中森明菜イースト・ライヴ インデックス23 劇場用4Kデジタルリマスター版のレビュー・感想・評価
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明菜派
自分が大学二年生の時の野外コンサートとのこと、もうその頃はあまりアイドルに興味を持たなくなって久しいが、だからといって、興味を持っていたとしても熱烈な追っかけをしていた訳でもない 但し、所謂『不良系』から絶大な支持を集めていた中森明菜に対して、全然その正反対な人生を送っていた自分でも、『セカンド.ラブ』には心を奪われた楽曲である
決して鮮明ではない走査線の粗いスクリーン上の明菜嬢は、それこそ折れそうな細い躰を上手く動かし、腰のグラインドやキメの鋭さに、昭和歌謡の真髄を改めて体感させられた内容であった 殆どMCを挟まず絶え間なく流されるプログラムは、疲労感を感じるだが、疾走感を演出したかったのだろう 途中のマイクに載らない口の動きでの「寒い?寒い?」は観客への労りを感じて本人の人間性を垣間見た暖かさを感じずにいられない
ラストの現在の画像とメッセージは・・・・ごめんなさい 蛇足です(泣
最後の肉声が感無量。。!
冒頭にアナウンスの文字が表示されますが、
ライブ終了後、今の彼女の肉声でのメッセージが流れます。
残念ながらその部分だけ動画ではありませんが、映画館まで見に行った人に向けてわざわざ録音してくれたのだと思うと嬉しかったです。。!
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本編は、当然ながら若い頃の元気な可愛い歌の上手い明菜ちゃんが居てくれるので、あ〜映画館まで見に来て良かったと思いました。
ただ野外ライブのため、おそらく元の音源のレベルからするとここまでが精一杯だったのかな?と推測しますが、彼女のせっかくの低音部分が後ろの楽器隊の音に掻き消され気味で少々聴き取りづらい箇所がいくつかありました。(その点のみ−0.5です)
あ〜その低音ヴォイスがもっと聴きたいのに。。!とは時々思いましたが、でもでも彼女のパフォーマンス、伸びやかなビブラートも振り付けも数パターンの衣装も髪型の変化も時々最前列あたりのお客さんに向けて?の優しい笑顔も、どこを切り取っても全てとても楽しませてくれるステージでした!
合間に挟まれる楽屋の様子も嬉しかったです!
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セカンド・ラブはやっぱり名曲だよな〜と思いつつ、改めて歌詞をじっくり聴くと「やっぱ【その一言】は言おう!言おうよ!そういうとこ、少しずつ我慢するのって良くない。言えないことを飲み込んでいくと気持ちが爆発するか抑え込まれてやっぱ壊れちゃうよ。。!」とどうにもしみじみ。
「切なさがクロスするサヨナラ」、よく考えるとこのパワーワードって凄かったんだな、、と感慨深くなり。明るく笑ってサヨナラが言えればいいけど、切ないサヨナラはね。。そりゃ辛いさ。でもさらによく考えると、いーや、恋のたかだか2度目くらいで上手く言えなくてもいいんじゃん?!
「恋も2度目なら 少しは上手に」だなんて。。。そんなに自分で自分を追い詰めるからいけない。気楽に行こうぜ!2度目でも上手く出来なくたっていいじゃん!ていうか長続きする人どうしってのはそーーんなに苦労したり努力しまくったりしなくても、自然の振る舞いだけで上手くいくんだよ。それが相性ってもんさ。だからね、もっと良いヤツはきっといるさ!。。。となんだか謎に誰かを励ましたくなりつつ、久しぶりのセカンド・ラブを聴いてました。。
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途中のMC、野外で風が強かったため予定外のおしゃべり内容になりましたが、このMCでの明菜ちゃんがもう特にめちゃめちゃ可愛かったです!!!!
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