劇場公開日 2024年4月19日

「原作,アニメ,舞台 履修済みのヲタクです」劇場版ブルーロック EPISODE 凪 トウマ(20代/女)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0原作,アニメ,舞台 履修済みのヲタクです

2024年4月20日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

本軸では潔世一 視点で進む話を
凪誠士郎視点で見たらどうなるの?という話なので
“感覚的”にはスラムダンク。
心情や関係性など
描ききれない部分があるから
映画は別の視点で観よう!という感じ。
(※ただ、エピ凪は原作漫画が存在する)

あらすじ
日本のサッカー界は
他国と比べて遅れをとっている。
他国との違いは革命的なストライカー(≒点取り屋)がいないこと。
世界一のストライカーを育成するための実験として集められた300人の高校生フォワードたちは
ブルーロックプロジェクト(≒サッカー×デスゲーム)に参加することに。
負ければ二度と日本代表選手になれないが、
勝ち続けることで世界一に及ぶ強さが身につく。
W杯優勝を目指す玲王は天才 凪誠士郎と出会い、
世界一を目指す。

天才視点で進むので初見の人は
“調子に乗ってる!”, “舐めプ!”と思って
特に前半はイラつく可能性があるが、
凪&玲王が潔世一とマッチアップすることにより
印象も変わっていくと思う。

凪と玲王に関しては思っていることを
声に出せば感情もすれ違わないのに
それをしないところに 天才&秀才なんだけど
“人間らしさ”を感じる。

挿入歌は凪&玲王のところで使われるのかな〜と
思っていたので、そこでなんだ…?とは思った。
主題歌も含めて楽曲に恵まれていると思う。
3曲ともめちゃくちゃ良い。

本軸での凪&玲王は心情が描写されにくかったため
テレビ放送を見ていた人は
「このときこんなふうに思っていたんだ!」と
楽しめると思う。
見ていなくてもテレビ放送24話ぶんを別視点で
やるだけなのでなんとかなる。
後半いっきに駆け足になるのでそこだけ置いて
いかれると思うけど、私も「早いな」と思ってる。

今作は心情がメインで、
動きなど画的な映え方はないので映画でやるには…
みたいな感じではある。作画ももっと頑張って〜!
でもエンドロール後まで観て
「(ブルーロック マジで好きだ…)」ってなった。

トウマ(20代/女)