「業界の理不尽さや腐った慣習に"自分"をかき消されていく。」アシスタント 山田あゆみさんの映画レビュー(感想・評価)
業界の理不尽さや腐った慣習に"自分"をかき消されていく。
映画プロデューサーを志す女性が、業界の理不尽さや腐った慣習に"自分"をかき消されていく。
まさに顔が無いこの映画のポスターのように…
セリフが最低限なことでよりリアリティが増して苦しい…
これは映画業界以外にも置き換えられるのでは?
ドラマシリーズ「オザークへようこそ」で3度エミー賞助演女優賞を受賞したジュリア・ガーナーが主演ということで、大注目していましたが流石。本当に適役。
セリフが限られた役ながら、視線や押し殺したような表情から心境が伝わってきます…💭
徹底的に酷い目に遭い続けるというよりも(ひどいものもあるけど)、日々のストレスの積み重ねによって確実に心を折られていく様子がとてもリアリティがあります。。
オフィスワークの方は、全く同じではなくても思い当たる経験があるのでは。
今年は「SHE SAID/シー・セッドその名を暴け」が1月に公開。
6/2「ウーマン・トーキング私たちの選択」そして、本作が6/16に公開。
力強く訴えかける作品が続きますね。
監督は、ドキュメンタリー映画「ジョン・ベネ殺害事件の謎」を手がけたキティ・グリーン。今作が長編劇映画デビュー🎞️
なるほど…たしかにドキュメンタリーぽくて、凄くリアル。。
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