「今なお続く恐怖」コヴェナント 約束の救出 めるさんの映画レビュー(感想・評価)
今なお続く恐怖
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この物語自体はよかったと言えるのだけれど、通訳した人たちがタリバンから目をつけられ、今でも追われているという事実が重くのしかかる。
アメリカのアフガニスタン侵攻の意義が問われる映画はよくあるが、この作品についても善良なアフガニスタン人の犠牲が多く、あらためて戦争の理不尽さを痛感した。
アーメッドはジョンを置いて自分だけで逃げることもできたはずやのに、それをしなかったのは彼の人格故なんやろうなあ。そりゃあ、あんな状態で必死に助けてもらったんやから、自分も助けなあかん!って思うよね。ジョンの奥さんもきちんと送り出すのがすごいと思う。
最後の写真も、モザイクが入っている人たちは今も逃げていたり、殺される可能性があるからなんやろうなと思うと胸が痛くなった。
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