中森明菜イースト・ライヴ インデックス23 劇場用4Kデジタルリマスター版のレビュー・感想・評価
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伝説のステージ
当時、全シングルだけのコンサートが話題だったのを聖子派の私でもよく覚えてる。 改めて凄い歌手だなーって思いました。歌唱力はもちろん、タイトルに日本語を使わないあたり、赤やピンクを使わないヌーディーなメイクとか最先端ってより、時代を何十年先取りで画期的だった。
本当観て良かった。おめでとう御座います㊗️40周年。
いつか再び会える日を期待してます!!
怪我の功名?(^_^;)
昨日に続いて2回目の鑑賞(^_^)v
私はトイレが近いので映画を観る時は端の席を選択するんですが、入場しようと思ったらどこを探しても券が見当たらないので敢えなく新たに購入。
私が買った列の真ん中がまだ空いてたのでそこをゲット!
思わず怪我の功名ってことわざが浮かぶほどの良席で、ラッキーって思っちゃいました(^w^)
映画なんてどの席で見ても変わらないだろって思ってたけど、まだ確保出来れば是非明菜さんを独占出来ると思える席で見て欲しいかな(私は前に人のいない真ん中の席でした)
今回の明菜ライブ(イーストLIVE)のDVDを持ってる人は、わざわざ映画館で見なくてもって思う人もいるだろうけど、明菜ファンなら是非この臨場感を味わってほしい。
DVDでは感じ取れない音響の良さは身に染みて感じました。
大画面の明菜さんも映画館ならではですね。
そして、何よりもファンに届けたいと思って吹き込んでくれた最後に流れる中森明菜さんの肉声は必聴です。
拾い物の映画だ。全盛期の中森明菜が観ることができる。
私は特別中森明菜のファンではない。たまたま、予告映画を観て、ピンと来た。これは見逃してはならないと予感がした。映画に劣らず音楽も好きだが、主はクラッシック音楽である。若い頃はポピュラーミュージックも好きだった。今でもたまに聞く。
「ボヘミアンラプソディ」の成功により、歌手が主人公の映画も良く作られ、割りと観ている方だと思う。但し、秀作は少ない。コンサートをそのまま映画にしてくれたほうが感動させる。アレサ・フランクリンの教会コンサートは凄かった。それには及ばないが、中森明菜のコンサート映画は良かった。
顔のアップが多い。アイドル歌手だったから致し方ないが映像的には劣る。しかし、音はしっかり捕らえられて彼女の歌唱力の素晴らしさを味わうことができる。本当、中森明菜はこんなにも歌が上手いとはこの年になって知った。
コンサート中、客席にいる友人か知人に(もしかすると楽屋に訪れた子供かも)によく目線を送っている。あぁ、優しい性格の人なんだと感じさせる。それに反するかのような歌唱力の凄さ。
もしかすると、音楽の才能が彼女の人格のバランスを狂わさせ、引退同然となってしまった今の状況を招いたかもしれない。そんな事を考えていた。
圧倒的
明菜さんの歌唱力はもちろんですが一つ一つと動作等表現力が圧倒的で開始から終了まであっというまでした。
時代と言えばそれまでですが失礼ながら今のアイドルと呼ばれる方々とこうも差があるのかとびびりました。
最後の肉声が感無量。。!
冒頭にアナウンスの文字が表示されますが、
ライブ終了後、今の彼女の肉声でのメッセージが流れます。
残念ながらその部分だけ動画ではありませんが、映画館まで見に行った人に向けてわざわざ録音してくれたのだと思うと嬉しかったです。。!
*****
本編は、当然ながら若い頃の元気な可愛い歌の上手い明菜ちゃんが居てくれるので、あ〜映画館まで見に来て良かったと思いました。
ただ野外ライブのため、おそらく元の音源のレベルからするとここまでが精一杯だったのかな?と推測しますが、彼女のせっかくの低音部分が後ろの楽器隊の音に掻き消され気味で少々聴き取りづらい箇所がいくつかありました。(その点のみ−0.5です)
あ〜その低音ヴォイスがもっと聴きたいのに。。!とは時々思いましたが、でもでも彼女のパフォーマンス、伸びやかなビブラートも振り付けも数パターンの衣装も髪型の変化も時々最前列あたりのお客さんに向けて?の優しい笑顔も、どこを切り取っても全てとても楽しませてくれるステージでした!
合間に挟まれる楽屋の様子も嬉しかったです!
*****
セカンド・ラブはやっぱり名曲だよな〜と思いつつ、改めて歌詞をじっくり聴くと「やっぱ【その一言】は言おう!言おうよ!そういうとこ、少しずつ我慢するのって良くない。言えないことを飲み込んでいくと気持ちが爆発するか抑え込まれてやっぱ壊れちゃうよ。。!」とどうにもしみじみ。
「切なさがクロスするサヨナラ」、よく考えるとこのパワーワードって凄かったんだな、、と感慨深くなり。明るく笑ってサヨナラが言えればいいけど、切ないサヨナラはね。。そりゃ辛いさ。でもさらによく考えると、いーや、恋のたかだか2度目くらいで上手く言えなくてもいいんじゃん?!
「恋も2度目なら 少しは上手に」だなんて。。。そんなに自分で自分を追い詰めるからいけない。気楽に行こうぜ!2度目でも上手く出来なくたっていいじゃん!ていうか長続きする人どうしってのはそーーんなに苦労したり努力しまくったりしなくても、自然の振る舞いだけで上手くいくんだよ。それが相性ってもんさ。だからね、もっと良いヤツはきっといるさ!。。。となんだか謎に誰かを励ましたくなりつつ、久しぶりのセカンド・ラブを聴いてました。。
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途中のMC、野外で風が強かったため予定外のおしゃべり内容になりましたが、このMCでの明菜ちゃんがもう特にめちゃめちゃ可愛かったです!!!!
ブルース・リーファンにとっての『死亡遊戯』のような、珍品だけどかけがえのない作品
正直前半は一体何を観せられてるのかと首を傾げるくらい珍妙。そもそも元の映像がフィルム撮影ではなく粒の粗いビデオ撮影なのでちょいちょい走査線ノイズが出てきて4Kの意味がほとんど感じられません。当時の演奏順ではないから衣装がコロコロ変わる。MCも曲間の余韻もごっそり削られているので演奏も歌も全然新鮮味がない。すなわちライブ感がカケラもない。要するに普段聴いている音源と同じにしか聴こえないのでこれ全部ではないにせよ、結構な割合でテープ流してるのではなかろうか。ホーンセクションがバックにいないのに音は聴こえるし、歌もリップシンクが混じってるんではないか。出なければ音源を丸ごと差し替えてるか。全然そんなことなくて実際のライブの音なのだとしたらその再現度がエゲツナイということになりますけどね。あと演奏の最中にライブ前の舞台裏映像を差し込んだりするのも余計。それは冒頭のライブ前に見せてくれればいいもの。とはいえそこに現れるすっぴんの明菜は途方もなくキュートなので全然許してしまいますけど。しかしそんな様々な違和感を丸ごと蹴り飛ばすのが『難破船』。ここでファンは延髄に踵落としを喰らったかのような衝撃を感じることでしょう。ここは観れば解る。圧巻です。
ここでブチッと映像が切れてセトリが出てくるので恐らく当時のレーザーディスクをリマスターしたものの様子。編集前の映像データは残っていなかったのかな。で、この後半は前半と違ってグッとライブ感が出てくるので前半とはほぼ別物。違和感はゼロにはなりませんが明菜の声に精気が戻ってきたような生々しさがありますし、ここで見せる明菜の表情に宿った寂寥にキリキリと胸が締め付けられます。そしてここでようやく明菜のハプニング混じりのMCがあってそこでチラリと見せる茶目っ気にアラカンは全員ボディブローを食らうことになります。そしてクライマックス、これも観れば解る。圧巻です。
冒頭でも注意が促されますが終幕後に明菜からのメッセージがあるのでそれを聞くまでは席を立ってはダメです。まあ色々書きましたが1989年が明菜にとってどんな年であったかを知っている者にとってはかけがえのない傑作。要するにブルース・リーファンにとっての『死亡遊戯』のような作品です。
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