「親子で楽しめる痛快冒険活劇 男の子むけかな?」SAND LAND しんさんさんの映画レビュー(感想・評価)
親子で楽しめる痛快冒険活劇 男の子むけかな?
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ワルだけどピュアな全身ピンクの悪魔の王子・ベルゼブブと、魔物のシーフ、人間の保安官・ラオ
の3人 (?) トリオが砂漠のどこかに存在する“幻の泉”を探す冒険ファンタジー。
悪魔設定だけど、たんにピュアでいい奴のベルゼ
ブブが魅力的。しかも本気出すと超強い。
シーフはお爺さん。よくある設定だと、ベルゼブブの監視役だったりするのに、本作では愚痴っぽくてベルゼブブよりもヘタレのキャラが面白い。
この2人の漫才みたいな掛け合いが笑える。
一転して戦闘シーンはDB(観てないけど)を彷彿とさせるスピード感とスカッとするアクション満載で、お笑いシーンとの緩急で飽きさせない。しかも死人は出ません。
本筋は、私利私欲のために水を独り占めする独裁王朝(政府)に、正義感のある悪魔と保安官が鉄植を下す勧善懲悪で、偶然にも、今だけ金だけ自分だけの自民党政権を彷彿とさせ、独裁王朝が完
膚なきまでに成敗されてスカッとしました。
DB前の鳥山明さんを思わせるソフトな絵柄と、センス抜群の戦車や車などのメカに、中年男性は萌えるし、悪をしばき倒すベルゼブブに、お子さんも(特に男子)も興奮必至。
ぜひ、親子でベルゼブブの活躍を応援してください。
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