「地獄の約束…」コヴェナント 約束の救出 KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
地獄の約束…
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9.11テロから20年にわたる米軍によるアフガニスタン駐留において、通訳というところに焦点を置き、考えれば分かることが、様々な理由だろうが、確かに同胞を裏切り、米軍側につくというのは命懸けであり、タリバンが実質政権を抑えている現在においても身を隠し、恐れながら生活している人々は多いだろう。この事実を知らなかった。映画は通訳が一人の米兵曹長をタリバンの地から命懸けで脱出させたが、約束していた米国移住が叶わず、その理由からタリバンに自身と家族の命を狙われ、逃亡生活を送っていることから、曹長が再びアフガニスタンに戻り、彼らを救出するまでを描く。とにかく常に緊張感があった。自分の命を助けてもらったおきながら、約束を果たせていないジレンマに苛まされるが、よくぞ地獄のような地に舞い戻ったなと、妻の勇気ある一言には凄みがあった。無駄のない描写で一気に見れた。
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