「優秀過ぎる通訳」コヴェナント 約束の救出 jaxさんの映画レビュー(感想・評価)
優秀過ぎる通訳
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主人公である軍人の行動原理は理解できるものの、通訳がなぜ主人公にこれほどまで尽くすのかがよくわからなかった。ただ単に通訳が友情に篤い人物だという解釈もできるが、題名がコヴェナント(約束、絆)であるならば、その絆が生まれたシーンをもう少し丁寧に描いても良かったのではないだろうか。
的確な状況判断や強い意思など、通訳が不自然なまでに優秀であることや、終盤に弾が尽きた絶体絶命のタイミングで味方の軍用ヘリが到着することなど、ややご都合主義が目立つ。一方で単純ながら感動的なストーリー、緊迫感があるアクションシーン、軍隊特有の軽口など、見ごたえがある演出も多い。
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