劇場公開日 2023年7月21日

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ナチスに仕掛けたチェスゲームのレビュー・感想・評価

全28件中、21~28件目を表示

3.0終わり方

2023年7月24日
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鑑賞方法:映画館

あの終わり方だと『全部、夢でした』とも取れるのですが 一番見たいのは、ホテルでの一戦だと思うのですが、それがあまり書かれておらず、それにあわせた、船上でのチェス・チャンピオンとの対決もあっさりしていたので対戦を楽しみに見に行ったけど、がっかり感が強かったです。 ストーリーは、つじつま合わせれば面白いかな? 心の変化の切っ掛けが感じられなかった、何でそううなっとるんって感じの作品でした。

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ふらんすぱん

2.5邦題に嵌められる

2023年7月23日
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チェスを用いた心理戦でナチスを翻弄する話なのかなーと思い鑑賞。土曜の夜ですが人入りが少なくてちょっと驚きました。 久々の邦題詐欺でした。なぜこのタイトルでGOサインを出したのか…。チェスの駆け引きが魅力的なわけではありませんし、かといって他の心理描写や背景の人物の動き方に何か良かった部分があったかと言われると首を傾げざるを得ませんでした。 監禁され、精神的・肉体的な拷問を長いこと繰り返され、資産情報を明かすように詰められるもの、明かさず、ひたすらチェスで頭を回していたけれど、精神崩壊してしまった作品でした。原作も読んでいませんし、予告も1回見たかなーくらいの認識だったので、思っていたものとは程遠いもので楽しめませんでした。 良かったところは、主演のオリバー・マスッチの気の狂ったような怪演です。幻覚を見てとにかく頭がおかしくなった主人公の狂いっぷりをこれでもかと表現していて凄かったです。監禁される中でのやつれ具合や、心身の傷つきっぷりも見ていてすぐ分かりましたし、役者魂を感じる事ができました。 正しく、その作品に合う邦題をつけてほしいなと思いました。なんだか久々に振り回されてしまいました。 鑑賞日 7/22 鑑賞時間 19:00〜21:00 座席 H-5

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ブレミン

2.5そんなウイスキー知りません

2023年7月23日
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悲しい

怖い

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Bacchus

2.0タイトル酷すぎ

2023年7月23日
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鑑賞方法:映画館

ナチスの謀略を機転を効かせ幹部とチェスの対決に勝つことで未然に防いだ英雄の爽快なストーリーかと思ったら、オーストリアの元貴族でお金持ちの財産管理をしている公証人がそのリストの内容を喋らせようとゲシュタポに軟禁され精神的な拷問を受け、精神が崩壊したという話でした。 現実と妄想、過去と現在が交差し非常にわかりにくい作りになっており、映像だからできるのであろうが、原作ではどのように表現しているのだろうか。 チェスの本をくすね、チェスにのめり込むことが拠り所となったことで何もない部屋での軟禁生活が一時的に苦ではなくなったが、本を取り上げられた事により返って精神的なダメージが大きくなってしまう。 主演のオリバー・マスッチは「帰ってきたヒットラー」にも主演しており皮肉な出演となったが、本作は画面にはずっとこの人が映っている映画なので、軟禁前と後のやつれ具合いなど役へのアプローチには相当こだわっているようで、それだけでも観る価値がある映画だと思った。

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カツベン二郎

3.0映画らしい映画でした。

2023年7月23日
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鑑賞方法:映画館

下調べせずに鑑賞した為に、ナチスに仕掛けたチェスゲームというタイトルに勝手にミスリードされてしまいました。 結果思ってたんとちゃうかったけど、おもろかったからえっか!って感じでした。 しかし、とにかく暗く重いです。 重さの感覚で言うならホエールに近い位重く感じました。 人の心の強さと弱さが混在する映画でした。

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ぽな

3.0ラストよくわからないです。

2023年7月22日
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鑑賞方法:映画館

もう少し、チェスの棋譜を見たかったです。

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完

3.0オーストリア併合前夜 のんきな上流階級

2023年7月22日
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鑑賞方法:映画館

 ナチスによるオーストリア併合前夜の緊迫したウィーンの様子から物語が始まる。  労働者階級や若者はヒットラーに共鳴して併合を後押しする活動をしている。それに引き換え、主人公たちが属する上流階級は、一時的な騒乱とたかを括り、舞踏会を取りやめたりはしない。  物語自体は、盛り上がりにかける。ヨーゼフの船旅とメトロ・ポールホテルでのナチスによる拷問が交互になるのはいいとしても、早々と幻覚シーンがあったりして、先が見えてしまう。  囲碁だろうとチェスだろうと、本だけで強くなるなんてことはない。他人との対局に勝る上達方法はない。  だから、ヨーゼフが元々チェスが好きで、監禁中に己を修練したっていうストーリーにしないと自分は乗れない。

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bion

5.0精神と知性への拷問

2023年7月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

オリバー・マスッチがとてもよかった。裕福で余裕と教養があって自信満々、体型もふくよか、傲慢がちらつくウィーン人そのものだった。その彼がウィーンの誇るホテルの一室へ。誰とも話せない、窓開かない、質素で最低限のものしかない客室。「客」ではないが彼は大事な「客」だから殺されることはない。ホテル滞在中に体重は激減し季節も時刻もどれほど時が過ぎたかもわからない。時間・空間・脳内拷問。オデュッセウスの話は暗記している、何か読みたい。読みたい本は全て焚書対象、本など一冊たりとも与えられない。偶然手にした本はよりによってチェスゲームのルールブック。 プロイセンの趣味と馬鹿にしていたチェス。でも文字が読める、対戦相手が必要なゲーム。自分の中に対話する相手が生まれた。 豪華客船でドレスコードに合っていないただ一人の男は妄想と夢の主観世界をさまよい、メガネをかけて髭もなく若々しく穏やかな顔つきに変わった彼は、今度こそやっと「妻」の声を愛おしみつつ朗読を聞く。 別の世界に行くことで自分を救ったがそれが唯一の救いであるとしたらあまりに苦しく悲しい。

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talisman