SAND LANDのレビュー・感想・評価
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続編が観たいけど、観たくないジレンマ
ド直球、ヒネリ無しの王道冒険活劇。
立場も価値観も違う種族が衝突しながら段々打ち解け、最後は共闘という「ハイハイ!これです!これです!観たかったのはこういうやつです!」と言いたいほどのFrom少年ジャンプ@鳥山明作品。
見本みたいな東京ラーメンを頼んだら、全くの予想通りの醤油ラーメン。
それを「見たまんまでつまらない」と思う人もいるだろうけど、「そこがいいんじゃないか!」と言い切れる。
ただ、楽しいだけでなく深読みや考えさせられる所もあるので、親子で観るのもオススメ。
戦争、資源問題、差別や偏見。
私が今5歳だったら、15歳、25歳と価値観が変わる年頃に観るたび、気付きがあるかもしれない。
そういう普遍的なのが王道の強さ。気が付けば前のめり。
元は単行本1巻分のマンガを映画化したので中弛みすることなくキレイに終わったけど、出来ることなら続編が観たい!
……が、映画ファンなら何度も経験があると思う。
「これなら作らなくてよかった」
だいたい続編はコケる。
このまま惜しまれながら作られない方がいい気がするけど、でも、続編が観たい!
本当に心から思える作品だった!
インフレする前のドラゴンボール
んちゃ!の頃がいちばん好き
鳥山明の名作のアニメ化とやらでやたらと評価が高いので鑑賞。バギーや戦車などまさに鳥山ワールドに忠実なアニメなのだが、SLAM DUNKやスパイダーマンを通過した今となっては、作品としては鳥山明という以上のウリがないと感じてしまった。
ただ、アレ将軍に思っていることと逆のセリフを言わせながら相手に考えを伝えたりなど、子ども向け作品ながら大人っぽい演出には好感。ゼウ大将軍が最後にキラーンになるのはDr.スランプ風味。
鳥山明はドラゴンボールで国民的漫画家になったけど元々は王道から外れた人だと思う。本作も少年漫画なのに主人公はベルゼブブというより保安官のジジイ、ラオだし。話は真っ当に展開するけど、「みんなの役に立ちたいなんて人間が信用できるか?たしかに!」とスイマーズが言うセリフが鳥山明の本音じゃないかと思った。
正直、見る前は、ここまでいい作品だと思っていなかった。
原作は読んでないけど
看板に偽り無し‼️
お子さんと是非
鳥山ワールドに触れられる幸せ
俺はアクマだぁ…
水が無くなり人間も悪魔も困った世界にて、幻の泉を探すために旅立った保安官と2人の悪魔だったが、水が無くなった真相が実は…と言った物語。
アニメ映画はあまり観ないのですが、評価が高いのと、ワタクシも世代なので気になりいざ鑑賞。やはりこの絵柄と雰囲気は、なんだか安心感がありますね♪
随所に鳥山節が炸裂しており、子どもが観ても楽しいストーリーでありながら、寧ろ大人に考えさせるような描写もあちこちに。川が枯れたのは悪魔の所為…。ある意味、内政問題から目を逸らさせる…というのは、世の常ですね。
戦車戦等々のアクションも見応えアリ、でありながら三人を悪者に仕立て上げる情報戦なんかも、アニメの世界を飛び出して現世の風刺に感じられる。うぅ~ん、深いですね。
それでいて、やはりアニメらしく笑わせてくれるのも素敵♪個人的には、歩く羽目になったシーフのメンヘラ的なボヤきが超ツボでしたw最高w
また、主人公達がちょっとキレイすぎるのも、アニメだからこそ素直に観ることができますね♪
兎に角、本当にまさに子どもも大人も楽しめる作品と言った感じで、子どもっぽさと大人っぽさの良い所取りと言える内容は、流石ですね‼全体を通し、鳥山先生が書きたかったものが満載といった感じで、楽しんで書かれたんだろうなぁ~なんて思うと、余計なお世話ながらこちらも嬉しくなりますね。
…ただ、大魔王様、あなた絶対にダーブr…いや、何でもないです。
そして、ベルブ君。「悪魔」であり「王子」であり…。この組み合わせって…w
話が逸れましたが、誰もが楽しめる作品だと思いますので、普段アニメを観ないという方にも是非鑑賞をおススメしたい作品だった。
大好物!
なんとなく観ました(笑)。というのも特別に鳥山明さんの作品を読んだり観てきたファンでもなく、「Dr.スランプ」も「ドラゴンボール」も普通に身近にあった世代なのでテレビで観ていただけですが、今作には思いっきり圧倒されました。「鳥山明ワールドの最高峰」、「伝説の名作」という謳い文句に誇張も嘘も全くないと大納得でした!これは観て体感していただくしか説明のしようがないのですが、1つ1ついちいち面白かったです。くだらなさそうな台詞にも含みがあるからクスクス笑えるし、悪魔の王子ベルゼブブが言う「悪魔よりワルだなんて許せね~」という台詞のダブルミーニングにグッときたり、どのシーンにも鳥山明ワールドが満ち満ちていました。全然知りませんでしたが、2000年に発表した作品なんですよね。でも、今だからこそ響くエッセンスがたくさんありました。ウクライナ侵攻があったり、異常気象があったり、格差社会があったり、色々な角度から様々なことが感じられる奥深さと同時に誰でも楽しめるようなわかりやすさがあって、ある意味では「君たちはどう生きるか」と対象的な印象を受けました。ラオ役の山路和弘さんのコメントがパンフにありましたが、「この作品、人間の本性に対する警鐘です。どうぞ劇場に心を洗われにいらしてください」は本当ですね。見終えたときに心がきれいになったような気がしました。横嶋監督をはじめとする制作陣の鳥山明さんへの愛の深さに感動しました。今年一番大好きな映画になりました!ありがとうございます!
完璧、満足感やばし
盛り上がりが凄い
明快!痛快!爽快!鳥山節!
鳥山明の世界を堪能できます
後一歩で名作となったであろう、ポテンシャルを秘めたとっても惜しい作品
「映画館がガラガラ」とネットニュースで観て「観てみようかな」と思いました。正直、ドラゴンボール的な勧善懲悪、パワーバランス崩壊の子供向け映画ならキツイな…と思いつつ足を運びました。
個人的感想としては「サラッと観れる映画だなぁ」と思いつつ「水が貴重な世界で水を探す」設定は面白かたのでもう少しシリアスで深堀りして大人向けにしたら名作になるんではないだろうかとポテンシャルを感じました。しかしやっぱり子供の頃から見ていた鳥山先生の絵は見飽きた感じはしてしまいました。そしてドラゴンボール的昆虫人間とのバトルはやっぱり大人には厳しかったです。しかし原作が少年ジャンプなのでやはり子供向けですよね…大人向けなのか子供向けなのかわからないところが動員数の伸び悩みなのではないだろうか。でも一緒に行った人は「とても面白かった。主人公も可愛かった」と満足してました。
もう少し何かがあれば…でもそれなりに満足したそんな作品です。
鳥山明氏の本当にやりたかったこと
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