テリファー

劇場公開日:

解説

あらゆる非道な手段で人々を血祭りにあげていく不気味なピエロ、アート・ザ・クラウンがもたらす恐怖を描いた残虐ホラー。「マミー VS フランケンシュタイン」などを手がけたデイミアン・レオーネの長編監督第3作。

ハロウィンパーティの帰り、タラとドーンは酔いを覚ますためダイナーに立ち寄る。するとゴミ袋を担いだピエロメイクの男が店に入ってきて、どういうわけかタラに熱視線を送り続ける。タラはその様子を不気味に感じるが、しばらくすると男はトイレで何か問題を起こしたようで店を追い出される。ほどなくしてタラとドーンも店を出るが、止めておいた車がパンクしていた。タラは姉に電話して迎えにきてもらうことにしたが、その裏でピエロメイクの男がダイナーの店員を殺害していた。そしてそこから、タラは一晩中ピエロメイクの男に追われるはめになる。

2016年にアメリカで限定的に公開され、コアなファンによる口コミが広がったカルト的な一作。日本でも劇場未公開だったが、2023年に続編の「テリファー 終わらない惨劇」が劇場公開されることを受けて、本作も急きょ劇場公開される。

2016年製作/84分/R18+/アメリカ
原題:Terrifier
配給:プルーク、OSOREZONE
劇場公開日:2023年5月5日

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映画レビュー

3.5結局タラはあの汚いトイレで用を足したの?

2024年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 アメリカンホラーといえば、ハロウィン系、感謝祭系、クリスマス系に大きく分類されると思う(今思いついた)。そんなこんなで今作はハロウィン系のスラッシャーホラー。何しろ最初に惨殺されたピザ店従業員は目をくり抜かれ、ロウソクを立てられていたからなぁ~その後の虐殺は多種多様に富んでいた。最も印象に残るのはタラの友人ドーンが逆さに吊されノコギリで縦切断されたシーンだ。拳銃を使うのはいただけなかったが、その他は定番といってもいいほど残忍なものだった。

 姉ビクトリア(スカフィディ)が迎えに来るまで時間がかかるので、タラがトイレを済ませようと古いビルに立ち寄ったのが惨劇の始まり。ネズミ駆除業者や人形を抱えたマンションの住人、そして彼女たちにも猟奇殺人犯の魔の手が忍び寄る・・・

 雰囲気は『ハロウィン』のジョン・カーペンターというよりアルジェントに代表されるイタリアンホラーのテイスト。音楽もゴブリンぽかったし。

 冒頭ではマイルズ郡大虐殺から1年後に生き残った女性のインタビュー番組が映し出されてますが、ちょっとしたメタ構造の部分がまたいい。見終わってから最初のシーンをもう一度見てみるとなお楽しめる。顔を食われたビクトリアに犯人の殺人衝動が混ざったってことかなぁ・・・

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kossy

1.0グロけりゃ良いってもんでもないぞ

Nさん
2024年3月19日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

グロけりゃ良いってもんでもないぞ

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N

2.0グロMAX

2024年2月11日
iPhoneアプリから投稿
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アンディぴっと

4.0とにかくグロい映画を観たい人にオススメ

2024年1月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

WOWOWで鑑賞。
直接的なグロシーンはボカシが掛かっていました。(良かったのか悪かったのか…)

とにかくグロい、ゴア描写の多いホラー映画が観たい人は、この作品を見るべきかと思います。

1作目より2作目の方がストーリー性が高いので、
物語も楽しみたい人は2作目がオススメ。

逃げている時の登場人物のスピード感などからは所謂B級映画らしさを感じましたが、ここまでゴアに振り切った作品は最近なかなか見なかったのでとても良かったです。

そうはならんやろ、な大胆で非リアルな殺し方もありましたが、殺人ピエロの人外感を出す演出としては良かったと思います。

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