さが際立ってむしろ好感が持てました。
マイナス点を挙げるとすると音響関係でしょうか。良くも悪くもメインキャラクターの楽曲に全振りしているのでその他の細かい部分、ライブ後の歓声や日常パートのBGM、効果音といった部分に粗が目立つなと感じたので星1つマイナスとしました。
いろいろ書きましたが、プリティシリーズファンはもちろんその他のアイドルアニメ好きやタツノコアニメを昔見ていたオールドファンもきっと楽しめる内容だと思うので是非劇場で観て頂きたいです。
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